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行政書士の通信講座おすすめランキング!料金が安い人気の10社を徹底比較

行政書士の資格を取得すると法律のプロとして独立開業も、キャリアアップも可能です。

とはいえ合格率は例年 10%台前半と難しい資格のため、独学で挫折しかけた人も少なくないはずです。

独学で試験に落ちてしまった、勉強が難しいという方におすすめなのが通信講座ですが、検索してみると 3 万円台のライトプランから 15 万円超のフルサポート型まで料金も内容もバラバラです。

公式サイトを見比べても「結局どこが自分に最適か」が分からず、申し込みボタンを押せずにいる人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、人気の行政書士通信講座を徹底比較し、教育訓練給付金や期間限定キャンペーン情報についても紹介しています。

「忙しい社会人でもスキマ時間で合格したい」

「サポート万全の講座で一発合格を狙いたい」

「とにかく費用を抑えたい」

など、行政書士の資格試験で悩んでいる方はぜひ本記事を参考にぴったりの通信講座をみつけてください。

目次

行政書士の通信講座を選ぶ際の失敗しない選び方

1. 合格実績の裏付けのある講座か

広告を鵜呑みにせず、合格率を公開しているかを最優先で確認しましょう。

アガルートは受講生全体で56.11%、フォーサイトはコース別で54.1%と全国平均の4倍前後を公表しています。

非公開の講座は比較対象に入れにくいので、体験談が豊富でも慎重に選びましょう。​

2. 教材と講義の相性を無料体験で判断する

価格が安くても、講師のテンポやテキストの見やすさが合わないと視聴が苦痛になり挫折します。

必ず無料サンプル動画を倍速で流し、板書やスライドの視認性・説明のロジックをチェックして、「これなら300時間聞き続けられるか」を自問してみてください。

3. アウトプット支援(添削と模試の量)を確認する

行政書士は記述式が60点分あります。

添削サービスがない講座は致命的です。模試2回以上+記述添削5通以上を最低ラインに。

WEBの一問一答や肢別過去問が豊富なところほど、理解と反射速度が養えます。

4. 質問サポートの速さ

「無制限質問可」「48時間以内回答」など具体的なサービス水準(SLA)が書かれているかを確認してください。

曖昧な表現だと実質的に機能していない場合があります。

LECは「質問回数無制限」を明示しており、学習が詰まりにくい環境を提供しています。​

5. 割引なども踏まえたうえで価格が安いかどうか

同じ6万円でも講義300hなら1時間200円、200hなら300円です。

さらに早割・再受講割・教育訓練給付金で実質コストを3~5割下げられる場合があります。

スタディングは最安34,980円(ペーパーレス版)と安価ですが、添削や質問チケットがオプションなので、総費用が膨らまないか要チェック。

6. 学習管理ツールが豊富かどうか

専用アプリで「今日やるべき講義・問題」が自動表示される講座は、計画づくりの手間を削減し、学習継続率が向上します。

復習時期を提示してくれる忘却曲線リマインダー機能の有無も比較ポイントです。

7. モバイル対応していてスキマ時間をフル活用できるか

通勤・家事の合間に学習時間を稼ぐには、倍速再生・オフライン視聴・スマホ専用アプリが必須です。

ダウンロード制限や視聴期限に注意し、「毎日15分の細切れ時間×4=1時間」の積み重ねを最大化しましょう。

8. 法改正アップデートなどによる改訂版テキストなどが追加料金ゼロで届くか

行政手続法やマイナンバー関連など、毎年のように細かい改正があります。

追加費用なく改訂版テキスト・講義が届くかを必ず確認してください。更新版を有料で買い直す必要がある講座は要注意です。​

9. 返金・合格祝金制度があるかどうか

モチベーション維持に有効ですが、「課題提出」や「合格体験記の提出」など条件が厳しいケースもあります。

アガルートは合格で受講料全額返金+祝金5万円ですが、再現答案提出とインタビュー出演が必須です。自分が実行できる条件か確認してから申し込みましょう。​

行政書士の通信講座おすすめランキング10選!受講費用やサポート体制、キャンペーンを比較

ここからは行政書士の通信講座の人気10社を厳選してランキング形式で紹介します。

サポート体制や合格実績も調べて記載しているので、内容を比較して最適な講座を見つけてください。

【行政書士通信講座主要10社のサービス比較表】

講座名料金(代表的コース・税込)主なサポート体制合格実績※割引・キャンペーン
ユーキャン69,000円(分割4,980円×14)①添削7回
②メール質問1日3問まで
③動画講義&スマホテスト
過去10年累計2,581名合格​Web申込5,000円OFF、教育訓練給付20%
STUDYing(スタディング)44,000円(合格コース スタンダード)​①スマホ完結eラーニング
②AI問題演習
③質問チケット30枚/年
合格体験談600件超(公式・率非公表)早割・継続割など期間限定クーポン
アガルートアカデミー118,000円(入門総合ライト/キャンペーン)①週1Zoomカウンセリング
②無制限SNS質問
③合格で全額返金+3万円祝金
令和6年度受講生合格率46.82%(全国平均の3.6倍)期間限定30%OFF・乗換割・再受講割
フォーサイト66,800円(バリューセット1)​①eラーニング「ManaBun」
②無料質問10回~
③ペースメーカー答練
2023年度受講生合格率45.45%(全国平均3.25倍)​バリューセット最大42%OFF/全額返金保証
キャリカレ29,800円(Web申込特価)①質問無制限
②不合格なら全額返金
③学習スケジュール生成
合格率・人数非公表(全額返金保証付き)59%OFFキャンペーン(~5/8)
伊藤塾168,000円(本科生標準コース/キャンペーン)​①個別カウンセリング
②オンライン質問フォーラム
③勉強会・ゼミ多数
累計5,800名超、2024年合格者359名​早期申込最大6万円OFF、再受講40%OFF
クレアール59,500円(中級コース・給付金利用後実質)​①質問無制限
②記述添削
③受験料1万円負担&祝金2万円
合格体験記462件掲載(2024年時点)​最大50%OFFセール、教育訓練給付対応
TAC187,000円(ベーシック本科生Web通信・早割後)①校舎自習室&Webフォロー
②質問メール30回
③全国模試
2011-24年講座生合格累計2,243名春の早割・U30割・再受講/他資格割
資格の大原74,800円(Web通信「パススル」)①質問フォーム
②個人カルテで学習管理
③自習室&映像通学振替
合格者多数(公式に喜びの声のみ公表)Web申込キャンペーン49,800円など
資格スクエア169,400円(テキストあり・森T1年合格講座)​①AI記述添削
②質問掲示板
③ライブ配信講義
受講生満足度98.8%(合格率非公表)​クーポン・乗換割・分割手数料0円

ユーキャン

ユーキャンの特徴
  • 初心者にもわかりやすい教材構成
  • 動画講義も利用できる
  • 料金が明確でわかりやすい
  • 添削課題による学習サポート
  • 10年以上の運営実績あり
  • 学びやすい通信スタイル

多彩な資格講座を展開するユーキャンは、手厚いサポートと使いやすい教材で、多くの学習者から支持を集めています。中でも行政書士講座は高い人気を誇り、資格取得を目指す方にとって頼れる存在となっています。

ユーキャンの行政書士講座は、初心者にも安心の内容構成が魅力。法律の学習が初めての方でも理解しやすいように、基礎から応用までを段階的に学べるように工夫されています。

教材は「入門」と「応用」の2段階に分かれています。カラフルなレイアウトや図解、漫画による事例紹介など、視覚的にもわかりやすく、法律を身近に感じられるように工夫されているのが特徴です。

さらに、テキスト学習だけでなく、近年は動画による講義も導入されており、視覚と聴覚の両面から知識を吸収することが可能。移動中や隙間時間を有効に使いたい方にもぴったりの学習スタイルと言えるでしょう。

費用面では、一括で63,000円、もしくは月々3,980円の分割払い(16回)にも対応しており、無理なく始めやすい料金設定となっています。分割時の合計金額は63,680円です。

学習の進捗に応じて提出する「添削課題」は全7回用意されており、講師からの丁寧なフィードバックを受けられます。孤独になりがちな独学とは異なり、適切なアドバイスや励ましのコメントが学習のモチベーションを高めてくれるでしょう。

ユーキャンの行政書士講座は10年以上の歴史があり、これまでに2,000名以上の合格者を生み出してきました。合格率は非公開ですが、継続して成果を上げている点から、教材やサポート体制の充実さがうかがえます。

資格取得を目指す方にとって、学びやすく続けやすい環境が整っているユーキャンの行政書士講座は、有力な選択肢の一つといえるでしょう。

通信講座ユーキャン
料金一括:63,000円  
分割:月々3,980円(16回)で合計63,680円
サポート体制・添削指導(全7回)
・質問サービス
・動画講義の提供
・スケジュールサポート
合格実績非公開
割引・キャンペーン・早得!スタート応援キャンペーン
・QUOカードプレゼントキャンペーン
・X(旧Twitter)限定、Amazonギフトカードプレゼント
・教育訓練給付制度の活用

スタディング

スタディングの特徴
  • スマホ学習特化型
  • 短時間で完結する動画講義
  • 音声ダウンロードできる
  • 低価格で受講できる
  • コンパクトな学習時間
  • 総合的な内容を網羅
  • アウトプット重視の学習設計

行政書士試験の対策として注目を集めているオンライン講座「スタディング」は、通勤時間やちょっとしたスキマ時間を最大限に活かしたい受験生に最適なサービスです。

特別な教材や重たいテキストを必要とせず、スマホひとつで学習を完結できる点が大きな魅力です。

スタンディングの行政書士講座の特徴として、学習動画が5~15分程度に細かく区切られており、集中力を維持しながら効率よく学習を進められます。

各トピックが短時間で完結するため、移動中や休憩時間など、日常のあらゆる時間を活かした勉強が可能です。さらに、音声のみをダウンロードできるため、通勤時などの移動時間を利用して効率よく学習できるでしょう。

スタディングは価格においても魅力的で、初心者向けの入門プランは5万円以下とリーズナブル。中でも人気の「コンプリートコース」は、動画講義、WEBテキスト、問題演習、記述対策、模擬試験まで網羅された総合パッケージとなっており、キャンペーン価格で48,400円という手頃な料金で受講できます。

学習時間は全体で約34時間と、他の通信講座と比べてコンパクトに設計されています。無駄を省き、合格に必要な情報だけを凝縮したカリキュラムとなっているため、短期間で効率よく実力を身につけたい方にぴったりです。

また、スタディングでは、学習仲間との交流機能が用意されており、他の受講生と意見交換や励まし合いができる環境も整っています。孤独になりがちな独学をサポートし、モチベーションも維持しやすいでしょう。

令和5年度にスタディングを利用して行政書士試験に合格した人は216名という実績も安心材料の一つです。

コストを抑えつつ、質の高い講座で行政書士の資格取得を目指したい方にとって、スタディングは心強い選択肢と言えるでしょう。

通信講座スタンディング
料金ミニマムコース:34,980円
スタンダードコース:44,000円
コンプリートコース:59,400円
サポート体制・学習サポート専用の質問機能
・学習進捗管理機能
・学習相談窓口
・勉強仲間機能
・スマホでのサポート対応
・模擬試験のフィードバック
・合格者からのアドバイス
合格実績令和5年度は216名が合格
割引・キャンペーン・合格お祝い金制度
・Wライセンス応援割
・無料体験クーポン
・学割

アガルート

アガルートの特徴
  • 合格実績が高い
  • 合理的なカリキュラム
  • 見やすく理解しやすい教材
  • 実績豊富な講師が多数在籍
  • 手厚い学習サポート
  • コースの種類が豊富

行政書士試験を目指す方の中で、実力派として注目を集めているのが「アガルートアカデミー」。オンライン専門の通信講座で、特に法律系資格に強みを持つアガルートは、短期間で合格を目指す方にとって最適なスクールです。

特に合格実績が高く、令和6年度には300名以上の合格者を生み出し、合格率は全国平均の約4倍を記録しています。さらに、受講開始から1年以内に合格する人が9割以上という点も見逃せません。

アガルートの強みは、充実したカリキュラム構成です。法律初心者でも安心して取り組めるように、教材が設計されています。使用されるテキストはフルカラーで、図解を多用することで理解しやすく、難解な法的概念もスムーズに吸収できるでしょう。

講義は、わかりやすさに定評のある人気講師が担当。現在は、豊村慶太講師と田島圭祐講師の2名から選択できます。どちらの講義も具体的な事例を交えながら進められ、法律の学習が退屈な暗記作業にならないように工夫されています。

無料体験も用意されているため、講師の雰囲気や授業スタイルを事前に確認できるのも安心できるポイントです。

また、学習中に疑問が生じた場合は、講師に直接質問することができます。しかも、質問は100回まで無料と、他の通信講座にはない手厚いサポート体制が整っています。

講座内容は、「入門総合カリキュラム」「中上級総合カリキュラム」「上級総合カリキュラム」の3種類に分かれており、自分のレベルに応じて選べる点も魅力です。ただし、料金は18万円前後と他社に比べてやや高めの設定となっています。

ただし、合格者には「5万円のお祝い金」または「全額返金」の特典が用意されており、キャンペーンを活用すれば実質的な負担額は軽減できるでしょう。

広範囲にわたる行政書士試験において、出題傾向を的確に押さえることがカギとなります。アガルートでは、出題カバー率が97.8%と非常に高く「このテキストだけで大丈夫」という安心感があり、多くの受験生から信頼を集めています。

豊富な合格実績と充実したサポートを求めるなら、アガルートは間違いなく有力な選択肢と言えるでしょう。

通信講座アガルート
料金入門総合講義:166,320円
入門総合カリキュラム ライト:205,920円
入門総合カリキュラム フル:295,020円
中上級総合講義:245,520円
中上級総合カリキュラム ライト:285,120円
中上級総合カリキュラム フル:374,220円
上級総合カリキュラム ライト:196,020円
上級総合カリキュラム フル:285,120円
行政書士キックオフ48:43,780円
実務・開業講座(10講座パック):72,600円
実務・開業講座(1講座: 9,680円
サポート体制・講師への質問サポート(最大100回まで無料)
・添削指導
・学習スケジュールガイドあり
・無料体験講義
・出題カバー率97.8%の教材
・講師を選択できる
合格実績令和6年度の合格者数は300名以上
割引・キャンペーン・期間限定10%割引
・合格特典(「5万円のお祝い金」または「全額返金」の特典あり)

フォーサイト

フォーサイトの特徴
  • 合格実績が高い
  • 累計受講者数8万人以上
  • 選べる3つの学習プラン
  • 全額返金保証制度あり
  • わかりやすいフルカラーテキスト
  • 過去問とテキストが連動
  • 短期間で合格できる人が多い
  • eラーンニング対応で場所を選ばず学習できる

通信講座で行政書士合格を目指すなら、多くの合格者を生み出している「フォーサイト」に注目。

20年以上にわたり信頼と実績を積み重ねてきたフォーサイトの行政書士講座は、毎年高い合格率を誇っています。直近のデータでは合格率が54.1%という驚異的な数字を記録しており、全国平均を大きく上回るほどです。

これまでに80,000人以上の受講者がフォーサイトを選び、多くの方が行政書士として新たな一歩を踏み出しています。中でも人気の高い「バリューセット」は、約67時間の講義に加え、視覚的にわかりやすいフルカラーテキストが付属。法律の専門用語が多くなりがちな行政書士試験の学習も、イラストや図解を交えた説明でスムーズに理解できるように工夫されています。

特に評価されているのが、教材と過去問の連動性です。過去問でつまずいた箇所をすぐにテキストで確認できる構成となっているため、効率よく知識が定着するでしょう。

また、フォーサイトでは「満点を狙うより、合格点を確実に取る」ことを重視したカリキュラムを提供。試験に必要な基礎知識を繰り返し学習することで、短期間での合格も夢ではありません。

実際に、学習開始からたった4ヶ月で合格した受験生もいるほどです。試験の性質上、全体の60%以上の正答率が求められるため、応用よりも基礎の習得がカギを握ります。フォーサイトは基礎の部分をしっかり押さえ、過剰な情報を排除することで効率よく学習を進められるでしょう。

さらに、バリューセット3受講者を対象とした「全額返金保証制度」も大きな魅力です。指定された条件を満たせば、受講料94,800円が返金されるため、費用面でも安心して取り組めます。

返金条件としては、eラーニング上の学習テストで一定の成績を収める必要がありますが、目標を明確にすることで学習意欲の向上にもつながるはずです。

フォーサイトは、時間を効率よく使い、確実に合格を狙いたい人に最適な講座と言えるでしょう。

通信講座フォーサイト
料金バリューセット1:54,800円
バリューセット2:​76,800円 ​
バリューセット3:94,800円
【単科講座】
基礎講座:​51,800円
過去問講座:​51,800円
直前対策講座:​10,800円
ペースメーカー答案講座:​21,800円
サポート体制・質問サポート制度
・eラーニング「ManaBun(マナブン)」
・学習スケジュール機能
・確認テスト機能
・成績管理機能
合格実績2023年度試験では全国平均の3.25倍!受講生合格率45.45%を達成
割引・キャンペーン・資料請求割引
・合格祝い特典
・全額返金保証制度(バリューセット3のみ)
・ダブルライセンス割引制度
・教育訓練給付制度
・ウェビナー参加特典

キャリカレ

キャリカレの特徴
  • 幅広い資格に対応
  • 受講料がリーズナブル
  • 手厚いキャリア支援
  • 独立開業をサポート
  • ダブルライセンス取得に有利

通信講座「キャリカレ」は、多種多様な資格に対応した学習プログラムを提供しており、メジャーな国家資格からあまり知られていない分野まで幅広くカバーしています。

その中でも、行政書士講座はコストパフォーマンスの高さが魅力で、受講料は49,600円(税込)とリーズナブルです。

法律系の資格に特化した専門スクールとは異なり、キャリカレは幅広い分野を扱っているため、教材や講義動画については分かりづらいという利用者の声も見受けられます。

とはいえ、サポート体制や追加サービスが充実している点は見逃せません。

注目したいのは、キャリカレ独自のキャリア支援サービスです。行政書士資格を取得後の進路として、転職を検討している人に対しては専門スタッフがアドバイスを提供し、就業支援を行っています。

また、独立開業を目指す受講生には、ホームページ制作支援サービスが用意されており、開業時のスタートダッシュを強力にサポートしてくれます。

さらに嬉しい特典として、行政書士試験に合格した受講生は、キャリカレが提供する多数の講座の中からもう一つ無料で受講できる特典が用意されています。

無料受講の特典を活かせば、例えば社会保険労務士や宅地建物取引士など、行政書士との相性が良いダブルライセンスの取得を目指すことも可能です。将来的に複数の資格を活かしてキャリアの幅を広げたい方には、大きなメリットと言えるでしょう。

低価格で手厚い支援を受けられるキャリカレでは、初学者から資格取得後のキャリア構築までを一貫してサポート。コストを抑えつつ行政書士を目指したい方にとって、有力な選択肢の一つとなるでしょう。

通信講座キャリカレ
料金・一括払いプラン:39,800円
・分割払いプラン:46,080円
・通常価格プラン:73,800円
サポート体制・全額返金保証制度
・合格者特典(合格すると、キャリカレの他の講座を1講座無料で受講できる)
・無料サポート期間
合格実績令和4年度 受講生の合格率が38.9%
割引・キャンペーン・LINE友達追加で10%OFFクーポン
・受講生割引(リピーター向け)
・不定期開催の割引キャンペーン
・紹介割引

伊藤塾

伊藤塾の特徴
  • 法律資格専門校
  • 法律系国家資格に特化した通信講座を展開
  • 質の高いオリジナル教材とカリキュラム
  • 「うかる!行政書士シリーズ」のベストセラー教材を監修
  • 月1回のZoomライブ講義を実施
  • オンライン質問会による学習フォロー
  • 合格者限定のネットワーク「秋桜会」

法律資格の専門校として知られる伊藤塾は、司法試験の対策講座を母体として誕生しました。

豊富な実績とノウハウを活かし、現在では行政書士をはじめとする法律系国家資格に特化した通信教育を展開しています。法学に関する深い知見と教育力を背景に、質の高い教材とカリキュラムが用意されているのが大きな特徴です。

行政書士講座の初学者向けプログラムは、受講料が218,000円とやや高額ですが、その分、充実した学習サポートが整備されています。

例えば、月に1度のZoomを使ったライブ講義や、リアルタイムで講師に質問できるオンライン相談会など、受講者が疑問を解消しながら着実にステップアップできる環境が整っています。

教材面では、講義と連動した専用のテキストが配布され、映像講義と併用して学習効果を高めることが可能です。また、市販でも人気の「うかる!行政書士シリーズ」は、伊藤塾が監修している試験対策本として知られており、長年にわたり多くの受験生から支持されています。

さらに、伊藤塾では資格取得後のサポートにも力を入れており、合格者が参加できる「秋桜会(こすもすかい)」というネットワークを通じて、現役の行政書士や他の合格者との情報交換やスキルアップの機会を提供しています。定期的な勉強会や研究会など、資格取得後の実務力向上に役立つコンテンツも豊富です。

これから行政書士として独立・開業を目指す方にとって、実務にも強い伊藤塾の講座は、豊富な知識と人脈づくりの両面で役立つでしょう。信頼性の高いカリキュラムと継続的な支援体制が整った伊藤塾の行政書士講座は、本気で行政書士を目指す人にとって有力な選択肢の一つと言えます。

通信講座伊藤塾
料金・スタンダードコース:​238,000円
・コンプリートコース:​268,000円
・モアライセンス:​188,000円
・スピードマスター講座:​118,000円
・フルパック 通常配信プラン:​268,000円
・フルパック ロング配信プラン:​318,000円
サポート体制・Zoomによる月1回のライブ講義
・オンライン質問会の実施
・メールやWebフォームによる質問対応
・学習ガイダンス動画の提供
・進捗管理ツール
・添削課題や模試の実施
合格実績2002年~2025年3月31日までの累計合格者数は5,841人
割引・キャンペーン・早期申込割引
・再受講割引

クレアール

クレアールの特徴
  • 短期間合格を目指す効率的なカリキュラム
  • 学習レベルに応じた2つのコースを用意
  • 質問回数が無制限のメールサポート
  • 追加費用なしで学習相談が可能
  • 「非常識合格法」に基づく実践的学習法
  • 知識の定着をサポートするCROSS STUDYを導入

行政書士を目指す方にとって、「限られた時間でどれだけ効率よく学べるか」は大きな課題です。そんなニーズに応えるのが、資格試験対策に特化したWEB通信スクール「クレアール」。

時間や労力をできる限り抑え、短期間での合格を実現することを目指した講座が特徴です。

講座の内容は、初めて学ぶ方向けの「初学者コース」と、既に学習経験がある方向けの「経験者コース」に分かれており、ご自身の習熟度に合わせて適切な学習環境を選べます。

クレアールの大きな魅力のひとつが、疑問点をメールで気軽に相談できる「無制限の質問サポート」です。

多くの通信講座では、質問に回数制限があったり、別料金が必要だったりしますが、クレアールでは追加費用なしで何度でも質問できます。

法律学習は抽象的で複雑な概念が多く、一人で理解を深めるのが難しい場合も多いですが、質問制度があることで、理解度を深めることができます。

さらに、学習の進め方そのものに悩んだ際にも、個別にアドバイスを受けられるのも安心できるポイントです。モチベーションが下がったときや、成績の伸び悩みを感じたときは、専門スタッフとのやりとりが心の支えになるでしょう。

クレアールが掲げる「非常識合格法」は、「完璧を目指すよりも、合格に必要な点数を確実に取る」という現実的かつ効率的な学習スタイルです。

この考え方を具現化したのが、最新の学習ツール「CROSS STUDY」です。認知心理学の知見を応用し、記憶が定着しやすいタイミングで復習問題を出題する仕組みとなっており、より効率的に知識を習得できるでしょう。

クレアールの学習ツールは行政書士講座にも導入されており、合格への学習戦略をサポートしてくれます。

通信講座クレアール
料金・完全合格初学者カレッジコース
一般価格:​169,000円
割引価格:​79,430円  

・カレッジスピードマスターコース
一般価格:​125,000円
割引価格:​70,980円  

・中級コース
一般価格:​159,000円
割引価格:​77,910円  

・上級コース
一般価格:​140,000円
割引価格:​68,600円  

・セーフティコース(再受講保証付き)
一般価格248,500円
割引価格126,735円
サポート体制・合格お祝い金制度
・教育訓練給付制度
・質問サポート
合格実績初心者コースで13%前後、中級コース以上で22%前後
割引・キャンペーン・在籍経験者向け特別割引
・高得点者特別割引
・他講座チャレンジ応援キャンペーン
・大学生応援キャンペーン
・学習戦略セミナー参加特典

TAC

TACの特徴
  • 難関資格に強い老舗予備校
  • 受講スタイルが豊富
  • 教材のクオリティが高い
  • 過去問解説が丁寧でわかりやすい
  • 経験豊富な講師による講義
  • キャンペーン・支援制度が充実

TACは、国家資格対策において長年の実績を持つ専門予備校で、数多くの難関資格合格者を生み出してきました。

行政書士試験に関しても、過去10年間で1,700名以上がTACの講座を通じて合格を果たしています。実力と信頼性があり、資格取得を目指す多くの受験生から支持を得ています。

もともとは教室での講義スタイルが主流でしたが、最近ではオンラインでの受講ニーズが高まったこともあり、Web配信やDVD教材を活用した通信講座も充実。

通学が難しい人でも、自宅にいながらハイレベルな学習環境で資格試験に挑むことができます。

受講料は他の通信専門スクールに比べてやや高めに設定されていますが、それに見合うだけの価値があるでしょう。

特に教材の質に関しては、業界内でも高い評価を受けており、市販教材としても人気の「みんなが欲しかったシリーズ」などを手がけている実績があります。

行政書士講座専用に設計されたTACオリジナルテキストは、初学者でも無理なく理解できるように構成されており、法律を体系的な理解しやすくなっています。

過去問の解説も丁寧で、つまずきやすいポイントもわかりやすく説明。独学でもスムーズに学習を進められるでしょう。

さらに、TACではお得な割引制度も用意されています。早期申込者向けの「早割キャンペーン」や、雇用保険加入者を対象にした「教育訓練給付制度」などを活用することで、費用の一部を補助金として受け取ることも可能です。

充実したカリキュラム、信頼の教材、経験豊富な講師が在籍しているなど、学習環境が整っています。TACの行政書士講座は、合格を目指すすべての受験生にとって、力強いパートナーとなるでしょう。

通信講座TAC
料金・プレミアム本科生(全79回)
通常受講料:​242,000円
早割キャンペーン受講料:​231,000円(2025年2月1日~3月31日申込)
受験経験者割引受講料:​170,500円
再受講割引受講料:​159,500円
他資格合格者割引受講料:​176,000円(2025年3月31日まで申込) ​  

・学習メディア:​DVD通信講座
通常受講料:​275,000円
早割キャンペーン受講料:​264,000円
受験経験者割引受講料:​203,500円
再受講割引受講料:​192,500円
他資格合格者割引受講料:​209,000円(2025年3月31日まで申込) ​  

・ベーシック本科生(全72回)
通常受講料:​198,000円
受験経験者割引受講料:​165,000円
再受講割引受講料:​154,000円
他資格合格者割引受講料:​176,000円(2025年5月31日まで申込) ​  

・学習メディア:​DVD通信講座
通常受講料:​231,000円
受験経験者割引受講料:​198,000円
再受講割引受講料:​187,000円
他資格合格者割引受講料:​209,000円(2025年5月31日まで申込) ​  

・プレミアム本科生(オンラインライブ通信講座)
通常受講料:​253,000円
受験経験者割引受講料:​181,500円
再受講割引受講料:​170,500 ​円
サポート体制・質問サポート
・学習フォロー制度
・担任制度
・定期的な模試・演習
・成績管理
・分析サービス
・教材配送と学習スケジュール
・キャリア・学習相談窓口
・教育訓練給付制度の利用サポート
合格実績2024年度 TACの合格者数は6,165人 合格者平均得点は198点
割引・キャンペーン・早割キャンペーン
・受験経験者割引
・再受講割引
・他資格合格者割引

資格の大原

資格の大原の特徴
  • 通学型の実績を活かした通信講座
  • リアルタイム講義のWebライブ配信
  • 録画講義の視聴も可能
  • 決められたカリキュラムでスケジュール管理が不要
  • アウトプット重視の学習スタイル
  • 試験直前期には演習講義が充実

行政書士試験に向けて本気で取り組みたい方に支持されているのが、「資格の大原」の通信講座です。

もともと教室通学スタイルが中心だったスクールですが、現在ではオンラインでの学習にも力を入れており、自宅でも本格的な学習が可能となっています。

Web配信型の通信講座では、あらかじめ収録された講義動画に加えて、リアルタイム配信のライブ講義も視聴できます。決まったスケジュールで授業が行われるため、自宅学習でありがちな、つい後回しにしてしまうという悩みも軽減されるでしょう。学習リズムを整えたい人にとっては大きなメリットと言えます。

他の通信講座では自分で学習計画を立てる必要がありますが、「資格の大原」ではあらかじめカリキュラムが組まれており、進捗管理もしやすくなっています。自習に不安がある方でも、学校のようなペースで無理なく続けることができるでしょう。

価格は20万円前後とやや高めですが、充実したサポート体制や学習内容を考えれば、それに見合った価値があるといえるでしょう。

注目すべきはアウトプット重視の指導法です。知識をインプットするだけでなく、問題演習を通じて実践力を高められるように工夫されています。模擬試験や演習問題が定期的に用意されており、学習内容が本試験で活かせる設計です。

試験直前の時期には演習中心の講義が増え、本番に向けての総仕上げが可能となります。「最短で合格を狙いたい」「一度で試験を突破したい」と考える受験生にとって、心強い講座と言えるでしょう。

通信講座資格の大原
料金・行政書士入門合格コース(初学者向け)
教室通学・映像通学:​208,000円
Web通信:​193,000円
DVD通信:​213,000円  

・行政書士合格コース(初学者・学習経験者向け)
教室通学・映像通学:​203,000円
Web通信(Webライブ含む):​188,000~203,000
DVD通信:​208,000円  

・行政書士経験者演習合格コース(学習経験者向け) Web通信:​160,000円  

・行政書士速修合格コース(短期集中型)
教室通学・映像通学:​183,000円  

・行政書士30(インプット重視の短期講座)
Web通信:​59,800円
サポート体制・Zoomホームルームの定期開催
・Mobile-O-haraでの質問対応
・個別スケジュールの作成と調整
・自習室の提供
・無料個別受講相談
合格実績2022年度の合格者数は334人 そのうち初学者コース生の合格者は183人
割引・キャンペーン・再受講割引
・本試験経験者割引
・宅建・社労士特別割引
・大学生協等割引
・大原受講生割引

資格スクエア

資格スクエアの特徴
  • 法律資格に特化した通信講座
  • 学習時間が約230時間と豊富
  • 丁寧な解説で理解重視の学習
  • ライブ感のある動画講義
  • 実績豊富な講師による指導
  • 初学者でも安心のサポート体制
  • 無料体験講義が可能

行政書士を目指す方のための通信講座の一つに「資格スクエア」があります。資格スクエアは、法律系の難関資格に特化しており、2013年のサービス開始以来、受講生から高い支持を得ています。

既に10年以上の実績を誇るオンライン学習サービスで、着実にノウハウを積み重ねてきた人気の講座と言えるでしょう。

資格スクエアの大きな特徴は、総学習時間が約230時間と、他の通信講座と比較してボリュームがある点です。

出題頻度の低い内容にまで手を広げているというわけではなく、各テーマを丁寧に掘り下げ、基礎からしっかりと理解を促す解説に時間をかけていることが背景にあります。

そのため、ただ丸暗記で知識を詰め込むスタイルではなく、法律の根本的な考え方や論理の流れを重視した学習が可能です。

講義は、教室で授業を受けているかのような臨場感のある映像形式で進行されます。

スライドだけでなく、実際のテキストを画面上に表示しながら講師が一つひとつ丁寧に説明してくれるため、オンラインでも集中して学習を続けられるように工夫されています。映像講義に不安を感じている方にとっても、対面に近い感覚で学べるのは魅力と言えるでしょう。

行政書士講座の講師を務めるのは、長年法律系資格予備校で教鞭をとってきた森広志氏です。専門用語が多く、難解になりがちな法律の内容も、分かりやすく噛み砕いた説明で、初学者でも理解しやすいと定評があります。

法律に初めて触れる方でも、安心してスタートできるでしょう。

また、資格スクエアでは、実際の講義を無料で体験できるプログラムも用意されています。本格的に受講する前に講座の雰囲気や進め方を確認できるのは、相性を見極めるうえで便利です。

インプットだけに偏らず、理解を重視しながら学びを進めたい方や、自宅で効率よく学習したい方には、資格スクエアの行政書士講座は十分に検討する価値があるでしょう。

通信講座資格スクエア
料金・初学者向け講座 1年合格講座
テキストあり:​169,400円
テキストなし:​159,500円  

・速習合格講座
テキストあり:​119,900円
テキストなし:​108,900円  

・短期集中合格講座
料金:​69,300円  

・中上級合格講座
テキストあり:​165,000円
テキストなし:​154,000円  

・上級合格講座
テキストあり:​132,000円
テキストなし:​123,200円  

・単科講座・パックプラン
記述式早期攻略講座:​8,800円  

・答練解きまくり講座
料金:​55,000円  

まとめて対策パック①
料金:​59,400円  

・全部まとめて対策パック
料金:​68,200円
サポート体制・オンライン質問対応
・学習スケジュール管理サポート
・講義の倍速再生・スキップ機能
・スマホ・PC・タブレット対応
・音声ダウンロード機能
・記述式添削サービス
・無料体験講座
・定期的なメール
・LINE通知によるフォロー
合格実績2023年度は全国合格率の4.01倍の56.11%と高い合格率
割引・キャンペーン・経験者割引
・他資格特典
・資格スクエア受講生割引
・森T講座受講生割引
・合格お祝い金

行政書士の資格試験は難しい?過去の合格率と合格に必要な勉強時間の目安

行政書士試験は、「法律系の国家資格としては中堅よりやや上」という位置づけです。

合格率は例年おおむね10~13%前後に収まっており、受験生10人に1人が合格するイメージです。司法書士や社会保険労務士(合格率5~7%)ほどの超難関ではないものの、油断なく学習計画を立てなければ届きません。

試験は300点満点で、択一式・多肢選択式・記述式の三つが組み合わさっています。特に行政法と民法の配点が全体の6割以上を占めるため、この2科目を得点源にできるかが合否を大きく左右します。

さらに「一般知識」14問で40%(24点)未満だと、総得点が180点を超えていても不合格になる足切り制度があるため、文章理解や時事分野の対策も欠かせません。

範囲は広いものの、頻出論点は繰り返し出題されるので、過去問演習で出題の型を身体に染み込ませることが得策です。

【過去10年の合格率(最新2024年度まで)】

年度受験者数合格者数合格率
2024(令和6)47,7856,16512.90 %
2023(令和5)46,9916,57113.98 %
2022(令和4)47,8505,80212.13 %
2021(令和3)47,8705,35311.18 %
2020(令和2)41,6814,47010.70 %
2019(令和元)39,8214,57111.50 %
2018(平成30)39,1054,96812.70 %
2017(平成29)40,4496,36015.70 %
2016(平成28)41,0534,08410.00 %
2015(平成27)44,3665,82013.10 %

出典:一般財団法人 行政書士試験研究センター

必要な勉強時間の目安は、法律学習経験ゼロの独学者なら800~1,000時間。週20~25時間確保するとして、10か月から1年程度が標準的なスケジュールです。

法学部出身者や宅建・社労士など他の法律資格を持つ人は基礎があるぶん500~700時間程度に短縮できます。

通信・通学講座を利用する場合は、講義でインプットの効率が上がるため独学より100~200時間ほど短くなる傾向があります。

【合格までに必要な勉強時間の目安】

受験者のバックグラウンド目安時間期間イメージ解説
法律学習歴なし・独学800〜1,000時間1日3h×10か月〜1年範囲把握→過去問演習→記述対策まで自力で回す必要があるため長丁場。​
法律系学部卒/他法律資格経験者500〜700時間1日3h×6〜8か月民法・行政法の基礎はあるものの、行政手続・一般知識・記述式対策に時間を割く必要あり。
通信・通学講座を活用500〜800時間講義視聴+演習を週15h程度カリキュラムでインプット効率が上がる分、独学より100〜200hほど短縮しやすい。​

学習の進め方としては、

①最初の3~4か月で行政法・民法の基本書と講義で骨格をつくる

②並行して過去問を解き始めて論点の出方を確認する

③試験3か月前からは模試と過去問の回転数を上げてアウトプット中心に切り替える

という流れが王道です。

記述式は配点が高い反面、部分点が取りやすいので「各問10点前後を確保する答案構成」の練習をしておくと総得点を安定させられます。

一般知識は文章理解3問を落とさないことが足切り回避の最短ルートです。

行政書士は通信講座と独学どちらがいい?

行政書士の資格勉強は通信講座を受講する方法と独学で勉強する方法があります。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあるので、どちらが自分に合っているかポイントを比較して検討しましょう。

通信講座のメリット・デメリット

通信講座のメリット

1.学習設計と教材選定を一括外注できる

カリキュラム、テキスト、過去問演習、記述添削までワンパッケージ。法改正に応じた教材更新も自動で行われるため、内容が古くなる心配がない。​

2.質問・添削サポートで“詰まり”を早期に解消

メールやフォーラムで無制限質問可、答案添削で弱点を指摘してもらえる講座が多く、理解が曖昧なまま先に進むリスクを減らせる。​

3.学習効率が高く、必要時間を圧縮できる

初学者でも500~800時間で合格圏に到達しやすいとのデータがあり、同じ学習時間でも得点に直結しやすい。

4.モチベーション維持の仕組み

進捗管理アプリや受講生コミュニティがあるため、独学より“孤独感”が小さく継続しやすい。

通信講座のデメリット

1.費用負担が大きい

人気校のフルコースは数十万円に達し、独学の10倍近いコストになることも。​

2.カリキュラムの自由度が低い

既習範囲を飛ばしたり、興味のあるテーマを深掘りしたりしづらく、ペースメーカーに合わせる必要がある。

3.買っただけで合格にはならない

サポートがあるとはいえ、動画視聴で満足してアウトプット演習が不足するケースも多く、結局は自習時間を確保しなければ合格は近づかない。

独学のメリット・デメリット

独学のメリット

1.コストを最小限に抑えられる

基本テキストと過去問集をそろえても1万~3万円程度。家計へのプレッシャーが小さい。​

2.学習ペースと教材を完全に自分仕様にできる

得意分野は飛ばし、弱点に時間を集中させるなど、カリキュラム裁量が100%自分にある。

3.自分で調べるスキルと法律リサーチ力が身につく

判例や改正条文を自力で追う作業は手間だが、合格後の実務でも役立つ探究力が鍛えられる。

独学のデメリット

1.時間効率が下がりやすい

教材選びや学習計画づくりに試行錯誤が必要で、結果として800~1,000時間を要するケースが多い。

2.疑問点を解消するハードルが高い

専門家に質問する機会が限られ、SNSや書籍で調べても解答が断片的なことがある。

3.継続の難易度が高い

進度管理やモチベーション維持の仕組みを自前で用意しないと、勉強が中断するリスクが大きくなる。

比較ポイント通信講座独学
典型的な費用(税込)3万〜18万円(プランにより大差)1万〜3万円(書籍代のみ)
教材・講義講義動画+専用テキスト一式が提供、法改正にも自動対応市販テキスト・過去問を自分で選ぶ。改正法対応は自己チェック
アウトプット支援模試・オンライン演習・記述添削がパッケージ過去問演習が中心。添削は基本なし
質問サポートメール・掲示板で無制限質問可など(校により差) SNS・YouTubeで情報収集するか専門家に依頼(有料)
スケジュール管理学習カレンダー・進捗管理機能付きすべて自己管理
時間効率(目安)入門者 500〜800hで合格圏に届きやすい入門者 800〜1,000hかかる傾向
モチベ維持仲間フォーラム・定期添削で外部刺激あり孤独になりやすく、自己管理能力が試される
向いている人・短期で確実に仕上げたい
・質問できる環境が欲しい
・自己投資を惜しまない
・コストを最小化したい
・学習計画を自分で組める
・既に法律基礎がある

2025(令和7)年度 行政書士試験スケジュール

フェーズ具体的な日程補足
試験の公示7月7日(月)官報と試験研究センターHPで正式発表
試験案内・受験願書の配布7月22日(火)〜8月18日(月)各都道府県の配布窓口・大学生協などで入手可
インターネット申込期間7月22日(火)9:00 〜 8月25日(月)17:00顔写真データをアップロード。決済はクレカ or コンビニ払い
郵送申込期間7月22日(火)〜8月18日(月)[消印有効]願書・簡易書留で送付。締切日直前は窓口混雑に注意
試験日11月9日(日)13:00〜16:00全国51都市の指定会場で一斉実施(試験場は受験票に記載)
合格発表2026年1月28日(水)受験番号をWeb掲載・郵送で通知。成績通知書は3月上旬発送

行政書士の通信講座を用いたおすすめの勉強プラン

フェーズ期間のめやす主要タスク週間学習量の目安達成目標
0 準備
講座設定 & 学習環境づくり
試験 –32〜–31 週▸ 講座申込・アプリ初期設定
▸ 年間カレンダーを作り“空き時間”を可視化
3 h計画が紙またはアプリで見える化されている
1 インプット集中
基礎固め
試験 –30〜–20 週(約3 か月)▸ 総合講義(約180 h)を1.5倍速で視聴=120 h
▸ 各チャプター直後に講座付属のスマート問題集
15 h /週
(講義9・演習6)
行政法・民法の講義視聴完了率80 %超
2 過去問徹底
知識を点にする
試験 –19〜–13 週▸ 過去問講座+13 年分テーマ別過去問
▸ 正解選択肢だけでなく「誤肢の理由」も確認
16 h /週択一正答率:行政法70 %・民法65 %
3 アウトプット強化
本試験フォーマット慣れ
試験 –12〜–8 週▸ 公開模試①②を会場受験
▸ 記述式講座+添削3通提出
17 h /週模試総得点180点達成
記述各問10点以上
4 弱点つぶし
点数の底上げ
試験 –7〜–4 週▸ 模試③+直前答練を週1本
▸ 一般知識(文章理解・時事)の集中演習
18 h /週一般知識28点以上(足切り回避)
5 ファイナル
総整理 & 体調調整
試験 –3〜–1 週▸ これまでの模試・答練を“解き直し”×2周
▸ 暗記カードで条文・判例を最終確認
14 h /週模試200点超・睡眠リズム安定
6 試験当日試験 0 週12:30までに会場入り・最終確認カードのみ落ち着いて300分割タイムマネジメント

行政書士の通信講座に関するよくあるQ&A

独学に比べて本当に学習時間を短縮できますか?

平均的な独学合格者が 800〜1,000 時間を要するのに対し、通信講座利用者は 500〜800 時間に収まるケースが多いとされています。

カリキュラムが体系化され、論点探しや誤った自己流解釈に迷う時間をカットできることが時短の主因です。

受講料が高い講座ほど合格率も高いのでしょうか?

価格は「講義時間の長さ」や「添削・質問サポートの密度」に比例する傾向がありますが、費用が高い=高い合格率、とは限りません。

無料体験で講師との相性を確かめ、合格率などの数字を公開している講座かどうかを必ず確認してください。

スマートフォンだけで完結できますか?

最近の講座はアプリで講義視聴・一問一答・進捗管理まで行えます。ただし記述式答案の提出は PDF や Word を推奨する講座もあり、その場合は PC が便利です。

スマホのみで提出できるか、事前に提出方法をチェックしましょう。

法改正が出たら教材はどうなりますか?

大手講座は追加料金なしで「補講動画+改訂テキスト PDF」を即日配信するのが一般的です。紙の改訂版を買い直さなければならない講座もあるため、“改正時の対応スピードと費用”を選択基準にしてください。

質問は何回でもできるのでしょうか?

「回数無制限・48 時間以内回答」を明示している講座もあれば、月5回まで・返信は目標とする程度の講座もあります。

アウトプット期に質問が増えることを考え、総質問回数より回答スピードを重視するのが得策です。

記述式添削は何通あれば十分ですか?

本試験は 60 点分が記述問題です。最低 5 通、できれば 10 通以上添削を受けると、答案構成・論点抽出・要件整理の「型」が身につきます。

添削 1 通につき復習に 1 時間かかると想定し、学習計画に組み込んでください。

合格祝金や全額返金制度は本当に受け取れますか?

返金には「課題提出 100 %」「合格体験記と再現答案の提出」など複数条件が付くのが普通です。

途中で課題提出をサボると権利を失うため、カレンダーに提出期限を入れて抜け漏れを防ぐことが重要です。

途中で挫折しないコツを教えてください。

①週単位で数値目標を設定(例:講義7チャプター・過去問100問)し、

②週末に結果を可視化して SNS や受講生コミュニティへ報告、

③1週間に1日は完全休養を入れてリセットする

これら3点を習慣化すると継続率が大幅に上がります。

パソコン操作が苦手でも問題ありませんか?

スマホ完結型の講座ならタップ操作のみで講義視聴と確認テストができます。

記述答案は「手書き→スマホ撮影→アップロード」に対応する講座を選べば PC 不要です。申し込み前に提出方法を必ず確認しましょう。

独学から通信講座へ切り替える最適なタイミングは?

インプットが終わらないまま試験まで3か月を切った時点、または過去問正答率が 60 %未満で伸び悩む時点が乗り換えポイントです。

時間が逼迫している場合は、直前対策パック(模試+記述添削)だけ受講する方法も効果的です。

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