
「働きながらでも、法律の知識ゼロからでも、本当に合格できるの?」
司法書士試験に挑戦しようと考えたとき、多くの人が最初にぶつかるのがこの不安です。そんな悩みの強力な味方となるのが通信講座です。
仕事や学校で忙しい毎日でも、効率よく学べるカリキュラムと充実したサポート体制が、合格へ導いてくれます。
とはいえ、講座によって内容も価格も大きく異なるのが現実。失敗しない選び方を知っていれば、自身にピッタリの講座が必ず見つかるでしょう。
この記事では、通信講座を選ぶときに絶対に押さえておきたいポイントと、よくある疑問への答えをわかりやすく解説します。
まずは、自分にとってベストな学習環境を見つけるところからスタートしましょう。
司法書士の通信講座を選ぶ際の失敗しない選び方
司法書士の通信講座を選ぶ際に「安いから」「有名だから」という理由だけで決めてしまうと、後から「合わなかった」「続かなかった」と後悔するケースも少なくありません。
司法書士試験は長期戦ですから、自分に合った講座を選ぶことが合格への第一歩です。ここでは、失敗しないための選び方のポイントを5つわかりやすく解説します。
通信講座ごとに想定している学習ペースが異なります。たとえば、働きながら1年半〜2年で合格を目指す講座もあれば、専業受験生向けに短期集中型で構成されている講座もあります。
平日2〜3時間、休日5〜6時間しか取れない人は、「15ヶ月モデル」「2年計画型」などのコースを選びましょう。
スマホやタブレットでの学習に対応しているか(通勤学習を取り入れられるか)も確認しておくと安心です。
講座によって「インプット重視」「アウトプット重視」「記述対策の充実度」など、強みが異なります。
・アガルート → 約600時間(フルカリキュラム)
・フォーサイト → 約250〜300時間(基礎+過去問)
・LEC・伊藤塾 → 答練・模試・記述まで含む総合型
安価な講座は学習量が少なめの傾向があり、独学による補完が必要なケースもあるため、「自分に足りない部分を補ってくれるか」で判断しましょう。
司法書士試験では、記述式の答案練習がとても重要です。添削指導の有無や回数制限は事前にしっかり確認しておきましょう。
- 質問回数に上限があるか(例:フォーサイトは20回まで)
- 記述答案の添削はあるか、何回受けられるか
- 返信は早いか、誰が対応するか(講師?スタッフ?)
独学が苦手な方や記述が不安な方は、添削つきの講座がおすすめです。
司法書士試験では法改正が頻繁にあります。講座が最新の情報にアップデートされる体制になっているかも重要です。
- 法改正対応の資料がタイムリーに提供されるか
- 教材の差し替え・追補は無料か
- 過年度のテキストを流用していないか(最新版であるか)
法改正対応が遅い講座だと、誤った知識で勉強してしまう危険もあります。
最後に費用面ですが、「安い=お得」とは限りません。サポート体制や教材の内容を踏まえて、コストパフォーマンスで比較しましょう。
- 合格したらお祝い金 or 全額返金制度があるか(アガルートなど)
- 早割、再受験割引、教育訓練給付金の対象か
- 模試や口述対策が別料金になっていないか
また、分割払いに対応している講座も増えているため、初期負担を抑えたい方にも安心です。
- 生活スタイルと学習時間を基準に選ぶ
- 講座の強み(インプット・アウトプット・記述)を見極める
- 質問・添削サポートの内容を確認する
- 最新の法改正に対応しているかを見る
- 価格だけでなく“学習支援の質”まで含めて比較する
通信講座は価格以上に、「この講座なら続けられる」「この講師なら信頼できる」という相性が大切です。
まずは無料体験講義や資料請求を通じて、自分に合う講座をじっくり見つけてください。
司法書士の通信講座おすすめランキング!費用やサポート体制を比較
【司法書士通信講座の主要10社サービス比較】
事業者 | 代表的な初学者向けパッケージ・税込価格 | サポート体制(主なもの) | 合格実績・指標 *¹ | 割引/キャンペーン |
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スタディング | 合格コース〈スタンダード〉 89,100円/添削・模試付コンプリート 99,000円 | スマホ完結・AI学習プラン/質問チケット10回/Web模試 | 公式サイト「合格コース利用者1,000名超」 ※率は非公表 | 無料体験で10%OFFクーポン・冊子テキスト付プラン割引 |
アガルート | 入門総合カリキュラム〈フル〉265,320円(10%早割後) | Facebook質問無制限+月1ホームルーム/Zoom定期カウンセリング(別売) | 受講生合格率=全国平均の4.13倍(自社集計) | 合格で全額返金+祝金3万円/受験経験者20%OFF |
クレアール | 合格ルート1年スタンダード 192,780円 | 質問メール無制限/答案添削/直前総チェック講義 | 合格率非公表・合格体験記多数掲載 | 早割・再受講割・受験料負担8,200円・合格祝金8,000円 |
フォーサイト | スピード合格講座〈バリューセット〉107,800円 | eラーニング+質問20回/ライブ講義/分割手数料0円 | 自社アンケート合格率 79.3% (宅建等で公開、司法書士は非公表) | 全額返金保証(上位セット)・早割・分割0円 |
伊藤塾 | 入門講座〈スリーステップ〉459,000円(Web) | 講義後の基礎確認テスト/科目別質問掲示板/択一・記述ドリル | 2023年度最終合格者145名(受講生アンケート)と公表 | 早割最大10%・再受講割・教育訓練給付 |
LEC | 新15ヵ月合格コース〈春生・スタンダード〉約55万7,000円→早割47万9,000円 | Web質問無制限/全国公開模試/就職支援(プロキャリア) | 2024年度最終合格者202名(自社速報) | 早割・Web奨学生試験最大30%OFF・再受講/他資格割 |
ユーキャン | 合格指導講座 164,000円 | 添削12回/質問メール無制限/デジタル学習アプリ | 直近10年間合格者累計1.3万名超 | Web申込5,000円引・教育訓練給付 |
TAC(Wセミナー) | 1年総合本科生(Web)473,000円→早割407,000円 | メール質問/AIテスト/全国公開模試・成績表分析 | 2022年度合格者約900名(TAC関連合計) | 早割66,000円OFF・再受講割・他資格割 |
東京法経学院 | 新・最短合格講座〈総合コース〉346,500円→早割173,250円 | 質問Web&電話/添削20回/模試3回 | 合格率非公表・模試参加者累計データ提示 | 最大50%早割・合格全額返金制度 |
辰巳法律研究所 | 松本基礎講座〈フルパック〉544,592円(早割有) | 質問フォーラム/答案添削/リアリスティック学習メソッド | 合格率非公表だが合格体験記・YouTube合格者多数 | 早割15%・他資格割15%・ステップアップ割 |
スタディング

- 顧客満足度・継続しやすさ・コスパ満足度がいずれも90%以上
- リーズナブルな価格設定
- スマホ対応の学習設計
- 効率を重視したカリキュラム
- AIによる学習サポート機能
- 短時間で効率よく学べる設計
スタディングは、司法書士試験に挑戦する方にとって、人気の高いオンライン学習プラットフォームの一つです。
多くの受講者から支持されており、サービスの質だけではなく、学びやすさやコスト面においても高く評価されています。
利用者の声をもとにした調査では、「学習の継続しやすさ」「費用に対する満足度」など、いずれも9割を超える満足度で、多くの受験生が学習効果と価値を実感していることが伺えます。
注目すべき点は、圧倒的な費用対効果の高さです。一般的に司法書士試験の通信講座は10万円を超えることが多い中、スタディングではエントリーレベルの講座が49,500円とリーズナブル。
さらに、講義・問題演習・AIサポートといった全機能が利用できる「コンプリートコース」でも99,000円に収まっており、他社と比較しても低価格な設定となっています。受講者は自分の学習スタイルや予算に応じて、最適なプランを選ぶことができるでしょう。
また、スタディングのカリキュラムは忙しい現代人にも配慮された構成となっており、通勤中や休憩時間などの隙間時間を活用して学習できるのが魅力です。
スマホひとつで、講義動画の視聴や確認テストの実施が可能で、日々の生活の中に自然に学習を取り入れることができます。モバイルファーストの学習設計が、継続率の高さにもつながっています。
さらに、AIを活用した個別学習サポートも特徴のひとつです。学習者の解答傾向を分析し、理解度が低い分野を自動的にピックアップしてくれる機能や、弱点に応じた復習課題の提示、その人に合った学習スケジュールの提案など、効率的に学力を高める仕組みが整っています。そのため、自分だけでは見落としがちな課題にも的確にアプローチでき、確実に実力アップが期待できます。
トータルして、スタディングはコスパに優れた質の高い司法書士試験対策講座と言えるでしょう。時間の制約がある方や、初めて試験に挑む方でも安心して始められる環境が整っており、多くの受験生から支持されているのも納得の講座内容と言えるでしょう。
通信講座 | スタディング |
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料金 | ・合格コース ミニマム 料金:49,500円 ・合格コース ベーシック 料金:69,300円 ・合格コース スタンダード 料金:89,100円 ・合格コース コンプリート 料金:99,000円 |
サポート体制 | ・AI学習プランナー ・スマート問題集 ・過去問セレクト集 ・記述式対策サポート ・進捗管理機能 ・学習Q&Aサービス ・学習スケジュール管理機能 |
合格実績 | 非公開 |
割引・キャンペーン | ・2025・2026年度合格応援キャンペーン ・スタート応援キャンペーン ・合格お祝い金制度 ・再受講割引 ・ダブルライセンス応援割 ・スキルアップ割引制度 |
アガルート

- 合格率が21.9%と高水準
- 実力派講師による指導
- オリジナル教材の使用
- 短時間でも集中できる講義動画
- 社会人でも継続しやすい学習環境
- 充実のサポート体制
- 全額返金制度あり
アガルートは、司法書士を目指す受験生に向けたオンライン特化型の通信講座で、2024年度の試験において合格率21.9%という高い成果を残しています。
アガルートの実績の背景には、司法書士試験に精通した専門講師たちの存在が大きく関わっています。受講生からは「講義の内容が明確で理解しやすい」「重要なポイントを押さえてくれる」といった声が多く寄せられており、指導力の高さに定評があります。
司法書士試験は、幅広い科目を網羅し、膨大な知識を身につける必要がある難関資格です。そのため、効率的かつ戦略的に学習を進めることが求められます。
アガルートでは、学習の流れを考慮して設計されたオリジナル教材を採用。講師が監修したテキストはフルカラーで視認性にも優れており、自然な流れで知識を積み重ねていくことが可能です。
講義動画は1本あたり約30分と短時間で構成されており、集中力が途切れにくく、スキマ時間を活用して効率よく学べる設計になっています。
また、音声データのダウンロード機能や再生速度の調整機能も備えているため、通勤中や休憩時間など、ライフスタイルに合わせて学習できます。社会人で司法書士を目指す方にとっても継続しやすい環境と言えるでしょう。
さらに、学習面のサポート体制も充実しています。質問受付サービスでは、分からない点を気軽に質問できるため、疑問をそのままにせずに進められます。また、定期的に行われるカウンセリングでは、学習の悩みや進捗に対する不安を解消できるため、モチベーションの維持にもつながるでしょう。
アガルートの資格講座で注目すべきは「合格すれば全額返金」という制度です。全額返金制度は受講生にとって大きな励みとなるでしょう。
安心感のあるバックアップ体制と実力派講師陣による講義内容を兼ね備えたアガルートの司法書士講座は、初学者から再チャレンジする方まで、幅広い層におすすめできる内容となっています。
通信講座 | アガルート |
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料金 | ・入門総合講義 料金:126,720円(期間限定10%OFF) ・入門総合カリキュラム ライト:215,820円(期間限定10%OFF) フル:265,320円(期間限定10%OFF) ・演習総合講義 料金:116,820円(期間限定10%OFF) ・演習総合カリキュラム ライト:166,320円(期間限定10%OFF) フル:196,020円(期間限定10%OFF) ・記述・答練パック 料金:146,520円(期間限定10%OFF) ・速習カリキュラム 料金:217,800円 単科講座・オプション ・記述問題はじめの一歩:32,780円 ・記述解法マスター講座:43,780円 ・記述過去問解説講座(不動産登記法・商業登記法):54,780円 ・記述・択一パーフェクト12:54,780円 ・実力確認答練:21,780円 ・模擬試験:4,400円 ・ヤマ当て択一出題分析講座:16,280円 ・重要法改正総ざらい講座:16,280円 |
サポート体制 | ・質問サポート体制 ・定期カウンセリング制度 ・Facebookグループでの学習相談 ・音声ダウンロード・倍速再生機能 ・フルカラーオリジナル教材による視覚的サポート ・全額返金制度+祝い金 |
合格実績 | 2024年度の合格率21.9% |
割引・キャンペーン | ・他校乗換割引 ・再受講割引 ・他資格試験合格者割引 ・ステップアップ割引 ・グループ割引 ・アウトレットセール ・早期キャンペーン ・リニューアルセール |
クレアール

- 50年以上の指導実績
- 独自メソッド「非常識合格法」
- 三段階の学習構成
- Vラーニングシステムで個々に合わせた学習プランを提案
- 演習ツール「CROSS STUDY」を完備
- 充実の学習サポート
- 安心保証プランあり
司法書士を目指す方にとって、効率的かつ確実に合格へ近づける通信講座を選ぶことは重要です。数ある資格講座の中でも「クレアール」は、長年の実績と独自の教育手法で注目を集めている講座の一つです。
クレアールは、50年以上にわたり資格取得支援を行ってきた老舗の通信教育機関です。最大の特徴は、合格に必要な情報だけを厳選して学ぶ「非常識合格法」と呼ばれる独自の学習メソッドです。
非常識合格法とは、膨大な知識を無作為に詰め込むのではなく、合格に直結するポイントだけを効率的に習得していくスタイルで、忙しい社会人や学習時間に限りのある方に好評です。
学習の進め方として、「単元ごとの講義」→「理解を深める復習」→「知識の定着を図る演習」といった三段階構成が基本となっています。
さらに、受講者一人ひとりの習熟度をシステムが自動的に分析・把握し、それに応じた最適な学習を提示してくれる「Vラーニングシステム」が導入されているのも特徴のひとつ。Vラーニングシステムにより、自分では気づきにくい弱点も効率よく克服できます。
また、問題演習を重ねて理解を深める「CROSS STUDY」という学習支援ツールも搭載されており、インプットとアウトプットのバランスを保ちながら学べるのも魅力です。
受講中のサポートも充実しており、質問対応や添削指導といった基本サービスのほか、「安心保証プラン」も用意されています。
安心保証プランはオプションになりますが、万が一不合格となった場合でも、翌年度の講座を無料で再受講できます。しかも、初回で合格できた場合はオプション料金の5万円が全額返金されるという仕組みになっています。
受講料は選ぶコースによって変動しますが、20万円前後が目安です。短期集中で結果を出したい方には1年コース、じっくり取り組みたい方には2年コースがおすすめ。ご自身の学習スタイルや生活環境に合わせて柔軟に選択できるでしょう。
効率よく確実に合格を狙いたい方にとって、クレアールは頼りになる資格講座と言えるでしょう。
通信講座 | クレアール |
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料金 | ・合格ルート1年スタンダードコース(2026年合格目標) 一般価格:380,000円 割引価格:193,800円 安心保証オプション:50,000円(合格時に全額返金) ・合格ルート2年セーフティコース(2027年合格目標) 一般価格:520,000円 割引価格:265,200円 安心保証オプション:50,000円(合格時に全額返金) ・合格ルート超短期全力投球コース(2025年合格目標) 一般価格:320,000円 割引価格:166,400円(12月2日までの期間限定) ・合格ルート1.5年スタンダード秋コース(2026年合格目標) 一般価格:475,000円 割引価格:247,000円 ・中級ハイスピードコース 一般価格:315,000円 割引価格:154,350円 ・中上級ハイスピードコース 一般価格:215,000円 割引価格:105,350円 ・上級ハイスピードコース 一般価格:178,000円 割引価格:87,220円 |
サポート体制 | ・質問サポート制度 ・添削指導サービス ・個別学習サポート(Vラーニングシステム) ・安心保証プラン ・学習スケジュール管理 |
合格実績 | 非公開 |
割引・キャンペーン | ・ヤル気コメント割引 ・有資格者 ・受験経験者割引 ・期間限定割引キャンペーン ・合格お祝い金制度 ・受講料返金制度 ・受講料負担制度 |
フォーサイト

- 累計受講者数40万人以上
- 合格率は全国平均を上回る約33%
- 受講料がリーズナブル
- 最短6ヶ月で試験にチャレンジできる
- 過去問分析に基づいたオリジナル教材
- 視覚的にわかりやすいテキスト
- eラーニングシステム「ManaBun」の導入
- 柔軟な学習スケジュール管理
- 安心のサポート体制
フォーサイトは、司法書士の資格取得において高い実績を誇る通信講座です。これまでに40万人以上が受講しており、その中から数多くの合格者を生み出しています。
合格率は約33%と全国平均を大きく上回っており、実力が数字にもはっきりと表れています。
フォーサイトの司法書士講座の受講料は76,800円からと、通信講座の中でも手頃な価格設定となっています。
さらに、割引クーポンや合格時の特典を活用すれば、コスパはさらに高まるでしょう。また、無駄のない効率的なカリキュラム構成により、最短6ヶ月という短期間で試験に挑戦することも可能です。
教材にはフォーサイト独自のテキストが使用されており、過去の出題傾向をもとに必要な知識だけを厳選して掲載しています。無駄を省いた実践的な学習が受講生から好評です。
教材の内容はフルカラーで視覚的にもわかりやすく、イラストや図表が多く使われているため、法律に初めて触れる方でも理解しやすい構成となっています。
学習をサポートするシステム「ManaBun」も大きな特徴です。「ManaBun」によるオンライン学習環境では、スマホやタブレットでいつでもどこでも講義動画の視聴やテキストの閲覧ができ、スキマ時間を有効活用した学習が可能です。
また、自分に合ったスケジュールを作成できる機能や、理解度をチェックできるテスト機能も充実しています。
さらに、受講生の不安や疑問を解消するためのサポート体制も万全です。質問専用のスタッフによる対応や、個別に学習相談ができるカウンセリング制度など、学習面だけでなく精神面でも手厚いフォロー体制が整っています。
定期的に配信されるメールでは、学習に役立つ情報やモチベーション維持につながるアドバイスが届けられます。
フォーサイトの司法書士講座は、効率性とサポート体制を両立させた質の高い学習環境の提供により、限られた時間の中で合格を目指す方にとって有力な選択肢となるでしょう。
通信講座 | フォーサイト |
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料金 | ・バリューセット(基礎講座 + 過去問講座) 料金:107,800円 ・基礎講座(単科) 料金:76,800円 ・過去問講座(単科) 料金:76,800円 |
サポート体制 | ・質問対応サービス ・個別カウンセリング制度 ・フォローメールの定期配信 ・学習管理システム「ManaBun」 ・動画講義の視聴サポート ・合格手帳 ・オリジナルグッズの提供 ・模擬試験や演習問題を実施 |
合格実績 | 合格率は全国平均を上回る約33%。 |
割引・キャンペーン | ・資料請求割引 ・合格祝い特典 ・ダブルライセンス割引制度 ・期間限定クーポン ・合格グッズの提供 |
伊藤塾

- 1995年開講、28年以上の指導歴あり
- 2023年度の司法書士試験合格者の約56%が受講生
- 講座ラインナップが豊富
- 経験豊富な講師による高品質な講義
- 「伊藤メソッド」に基づいた学習体系
- 手厚いサポート体制
- 選べる講義形式
- デジタル対応の教材
司法書士を目指す方にとって、効率的かつ信頼性の高い学習環境を提供する通信講座の一つが「伊藤塾」です。
伊藤塾の通信講座は1995年にスタートし、長年にわたる教育実績を持っています。2023年度の司法書士試験では、合格者のうち実に約56%が伊藤塾の講座を受講していたという実績があり、信頼性と指導力の高さがわかります。
伊藤塾の特徴として、学習者のレベルやライフスタイルに合わせて幅広い講座が用意されています。
基礎からしっかり学びたい初学者向けのコースから、さらに実力を磨きたい中・上級者向けの講座、直前期の総仕上げを目的とした特訓講座まで、多彩なプログラムが揃っています。
料金はやや高めに設定されていますが、受講料に見合うだけの充実した内容とサポート体制だと言えるでしょう。
また、学習支援体制も整っており、疑問点を解消できる質問対応サービスや個別の学習相談、学習計画のサポートまで受けられます。自宅にいながら、まるで対面の講義を受けているかのような臨場感ある講座に定評があります。
カリキュラムの軸となるのは、「伊藤メソッド」と呼ばれる独自の教育アプローチです。単なる暗記に留まらず、法的知識の体系的な理解を重視。情報を頭に入れる「インプット」と、実践的な問題演習を通じた「アウトプット」をバランス良く繰り返すことで、実戦に強い思考力を養えるでしょう。
さらに、講義スタイルはオンラインライブとオンデマンド配信の2パターンを用意。時間に余裕のある方はリアルタイムでの受講が可能で、忙しい社会人には自分の都合に合わせて学べるオンデマンド型が好評です。
使用する教材はすべてデジタル対応で、スマホやタブレットでも閲覧が可能。ふせん機能やメモ機能も活用でき、効率的に復習ができる点も高く評価されています。
伊藤塾は、司法書士試験合格を目指すうえで、知識の習得だけでなく、合格に必要な思考力や実践力をバランス良く身につけられます。質の高い指導を求める方にとっては、有力な選択肢となるでしょう。
通信講座 | 伊藤塾 |
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料金 | ・本科生プラス一括配信コース 一般:518,000円 学割適用後398,000円 ・本科生 一括配信コース 一般:488,000円 学割適用後:368,000円 ・本科生 スリーステップコース 一般:529,000円 学割適用後:409,000円 ・本科生 スタンダードコース 一般:499,000円 学割適用後:379,000円 ・本科生 ステディコース 一般:499,000円 学割適用後:379,000円 ・本科生 Exceedコース 一般:458,000円 学割適用後:338,000円 |
サポート体制 | ・質問対応制度 ・個別カウセリング制度 ・スケジューリングサポート ・講義振り返り機能(オンデマンド視聴) ・ふせん・メモ機能(デジタル教材) ・進捗管理ツールの提供 ・合格者・在学生との交流制度( メール・マイページ通知によるリマインド |
合格実績 | 2023年度の司法書士試験合格者の約56%が受講生 |
割引・キャンペーン | ・学割 ・早期申込割引キャンペーン ・行政書士試験受験生限定特別割引 ・宅建試験受験生限定割引 ・受講料サポート制度 |
LEC

- 15ヶ月の長期学習期間
- 12年間で200名以上の一発合格者を輩出
- 合格までの道のりを着実にサポート
- コース展開が豊富
- 柔軟な学習スタイル
- 学習支援システム「Online Study SP」の導入
司法書士試験の合格を目指すうえで、多くの受験生から支持を集めているのが「LEC東京リーガルマインド」の通信講座です。
LECの人気の理由の一つに、過去の圧倒的な合格実績が挙げられます。例えば、わずか1回の試験で合格した「一発合格者」だけでも200名を超えており、全体の合格者のうち約6割がLECの受講生だったというデータもあります。
このような数字は、講座の質の高さと学習サポートの手厚さを証明しているといっても良いでしょう。
LECの魅力は、受講期間の長さにもあります。標準で15ヶ月間という学習スパンが設けられており、じっくりと知識を定着させる時間が確保されています。短期集中ではなく、着実に力をつけたい人にとっては理想的な環境と言えるでしょう。
用意されているコースのバリエーションも豊富で、初めて司法書士試験に挑戦する初学者向けの講座から、ある程度の学習経験がある中級者、既に合格を果たした人を対象にした講座まで用意されています。
中でも、経験者向けには、総合的に基礎から学べるコース、択一問題に特化した講座、実戦形式の模試のみを扱う講座など、目的別に細かく選べるのも特徴の一つです。
ご自身のレベルや必要性に合わせて柔軟に選択できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
また、学習スタイルも選べるようになっており、インターネットを活用したWeb講座と、従来型のDVD講座の2種類が用意されています。
忙しい社会人や育児・家事の合間に学習したい方には、スマホやパソコンを使ってどこでも学べるWeb講座がおすすめです。受講料もDVD講座よりも抑えめで、経済的な負担も軽減されます。
もちろん、WebとDVDを併用することもでき、自分に合った学習スタイルを構築できます。
さらに、LECの通信講座では「Online Study SP」という専用学習システムが提供されており、学習効率を高める機能が搭載されています。
「教えてチューター」では講師への質問が可能で、疑問点をそのままにせず即解決できます。また、他の受講生の進捗状況が分かる「教えてメイト」機能によって、自分のペースを客観的に見直すきっかけにもなります。
充実したサポート体制により、学習のモチベーションを保ちやすい環境が整えられているのもLECの魅力です。
LECは、合格に必要な知識と実力をバランス良く身につけることができる、信頼性の高い司法書士講座と言えるでしょう。
通信講座 | LEC |
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料金 | ・新15ヵ月合格コース(春生・秋生) 通信Web講座:479,700円 通信DVD講座:573,750円 通学講座(Webフォロー付き):488,900円 通学講座(DVDフォロー付き):598,900円 ・スマホで司法書士 S式合格講座 スタンダードプラン:79,800円 記述式強化セット:99,800円 記述式+過去問演習強化セット:119,800円 学習経験者向けコース ・ターゲット攻略合格パック(2025年合格目標) 通信Web講座:503,000円 → 483,000円(早期申込で20,000円割引) 通信DVD講座:595,000円 → 575,000円(早期申込で20,000円割引) 通学講座(Webフォロー付き):514,000円 → 494,000円(早期申込で20,000円割引) 通学講座(DVDフォロー付き):607,000円 → 587,000円(早期申込で20,000円割引) ・パーフェクトローラー合格パック(2025年合格目標) 通信Web講座:430,000円 → 420,000円(早期申込で10,000円割引) 通信DVD講座:513,000円 → 503,000円(早期申込で10,000円割引) ・記述総合トレーニングパック(2025年合格目標) 解説講義あり(Web):390,000円 → 380,000円(早期申込で10,000円割引) 解説講義あり(DVD):437,800円 → 427,800円(早期申込で10,000円割引) 解説講義なし:357,000円 → 347,000円(早期申込で10,000円割引) |
サポート体制 | ・質問対応サービス「教えてチューター」 ・受講生間の学習共有機能「教えてメイト」 ・学習管理システム「Online Study SP」 ・無料体験講義の提供 ・個別相談・ガイダンスの実施 |
合格実績 | 12年間で200名以上の一発合格者を輩出 |
割引・キャンペーン | ・早期申込割引 ・再受講割引(受講経験者割引) ・学割制度(学生・大学院生対象) ・退職者・離職者割引 ・他校乗換割引 ・Web申込限定割引やクーポン ・無料体験講義 ・おためし制度 ・LECポイント制度 |
ユーキャン

- 実績豊富で知名度や信頼性が高い
- 初心者にやさしい設計内容
- 合格に直結する効率的な学習カリキュラム
- わかりやすいテキスト構成
- 充実の添削サポート
- フィードバックをもとに学習プランを調整できる
- 進捗管理や質問対応など手厚いサポート体制
司法書士を目指す方にとって、信頼できる通信講座選びは重要なポイントです。数多くある講座の中でも、長年にわたり多くの受講生に選ばれてきたのが「ユーキャン」の司法書士講座です。
知名度が高いだけでなく、豊富な合格実績からも高い評価を受けており、受講者の約9割以上が法律を初めて学ぶ初心者という点も大きな特徴です。ユーキャンなら法律の知識に不安を感じる方にとっても、安心してスタートできる講座と言えるでしょう。
ユーキャンの司法書士講座の最大の特徴は、「合格するための効率的な学習」を重視していることです。
すべての分野を網羅するのではなく、出題範囲の中でも特に配点比重が高い4つの主要科目に集中して取り組むスタイルを採用。そのため、合格に直結する知識や重要ポイントを無駄なく身につけることが可能です。
テキストは難解な法律用語を極力わかりやすく解説しており、初学者でも無理なく読み進められるように工夫されています。
さらに、ユーキャンは学習サポート体制も充実しています。講座内では計11回の添削課題が用意されており、添削を通じて客観的に理解度を確認できるのが大きな魅力です。
講師からは丁寧なフィードバックが届くため、自分の苦手な分野を的確に把握でき、学習プランの調整にも役立ちます。単なる丸暗記ではなく、自分に合った学び方を見つけられる点が、多くの受講生から高く評価されています。
通信講座でありながら、学習の進捗確認や質問対応など、まるで個別指導のような手厚いサポートを受けられるのもユーキャンの強み。司法書士という難関資格に向けて、一歩一歩確実に前進していける設計が施されているため、独学に不安を感じている方にもおすすめです。
通信講座 | ユーキャン |
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料金 | ・一括払い:169,000円 ・分割払い:月々9,500円 × 18回(総額171,000円) |
サポート体制 | ・質問対応サービス(メール・郵送) ・添削指導(全11回) ・学習サポート期間の延長 ・デジタル学習サイト「学びオンラインプラス」 ・法改正情報や試験関連情報の提供 ・デジタルテキストの提供 |
合格実績 | 2013年~2022年の10年間で24名の合格者を輩出 |
割引・キャンペーン | ・合格お祝い制度(eギフト3,000円分進呈) ・QUOカードキャンペーン ・法人向け特典・割引制度 |
TAC

- 受講者のレベル別に複数のコースを用意
- 高品質なオリジナル教材
- 実践的なカリキュラム設計
- 充実の学習サポート体制
- 通学圏内なら校舎の利用が可能
- 独学に不安がある人でも安心して取り組める
司法書士試験の合格を目指す方にとって、信頼性と実績を兼ね備えた通信講座を選ぶことが大切です。数ある講座の中でも「TAC」は、多様なニーズに対応したコース設計と、合格に直結する学習サポート体制で高く評価されています。
TACでは、受講者のレベルや目的に応じて複数の講座が用意されています。これから学習を始める初心者には、基礎から順を追って学べる「入門総合本科生」が適しており、法律の初歩から試験対策まで無理なく進められます。
一方、すでに一定の知識を持つ経験者には、より応用力を養える「上級本科生」や、実戦形式の演習を徹底的に行う「答練本科生」など、実力強化に特化したコースも用意されています。
TACの強みのひとつは、試験対策に最適化されたオリジナル教材の質の高さです。司法書士試験では、単にテキストを覚えるだけでは太刀打ちできないほど、応用力が問われます。
その点、TACの教材は過去の出題傾向を細かくに分析し、実際の試験範囲の95%以上をカバーする構成となっています。また、これまで出題されていないけれど、将来的に出る可能性のある問題にも対応しており、学習者の理解をより深める工夫がなされています。
学習の継続を支えるフォロー体制も万全です。講座によっては質問対応回数に制限がありますが、講師に直接質問できる制度や、学習上の悩みを気軽に相談できるオンラインのサポート機能が整っています。
また、通学可能なエリアにTACの校舎がある場合は、スクーリングで直接講義を受けたり、自習室を活用して集中して勉強することも可能です。他の受講者との交流を通じて、モチベーションを高めることができるのも、TACならではの魅力です。
TACの司法書士講座は、充実した教材や講義、サポートにより、受講者の学習を総合的にバックアップします。効率的かつ確実に合格を目指すなら、TACは有力な選択肢と言えるでしょう。
通信講座 | TAC |
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料金 | 【初心者向けコース】 ・入門総合本科生(1年コース) Web通信講座:561,000円 DVD通信講座:605,000円 教室講座/ビデオブース講座:561,000円 ・山本オートマチック 1年総合本科生(2026年合格目標) Web通信講座:396,000円 DVD通信講座:429,000円 【経験者向けコース】 ・上級総合本科生 Web通信講座:429,000円 ・上級本科生 Web通信講座:253,000円 ・実践力養成パック Web通信講座:165,000円 |
サポート体制 | ・質問対応制度 ・オンライン学習フォロー ・スクーリング制度 ・自習室の利用 ・模試・答錬の実施 ・スケジュール管理のサポート |
合格実績 | 2024年度の合格率31.8%(本試験合格率5.3%の6倍) |
割引・キャンペーン | ・早割キャンペーン ・他資格合格者割引キャンペーン ・再受講割引 ・特別再受講割引キャンペーン ・U30割引キャンペーン ・セミナー参加特典 ・ウェビナー参加特典 |
東京法経学院

- 講座ラインナップと柔軟性
- 初心者に強いカリキュラム
- 学習スタイルに合わせた受講形式
- わかりやすい教材設計
- 手厚い学習サポート
- 合格者には「全額返金お祝い制度」あり
東京法経学院の通信講座は司法書士試験に合格するための学習手段として、さまざまな選択肢を提供しています。受講者のレベルや目的に応じてコースを自由に選べる点が魅力です。
特に、すでに一定の知識を持っている方に向けた上級者向けのカリキュラムが充実しており、「択一式対策講義」や「総合演習問題」、「本試験の出題傾向を反映した模擬試験」など、実践力を磨ける講座が充実しています。
費用はコースによって異なりますが、ご自身の学習状況や予算に合わせて最適な講座を選ぶことができるでしょう。
中でも注目したいのが、司法書士試験の学習が初めての方に向けた「簗瀬徳宏の司法書士 新・最短合格講座」。過去14年のデータにおいて、合格率が平均で約25%を維持しており、初心者にとっても十分に合格を狙える力が身につく講座となっています。
この講座では、映像教材のストリーミング配信、音声のダウンロード、DVD教材といった複数のメディア形式を選ぶことができるため、ライフスタイルに合わせて学習できるのが魅力です。
教材のテキストは紙媒体で提供されており、書き込みがしやすい仕様になっているため、効率に復習できるのもポイントのひとつ。
解説も丁寧で、法律の知識がまったくない人でも無理なく理解できるよう配慮されています。さらに、分からない箇所は講師に直接質問できる環境が整っているため、独学での不安も軽減できるでしょう。
また、学習のモチベーションを維持する制度として、「合格者全額返金お祝い制度」が用意されています。一定の条件を満たした合格者に対して、支払った受講料を全額返金する制度で、目標達成への意欲をさらに高めてくれるでしょう。その他に、質問受付フォームなど、受講者をサポートする体制も万全です。
東京法経学院の通信講座は、初心者から経験者まで、あらゆるレベルの受験生が合格を目指せるように工夫されています。本気で司法書士を目指す方にとって、頼れるパートナーとなるでしょう。
通信講座 | 東京法経学院 |
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料金 | 【初心者向け講座】 ・通信講座の受講形式と料金 映像ダウンロードタイプ:346,500円 音声ダウンロードタイプ:302,500円 DVDタイプ:268,400円 教材学習タイプ(音声のみ):227,700円 【経験者向け講座】 ・2025年度 司法書士合格講座パックプラン 通信・通学共通価格:221,100円~264,200円 ・単科講座:本試験予想答練(全8回) 通学講座:81,800円 通信・DVDタイプ:89,800円 通信・映像ダウンロードタイプ:80,100円 通信・音声ダウンロードタイプ:79,200円 通信・教材学習タイプ:76,600円 |
サポート体制 | ・講師への直接質問制度 ・質問フォームの利用 ・合格者全額返金お祝い制度 ・マルチメディアに対応した教材 ・定期的な答練・模試の提供 ・キャンペーンによる費用負担の軽減 |
合格実績 | 直近14年間の合格率25.49% |
割引・キャンペーン | ・新・最短合格講座 割引キャンペーン ・早期入学特別割引キャンペーン ・メディア教材 大放出祭り ・週末窓口教材割引セール ・歳末新春キャンペーン ・みらなび“気持ち一新”祭り |
辰巳法律研究所

- 最短8ヶ月~じっくり20ヶ月まで選べる学習プランを用意
- 経験豊富な講師によるわかりやすい講義
- 実践的なオリジナル教材を提供
- 効率的なアウトプット学習
- 学習サポートが手厚い
- 受講生限定ブログで情報交換
- 目的に応じた複数のコース
司法書士を目指す方にとって、限られた時間の中でどれだけ効率よく学習できるかは重要なポイントです。辰巳法律研究所の通信講座は、忙しい社会人や主婦など、時間に制限のある方でも無理なく学習を継続できる柔軟なカリキュラムを提供しています。
受講プランは学習スタイルに応じて選ぶことができ、短期間集中型からじっくり学びたい方まで臨機応変に対応。最短8ヶ月で合格を目指すことも可能で、長期間じっくり取り組みたい方には20ヶ月に及ぶプログラムも用意されています。
どのコースでも、初心者が安心して学べるように設計されており、経験豊富な講師による丁寧で実践的な講義が高く評価されています。
使用される教材は、実績ある講師が自ら作成しており、合格に必要な情報を厳選。司法書士試験の出題傾向を細かく分析した上で構成されているため、インプット・アウトプットを効率よく進められるでしょう。
特に中級者以上にとっては、無駄を削ぎ落としたテキストによって、より実践的な学習が可能となっています。
学習サポート体制も充実しており、受講生専用のクラスマネージャー制度や、会員限定のブログが用意されています。
クラスマネージャーには学習に関する疑問だけでなく、勉強に対する不安や悩みも相談でき、精神的にもサポートしてもらえます。また、ブログでは他の受講生と情報交換ができ、孤独になりがちな通信学習の中で励まし合いながらモチベを維持できるでしょう。
講座は複数のラインナップがあり、1年で合格を目指すスピード重視のコースから、2年間かけて確実な合格を狙うコースまで幅広く展開。
特に中上級者向けコースはコスパが高いと評判です。一方で、初心者向けなど一部コースでは50万円を超えるものもあります。各種割引制度も用意されているため、申込前にはキャンペーン情報なども確認しておくと良いでしょう。
ライフスタイルや経験に応じて司法書士合格を目指したい方にとって、辰巳法律研究所の通信講座は頼れる選択肢の一つです。
通信講座 | 辰巳法律研究所 |
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料金 | 【初心者向けコース】 ・リアリスティック一発合格松本基礎講座(2026年向け) 料金:544,592円 ・パーフェクトユニット 1年合格スタンダードパック(2026年向け) 料金:535,400~601,700円 ・パーフェクトユニット 2年合格安心フォローパック(2027年向け) 料金:775,000~870,000円 【注上級者向けコース】 ・上級インプット講座 料金:122,100~139,500円 ・パーフェクトユニット 完全攻略・択一過去問 料金:223,600~257,200円 |
サポート体制 | ・講座専用クラスマネージャーの配置 ・受講生専用ブログの提供 ・定期的な学習アドバイスの発信 ・質問対応サポート ・模試や答練による自己チェック機会の充実 ・マルチデバイス対応で学習しやすい |
合格実績 | 2020~2024年度の累積合格者数は100名以上 |
割引・キャンペーン | ・フリーパック割引 ・リピーター割引 ・デュアル資格割引 ・アガルートアカデミー経由の申込特典 ・早割+リピーター割引 |
司法書士の資格試験は難しい?過去の合格率と合格に必要な勉強時間の目安
司法書士試験が「難しい」と評される最大の理由は、まず合格率の低さにあります。
直近の令和6年度(2024年度)の最終合格率は約5.3%で、受験者13,960人のうち合格者はわずか737人しかいませんでした。
過去10年を振り返っても4〜5%台に張り付いたままで推移しており、受験者の二十人に一人ほどしか最終合格にたどり着けないという厳しさが数字にはっきり表れています。
合格が難しいもう一つの理由は、試験範囲と評価方法にあります。
筆記試験だけで十一科目が課され、民法・不動産登記法・会社法・商業登記法といった主要科目に加え、民事訴訟法や供託法など細部にわたる法律科目まで満遍なく問われます。
しかも択一式七十問に加えて、実務さながらに登記申請書を起案させる記述式問題が二問出題されるため、単なる知識の暗記ではなく実務的な運用能力まで測られる構造です。
さらに司法書士試験は基準点を超えた受験者の中から上位者だけを合格させる相対評価で運営されるため、「点数を取ればよい」では済まされず、他の受験者より一歩抜きん出る必要があることが難易度を押し上げています。
こうした試験を突破するには膨大な学習時間が必要で、受験指導校や合格者の多くが「最低三千時間」という目安を挙げています。
これは専業受験であっても一年間、毎日8時間以上を学習に充てる計算になり、働きながら合格をめざす場合は二〜三年の継続学習を覚悟しなければなりません。
範囲の広さに加え、頻繁に行われる法改正へ対応するためのアップデートや記述式答案を大量に書くアウトプット練習が不可欠なことも、学習時間を押し上げる大きな要因です。
もっとも、難しいからといって「合格が不可能」という意味ではありません。
学習時間の質と量の両方を担保した人は、社会人でも一年半から二年で最終合格を果たしています。
ですから司法書士試験の難易度を一言で表せば「確かに難しい。しかし、必要な投資と方法を誤らなければ現実的に合格できる試験」といえます。
挑戦する際は、自分が確保できる可処分時間を可視化したうえで、長期計画を立てて着実に積み上げていくことが合否を分ける鍵になるでしょう。
【過去10年(2015〜2024年)最終合格率の推移】
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024(令和6) | 13,960 | 737 | 5.3% |
2023(令和5) | 13,372 | 695 | 5.2% |
2022(令和4) | 12,727 | 660 | 5.2% |
2021(令和3) | 11,925 | 613 | 5.1% |
2020(令和2) | 11,494 | 593 | 5.2% |
2019(令和元) | 13,683 | 601 | 4.4% |
2018(平成30) | 14,387 | 621 | 4.3% |
2017(平成29) | 15,440 | 629 | 4.1% |
2016(平成28) | 16,725 | 660 | 3.9% |
2015(平成27) | 17,920 | 707 | 3.9% |
【合格までに必要と言われる勉強時間の目安】
到達目標 | 必要時間の目安 | 1日あたりの勉強量(例) |
---|---|---|
最短1年合格(専業) | 約3,000時間 | 8〜9時間 × 365日 |
2年計画(仕事・学業と両立) | 約3,000〜3,300時間 | 平日4h+休日8h |
3年計画(ゆとり型) | 約3,000〜3,500時間 | 平日2.5h+休日5h |
司法書士試験の内容と2025年度のスケジュール
【司法書士筆記試験 11科目一覧】
・ 午前の部(9:30-11:30)
1.憲法
2.民法
3.刑法
4,商法(会社法を含む)
・ 午後の部(13:00-16:00)
5. 民事訴訟法
6. 民事執行法
7. 民事保全法
8. 司法書士法
9. 供託法
10. 不動産登記法
11. 商業登記法
司法書士試験は、筆記試験と口述試験という二段構えで実施されます。
最大の山場は7月上旬の日曜日に行われる筆記試験で、ここを突破できれば10月中旬の口述試験は形式的な確認に近く、ほとんどの受験者が最終合格に至ります。
以下では、それぞれの内容と配点、評価方法を順に説明します。
午前の部は9時30分から2時間で、民法や会社法を中心とした多肢択一式35問を解きます。1問3点計算で配点は105点です。
午後の部は13時開始で3時間。前半は不動産登記法・商業登記法などの択一35問(同じく105点)、後半は登記申請書をゼロから起案する記述式2問です。
記述式は令和6年度から配点が大幅に見直され、2問で140点満点となりました。
したがって筆記全体の満点は350点(択一210点+記述140点)で、得点の4割が実務的な記述に割り当てられています。
試験範囲は十一科目に及びます。午前は民法20問・会社法9問など主要4科目が中心、午後は登記2法が計24問を占め、民事訴訟法以下の“手続・マイナー科目”が残りを構成します。
配点の大小が科目ごとにくっきり分かれている一方で、法務省が定める「基準点」に達しない区分が一つでもあると即不合格という相対評価制度があるため、得点源科目を作りつつ苦手科目も基準点を割らない学習戦略が必須です
筆記合格発表(9月下旬〜10月初旬)の約2週間後に、各地の法務局で面接形式の口述試験が行われます。
試験官2人が15分ほど質疑を行い、質問科目は不動産登記法・商業登記法・司法書士法の3つだけです。内容は条文の趣旨や登記事項の基本を口頭で説明させる程度で、筆記を突破した受験生であればまず落ちないと言われています。
実際、合格率はほぼ100%に近く、欠席や極端な回答不能でない限り不合格例はまれです。
筆記試験では毎年、午前択一・午後択一・記述の3区分それぞれに「基準点」が設定されます。
例えば令和6年度は午前78点、午後72点、記述83点が基準点で、3区分いずれもクリアしたうえで総得点267点以上が合格点でした。
受験者の上位約5%前後がこの基準を満たす形で、合格率は年度を問わずほぼ一定です。
司法書士試験は、択一210点+記述140点の計350点で争われる筆記試験が本番であり、ここで基準点を外さず合計点を積み上げられれば、10月の口述試験は形式確認で終わります。
記述式の配点が倍増したことで登記2法の実務的アウトプット比重が増し、「正確に書類を起案できるか」が合否を決めるウェイトをいっそう高めています。
科目ごとの出題数を意識して得点戦略を立て、相対評価の基準点制度に足をすくわれないようバランスも保つことが試験内容を踏まえた合格への最短ルートと言えるでしょう。
司法書士試験の勉強の流れ
法書士試験の学習は「長期マラソンをいかに区切って走り切るか」という計画術が鍵になります。
ここでは 典型的な1年合格モデルを軸に、働きながら2〜3年かけて合格した人の実例も交え て、合格までの5ステップを示します。
まずは「いつまでに、なぜ司法書士試験に合格したいのか」という目的やゴールを明確にし、それを紙に書き出しておくことが大切です。
そして、1週間単位でどれだけ勉強時間を確保できるかを具体的に把握し、学習の全体像を可視化しましょう。
次に、使用する教材はテキスト・講義・問題集を含めて1つのブランドに統一することが、効率的な学習につながります。
情報を一本化することで迷いが減り、復習もスムーズに行えるようになります。短期間での合格を目指すうえでは、教材の選定に迷う時間を減らし、学習に集中できる環境を整えることが非常に重要です。
司法書士試験で出題される11科目は、試験当日の構成に沿って「午前の4科目」から「午後の7科目」へと順番に学習を進めることで、実際の試験の流れに自然と対応できるようになります。
各科目の学習は、講義を視聴したあとにテキストをじっくり精読し、その直後に確認ドリルなどでアウトプットするという「インプットとアウトプットを同時に進めるスタイル」が効果的です。知識の定着を高めるだけでなく、実践的な思考力も鍛えられます。
学習にかける時間の目安としては、専業受験生であれば1日8時間の学習を4か月ほど継続することで基礎を固めることが可能です。
一方、仕事や家庭と両立しながら学習を進める社会人の場合は、平日に2時間、週末に5時間程度の学習ペースでおよそ6〜7か月を見込むとよいでしょう。
司法書士試験の学習においては、過去10年分の択一式および記述式問題を3回繰り返して解くことが、合格に向けた王道の学習法とされています。
最初の1周目では、正解肢をノートに書き写すような感覚で構成要件やポイントを丁寧になぞり、問題に慣れることを重視します。
2周目では、各選択肢の根拠となる条文を自分の口で言えるようになることを目標にし、より深い理解と暗記を意識します。
そして3周目では、解答スピードを意識しながら、限られた時間内で得点力を磨く訓練に集中します。
このとき、単に問題を解いて解説を読むだけで終わらせず、「問題を解く→解説を確認→対応するテキストの該当箇所に戻る→関連条文を確認する」という一連の流れを1セットとして取り組むことで、知識の網羅性と体系的な理解が自然と身についていきます。
学習がある程度進んだ段階では、週に1回の答練や全国模試を活用して、得点状況や時間配分の傾向を数値として把握することが重要です。
午前の択一、午後の択一、そして記述という本試験と同じ流れで問題を解くことで、実戦感覚を身につけることができます。
模試の採点結果は単なる点数確認で終わらせず、「基準点をクリアしたうえで、さらに30点上乗せできるか」という基準を自らに課すことで、より高い完成度を目指せます。
また、模試後は48時間以内に「失点ノート」を更新し、間違えた問題の原因分析と復習を徹底することで、同じミスを繰り返さない体制を作り上げていきます。
実際に、働きながら合格を目指していた人の中には、3年計画の最終年度にこの答練と模試を学習のペースメーカーとして最大限活用し、週50時間の学習にまでギアを上げて最終合格にたどり着いたケースもあります。時間の質と管理が、後半戦のカギを握ります。
直前期には、すべての論点にまんべんなく手を広げるのではなく、毎年必ず出題される「Aランク論点」に的を絞って、高速で何度も繰り返す学習が有効です。
具体的には、午前と午後それぞれの択一問題35問を2日かけて1周し、記述式については毎晩2問ずつ解くというサイクルを作ると、記憶の鮮度を保ちながら本番に備えることができます。
また、法改正に関する最新レジュメや予想論点の講義を活用して、直前になっての出題傾向のズレにも対応できるようにしましょう。最後の数週間で微調整を加えることで、得点の上乗せが狙えます。
試験直前の3日間は、身体と頭のコンディションを本番モードに合わせる調整期間として使うのが効果的です。特に前日は新しい問題には手をつけず、これまで使ってきた記述の雛形を軽く見直す程度にとどめ、脳を休ませて疲労を抜いておきましょう。
試験当日に最高のパフォーマンスを発揮するためにも、万全の状態で臨む準備が必要です。
月 | 主タスク | 週あたり時間の目安 |
---|---|---|
1〜2月 | 準備+民法・憲法インプット | 40〜50h |
3〜4月 | 残りの午前科目+午後科目インプット | 50h |
5〜7月 | 全科目過去問3周+記述導入 | 55h |
8〜9月 | 答練/模試→弱点補強 | 60h |
10月 | 直前総まとめ・法改正確認 | 70h |
※ 社会人の場合はこのカレンダーを1.5〜2倍に引き伸ばして組むと現実的
- インプットとアウトプットを並走
- 過去問3周+答練/模試で実戦慣れ
- 直前期はAランク論点に資源集中
独学は教材選択と進捗管理を自分で掌握できる反面、添削・質問フォローがないデメリットがあります。
通信講座は時間を買える分コストが上がりますが、ペースメーカーや添削が充実しているため、特に 記述答案を客観評価してもらいたい人には講座併用が有効 です。
合格者の多くが口をそろえるのは「日々の学習ペースを崩さないことが最大の合否要因」という点。
どの流れを選ぶにせよ、今日進めるべき小さなタスクを必ず終わらせその積み重ねが3,000時間を“質のある3,000時間”に変えてくれます。
2025(令和 7)年度の司法書士試験のスケジュール

区分 | 日程(2025年) | 時刻・補足 |
---|---|---|
受験案内書・申請書 配布期間 | 4 月 1 日(火)〜5 月 16 日(金)〈土日祝を除く〉 | 各法務局総務課窓口(郵送請求可) |
受験申請受付(窓口・郵送) | 5 月 2 日(金)〜5 月 16 日(金)〈平日〉 | 窓口は 9:00-17:00(正午-13:00 休憩の局あり) |
筆記試験 | 7 月 6 日(日) 午前の部 9:30〜/午後の部 13:00〜 | 全国主要都市会場 |
筆記試験 結果発表 | 10 月 2 日(木) 16:00 | 法務省HP・各法務局掲示 |
口述試験 | 10 月 14 日(火) | 東京法務局が指定する会場 |
最終合格者発表 | 11 月 4 日(火) 16:00 | 法務省HP・各法務局掲示 |
司法書士試験の通信講座に関するよくあるQ&A

- 通信講座だけで本当に合格できますか?
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可能です。全国平均の最終合格率は 5 %強ですが、アガルートの受講生アンケートでは 21.9 %と約4倍、フォーサイトも受講生ベースで全国平均の6.3倍という自己集計を公表しています。
もちろん選抜試験ではないため母集団の前提は異なりますが、「通信だけでも十分に戦える」ことを示す目安になります。
- 費用はどれくらい?
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2025年向けの代表的なフルカリキュラム受講料は、フォーサイト約10.8万円、アガルート約26.5万円(いずれも税込・キャンペーン価格)、LECの新15ヵ月合格コースはキャンペーン後で30万~40万円台が中心です。
教材だけを買う独学の4~6万円に比べると負担はありますが、質問・添削・模試をパッケージで購入するイメージです。
- 通信講座各社の特徴は?
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アガルートは動画600時間超と合格返金特典、フォーサイトは紙+eラーニングバリューセットのコスパ、LECは講義・答練・模試まで通学と共通プラットフォームを使える点が強みです。
伊藤塾は「質問制度は講師・合格者が責任回答、無料・無制限」を掲げ、疑問解消の手厚さで知られます。
- 質問や答案添削の具体的なサポートはありますか?
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多くの通信校が24時間受付のオンライン質問フォームを設け、回答は48時間~1週間以内。伊藤塾は合格者チューターが回答し「無料・無制限」を明記しています。
アガルートはZoom等で月一カウンセリング(別売)を用意。記述式答案はPDF提出して添削返却、採点基準も公表されるため客観的な弱点分析が可能です。
- 合格保証・返金制度はありますか?
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アガルートのフルカリキュラム受講生は合格で「全額返金+お祝い金3万円」を受け取れる制度があります(体験記提出など条件付き)。
他校は「お祝い金1~3万円」程度、もしくは保証なしが主流です。金銭的インセンティブがモチベ維持になるタイプなら魅力的ですが、返金条件を必ず確認しましょう。
- 講義時間や学習ボリュームは?
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フル講座の総講義時間はアガルートでおよそ600時間、フォーサイトは基礎+過去問講義で250時間前後。講義視聴に加えて過去問演習・復習を行うと合格に必要な総学習時間3,000時間に到達します。
倍速再生や音声DLを活用すれば、通勤中にも1日1~2時間上積みできます。
- 働きながらでも回せるペースはどれくらい?
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多くの通信講座は15ヵ月モデルを掲げ、平日2時間・休日5時間で週15~20時間を積み上げるカリキュラムを示しています。
スマホ対応のアプリでスキマ演習→帰宅後に記述を書いて添削提出、というリズムが社会人受講生の標準パターンです。
- 法改正への対応はどうなっていますか?
-
主要校は直近の民法・商法・不動産登記法改正を反映した追加レジュメを「PDF+動画」で随時配信します。
受講期間中は追加費用ゼロが一般的で、自力で六法を買い換える独学に比べ手間が省けます。
- 途中でペースが遅れた場合にリカバリーできますか?
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オンデマンド型なので視聴期限内なら巻き戻し・倍速・視聴予約が自由です。
アガルートの定期カウンセリングやLECの個別相談を使えば、遅延箇所を優先順位づけして再設計するサポートも受けられます。
- 割引キャンペーンや併用学習のコツは?
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春・秋の早割、他資格受験経験者割、家族割などを各校が常設。たとえばアガルートは期間限定10%OFF+受験経験者・家族割10%で重ね掛け可と明示しています。
独学用の問題集と安価な通信講座を組み合わせ、模試だけLEC・記述添削だけアガルートというハイブリッド戦略でコストを抑えつつ弱点を補う合格者も増えています。