心を洗う

著者:北尾吉孝
本体:1500円(税抜)
発行年月日:2019年10月25日
判型/製本:四六判上製
ページ数:200
ISBN: 9784766786217

内容紹介

「『洗心』の字義は(中略)心の汚れ、雑念・執着を取り除くことです。
 我々が朝起きて顔を洗うのも、日に何度も手を洗うのも、神社でお参りする前に手や口を清めることも、茶席に着く前に手を洗うのも「洗心」の行の一つと言えるかも知れません。
 しかし、「洗心」の為の最も大切な行は人格陶治に向けた不断の努力です。(中略)
我々凡人はせめて日々反省・洗心し、それぞれの良知に従って行動することに努めねばなりません」(本著「はじめに」より抜粋)。
国内のIT金融、フィンテック分野を牽引するSBIホールディングス社長の北尾吉孝氏。創業20周年を迎え、会社の勢いは衰えることを知らない。
北尾氏はその経営手腕もさることながら、ライフワークとして中国古典に精通し、SBI大学院大学でも教鞭をふるう。
本著では「偉才」でありながら自らを「凡人」と称する北尾氏の日常からの気づきと学び、不断の努力、真摯なまなざしを垣間見ることができる。幅広い層の方々にお読みいただきたい1冊です。

著者紹介

北尾吉孝(きたお・よしたか)
SBI ホールディングス株式会社代表取締役社長。
1951年、兵庫県生まれ。74年、慶應義塾大学経済学部卒業。同年、野村證券入社。78年、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。89年、ワッサースタイン・ペレラ・インターナショナル社(ロンドン)常務取締役。91年、野村企業情報取締役。92年、野村證券事業法人三部長。95 年、孫正義社長の招聘によりソフトバンクに入社。現在、公益財団法人SBI 子ども希望財団の理事、SBI 大学院大学の理事長兼学長、社会福祉法人慈徳院の理事長も務める。主な著書に『挑戦と進化の経営』(幻冬舎)、『これから仮想通貨の大躍進が始まる』(SBクリエイティブ)、『実践FinTech』『成功企業に学ぶ 実践フィンテック』(以上、日本経済新聞出版社)、『修身のすすめ』『強運をつくる干支の知恵』『ビジネスに活かす「論語」』『森信三に学ぶ人間力』『安岡正篤ノート』『君子を目指せ 小人になるな』『何のために働くのか』(以上、致知出版社)、『実践版 安岡正篤』(プレジデント社)、『出光佐三の日本人にかえれ』(あさ出版)、『仕事の迷いにはすべて「論語」が答えてくれる』『逆境を生き抜く名経営者、先哲の箴言』(以上、朝日新聞出版)、『日本経済に追い風が吹いている』(産経新聞出版)、『北尾吉孝の経営問答!』(廣済堂出版)、『中国古典からもらった「不思議な力」』(三笠書房)、『日本人の底力』『人物をつくる』『不変の経営・成長の経営』(以上、PHP 研究所)、『人生の大義(共著)』(講談社)、『起業の教科書(編著)』『進化し続ける経営』『E-ファイナンスの挑戦Ⅰ』『E-ファイナンスの挑戦Ⅱ』『「価値創造」の経営』(以上、東洋経済新報社)、『北尾吉孝の経営道場』(企業家ネットワーク)など多数。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください