薬剤師向け転職サイトおすすめをランキング形式で紹介!

2024.04.26
薬剤師向け転職サイトおすすめをランキング形式で紹介!

「薬剤師に特化した転職サイトで求人数が多いサイトはどこ?」

「薬剤師向けの転職サイトが多すぎてどんな特徴があるか分からない」

仕事辞めたい」と考えている薬剤師の方のなかには、こうした悩みや迷いから転職活動を始められずにいる方もいるのではないでしょうか。

たしかに転職が珍しくなくなった現在、転職支援サービスは数多くあります。薬剤師に特化したサービスに絞ってもその数は非常に豊富なので、サービス選びに迷ってしまうのも無理はありません。

薬剤師に特化したサイトとはいえ、転職サイト・転職エージェントはそれぞれ異なる強みを持っています。なんとなく選ぶのではなく、自分に必要なサポートを提供している薬剤師向けサービスを選ぶことで転職活動の充実度は大きく変わってきます。

そこでこの記事では、薬剤師向けの転職サイト・転職エージェントおすすめをランキング形式で紹介。合わせて、薬剤師転職サイトの選び方や薬剤師転職の失敗を防ぐコツなども解説します。

薬剤師転職を成功に導くヒントをたくさんお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

薬剤師転職サイトランキング
ファルマスタッフ
薬剤師転職サイトNo.1
転職相談満足度96.7%
評価 ★★★★★
(5.0/5.0)
求人数 約5万件
>>公式サイト
ファーマキャリア
オーダーメイド求人を提案
評価 ★★★★★
(4.9/5.0)
求人数 約3.2万件
>>公式サイト
アプロ.ドットコム
派遣・単発の求人あり
評価 ★★★★
(4.0/5.0)
求人数 約2.4万件
>>公式サイト
目次 表示

薬剤師におすすめの転職サイト・転職エージェント12選

薬剤師におすすめの転職サイト・転職エージェントをランキング形式で12社、紹介していきます。

※ランキングは「求人数」「サポート内容」「検索機能の充実度」の3点を考慮して作成しました。

以下は、おすすめの転職サイト・転職エージェント12社の公開求人数の比較表です。

サービス名 求人数
ファルマスタッフ 約46,000件
ファーマキャリア 約29,000件
お仕事ラボ 約12,000件
ヤクジョブ 約41,000件
アプロ・ドットコム 約24,000件
マイナビ薬剤師 約44,000件
薬キャリエージェント 約37,000件
リクナビ薬剤師
ファーネットキャリア 約27,000件
薬剤師ワーカー 約22,000件
ファゲット薬剤師 約32,000件
ファル・メイト 約18,000件

(2023年5月時点)

薬剤師転職サイトランキングの12社を詳しくご紹介します。

ファルマスタッフは転職相談満足度96.7%!調剤薬局求人が多い

ファルマスタッフ紹介画像

【ファルマスタッフの特徴】
  • 調剤薬局求人が多い
  • 転職相談満足度96.7%
  • エリア担当のコンサルタントが在籍

ファルマスタッフは「株式会社メディカルリソース」が運営する、薬剤師など医療業界人材に特化した転職サイトです。

求人数の多さからランキングでは1位に選ばれました。

全国各地の調剤薬局、病院、ドラッグストアなど薬剤師向けの情報を取り扱っていますが、その内容を見ると、公開求人約46,000件のうち約8割が調剤薬局の案件となっています。

業種 求人数
調剤薬局 約36,000件
病院・クリニック 約3,000件
ドラッグストア 約900件
ドラッグストア(調剤あり) 約4,000件

(2023年5月時点)

このことから、ファルマスタッフは特に調剤薬局勤務を希望する薬剤師の方におすすめのサイトと言えるでしょう。

また、ファルマスタッフはサポートの質においても高評価を得ており、サイトを利用した薬剤師の96.3%が「当社コンサルタントの質や印象」について「大変満足/ほぼ満足」と回答しています。

サイト登録後は、医療業界専任コンサルタントが転職やキャリアに関する相談から応募書類・面接の対策まで転職活動を幅広くサポートしてくれます。
 
コンサルタントはエリア別の担当制となっていて、その地域の薬剤師転職の実情やリアルな職場情報にも精通しています。

配偶者の転勤に伴う転職やIターン・Uターン転職の場合でも、地域密着型のサポートがあれば転職活動もスムーズに進められるでしょう。

転職30代40代転職の場合にもおすすめです。

ファルマスタッフの口コミ

一緒に働いていた薬剤師の同僚から、薬局の求人の多さを理由にすすめられて利用しました。

(30代女性・元薬剤師)

良かった点としては希望に合う求人を紹介してもらえ、転職サポートが手厚く、派遣の働き方に精通していることです。

(40代男性・グループホーム内の調剤薬局勤務)

ファルマスタッフ利用時、ミスマッチな求人を紹介して面接まで強引にもっていこうとする担当者にあたってしまい、転職失敗のキッカケとなってしまいました。

(20代女性・調剤薬局で正社員勤務)

求人を見つけてくれるところから面接日程の調節をしてくれること、面接に同行してくれたことが良かったです。

(30代女性・元薬剤師)

悪かった点としては求人の業種に偏りがあり、転職に時間がかかることがあること。またコンサルタントの質にバラつきがあることです。

(40代男性・グループホーム内の調剤薬局勤務)

薬局の求人が多い、コンサルタントが理想を叶えようと頑張ってくれました。

(30代女性・元薬剤師)

オーダーメイド求人のファーマキャリアでぴったりの転職先が見つかる

ファーマキャリア紹介画像

【ファーマキャリアの特徴】
  • 今ある求人をカスタマイズしたうえで紹介してもらえる
  • ひとりのコンサルタントが担当する求職者人数を限定
  • 転職後のトラブルを防ぐ「入社承諾書」を作成する

ファーマキャリアは、2015年に大手人材紹介会社出身のコンサルタントが創業した人材紹介会社「エニーキャリア株式会社」による、薬剤師専門の転職サイトです。

過去に大手で優秀な実績を上げてきたトップコンサルタントが多数在籍しており、求職者ひとりひとりに合った提案を行っています。

ファーマキャリアの大きな特徴は、「オーダーメイド求人」という形で仕事を紹介する点です。

他サイトにはない特徴から、ランキングで8位に選ばれました。

一般的な転職サイトの場合、すでに出ている案件のなかから希望に近い求人を選んで紹介します。

しかし、ファーマキャリアは今ある案件を転職希望者にそのまま紹介したりはしません。コンサルタントは、希望エリアでもっとも希望に近い求人を選んだら、募集元に交渉を重ねてより良い条件を引き出したうえで提案してくれるのです。
 
コンサルタントから紹介される段階で理想に近い案件となっているので、他のサービスでなかなか良い職場に出会えなかった薬剤師でも、ァーマキャリアなら希望の職場が見つかる可能性があります。

また、ひとりあたりのコンサルタントが担当する求職者の人数を限定しています。

すべての求職者にサポートが行き渡るような体制が整っているので、サイトを利用する側としても丁寧なサポートが期待できるでしょう。

さらに、入社後のトラブルを防ぐため、内定獲得後は「入社承諾書」を作成します。入職後を見据えてサポートしてもらえるので、納得のいく転職活動が実現します。

ファーマキャリアの口コミ

自分の希望に沿った案件のみを紹介してくれたので、質の高い求人でした。

(30代男性・フルタイムで調剤薬局勤務)

スカウトシステムに興味があったので利用してみました。

(30代男性・フルタイムで調剤薬局勤務)

薬局への転職ならお仕事ラボがおすすめ!定着率はなんと95.6%!

お仕事ラボ紹介画像

【お仕事ラボの特徴】
  • 紹介後の定着率が95.6%
  • 入職後も専任コンサルタントへの相談が可能
  • ひとりのコンサルタントが薬局と求職者を担当

お仕事ラボは「株式会社アイセイ薬局」の100%子会社の「株式会社AXIS」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

主に正社員とパートの求人を取り扱っていますが、派遣の人材紹介も行っています。

お仕事ラボの実績としてあげられるのが、95.6%という定着率の高さです。

求人数はそう多くは無いものの、定着率の高さからランキング4位に選ばれました。

サイト登録後は、コンサルタントと直接会って面談を行います。転職への希望をじっくりヒアリングして求職者の理解を深め、求職者ひとりひとりに合った案件を紹介するよう努めているので、自分に合った職場探しが可能となるでしょう。

その他、面接前の連絡、面接への同行、面接後のヒアリングなど選考の対策・フォローも専任のコンサルタントが丁寧に対応してくれます。
 
入職後にトラブルや悩みを抱えた場合も、コンサルタントへ相談できるので、転職活動中だけでなく転職後も安心して仕事に取り組めるでしょう。

また、お仕事ラボではひとりのコンサルタントが求職者と薬局とをつなぎます。仲介する人間を限定することで双方の意思疎通が円滑かつ正確に行われるので、ミスマッチのない転職を実現できる転職サイトです。

利用者満足度98.3%のアプロ・ドットコムは転職サポートが充実

アプロ・ドットコム紹介画像

【アプロ・ドットコムの特徴】
  • 完全独立系の薬剤師向け転職サイト
  • 単発の取り扱いがある
  • サイト利用者満足度98.3%

アプロ・ドットコムは、1998年に創業し長く薬剤師向けの転職支援を行ってきたる「株式会社アプロ・ドットコム」が運営する、薬剤師の人材紹介サービスです。

アプロ・ドットコムは完全独立系の転職サイトで、どこの傘下にも属していません。

そのため、取り扱い求人にも偏りがなくさまざまな職場を検討することができます。

2023年5月時点で公式サイトに掲載されている求人数は約24,000件。「勤務地」「雇用形態」「業種」に加えて、「高額給与」「土日休み」「駅チカ」「充実の教育研修」など、条件から絞り込んで検索することも可能です。

求人数も多く偏りなく紹介してもらえる点で、ランキングでは7位に選ばれました。

アプロ・ドットコムでは一日から勤務できる「単発求人」も取り扱っていて、なかには時給3,000円以上の高時給案件もあります。

また、丁寧な対応、親身な姿勢、アドバイスの際の配慮などキャリアアドバイザーのサポートに定評があるのも、アプロ・ドットコムの特徴です。

実際にアプロ・ドットコムを利用した薬剤師の98.3%が「また転職活動する場合、アプロ・ドットコムを利用したい」と回答しています。
 
他サイトと比較しても特に高い満足度を得ているので、転職に不安を感じている方や経歴やスキルに自信がない薬剤師でも、キャリアアドバイザーと一緒に転職先を探せるでしょう。

ヤクジョブは利用満足度97.7%!派遣の求人もあり

ヤクジョブ紹介画像

【ヤクジョブの特徴】
  • 40,000件以上の公開求人
  • 派遣就業のサポートが整っている
  • サイト利用満足度97.7%

ヤクジョブは、主に薬剤師向けの人材サポートを行ってきた「クラシス株式会社」が運営する、薬剤師のための転職サイトです。

2023年5月時点の求人数は40,000件を超えており、調剤薬局、ドラッグストア、病院、製薬会社など7,000件にも上ります。

その求人数の多さで、ランキングでは6位に選ばれました。

高年収案件や募集枠が少ないレアな求人、公開すると応募が殺到するような人気企業や医療機関など、会員限定で案内可能な非公開案件も取り扱っています。

ヤクジョブで取り扱っている雇用形態は、「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」「派遣」「紹介予定派遣」で、以下4種から自身が希望する雇用形態や働き方に合わせてサービスを選ぶことができます。

就職・転職サポート 正社員勤務希望の方向けにコーディネーターが希望に合った仕事を紹介
派遣スタッフサポート クラシスの派遣スタッフとして勤務
紹介予定派遣サポート 派遣社員として勤務を始め、数ヶ月勤務した後に正社員やパートとして就業
単発派遣サポート 一日単位から勤務できる仕事(就業には一定の条件あり)

上記からも分かるように、特に派遣就業のサポート体制が充実しているので、「プライベートと両立しやすい派遣社員として働きたい」「ブランク明けなので紹介予定派遣から復帰したい」という方でも、希望の職場に出会える可能性が高いサイトです。

また、ヤクジョブは1996年から培ってきた就職・転職・派遣の支援ノウハウを活かしたサポートも強みで、サイト利用満足度は97.7%と高評価を得ています。

このことからヤクジョブは、親身なフォローを求める方や親身なサポートを求める薬剤師にもおすすめのサイトと言えるでしょう。

参照元:ヤクジョブ

ヤクジョブの口コミ

初めての転職だったので不安でした。担当コンサルタントの方は慣れていてとても信頼できた。連絡のレスポンスが早かったのでトントン拍子で転職活動が進んだ。

(30代女性・調剤薬局でパート勤務)

クラシスのヤクジョブは単発派遣の取扱いもあるので時間を有効活用できるのでおすすめです。

(30代女性・調剤薬局でパート勤務)

マイナビ薬剤師は業界トップクラスの求人数が魅力的!非公開求人も多数

【マイナビ薬剤師の特徴】
  • 業界トップクラスの求人数
  • 対面式のキャリア面談を実施
  • 全国に14拠点を展開

マイナビ薬剤師は、「株式会社マイナビ」が運営する薬剤師専門の転職サイトです。

業界トップクラスの情報を取り扱っていて、その数は公開求人だけで約45,000件にも上ります。

求人数の多さを踏まえたうえで、ランキング3位に選ばれました。

取り扱っている業種は「調剤薬局」「病院・クリニック」「ドラッグストア(調剤併設)」「ドラッグストア(OTCのみ)」「一般企業」「その他企業」など多岐に渡ります。

保有している求人の約35%が非公開ということもあり、登録すると他では出会えない魅力的な案件を紹介してもらえる可能性が高いサイトです。

また、薬剤師専任のキャリアアドバイザーのサポートが受けられる点や対面式のキャリア面談を実施している点も、マイナビ薬剤師を利用するメリットです。

転職活動を手厚く幅広くサポートしてもらえるので、転職が初めての薬剤師でも安心して仕事探しができるでしょう。

以下のように全国各地に拠点を持っていることから、マイナビ薬剤師は地方で転職したい薬剤師にもおすすめの転職サイトです。

【拠点】
東京会場/さいたま会場/千葉会場/横浜会場/札幌会場/仙台会場/名古屋会場/大阪会場/京都会場/神戸会場/岡山会場/広島会場/福岡会場/鹿児島会場

マイナビは若手にもおすすめの転職サイトですから、転職20代第二新卒転職にもおすすめですよ。

マイナビ薬剤師の口コミ

求人数が多いイメージ、転職を考えたときにまっ先に頭に浮かびました。

(30代女性・元薬剤師)

良かった点は、働きながらの職探しであるため、いくつもの候補を自身で選定する時間が少ない中、マイナビ薬剤師では即座に希望の転職先の候補を羅列してきたところ。

(30代男性・病院薬剤師として正社員勤務)

マイナビ薬剤師を選んでよかった点として、非常に多くの求人をいただくことができたことです。また比較的こちらの要望ものんでくださいました。

(30代男性・フルタイムの病院薬剤師)

薬剤師資格を活かした転職先の提供が多く、検討しやすい。

(30代男性・フルタイムのCROのCRA)

悪かった点は、実際に転職先を決めて、いざ先方から内定を受け、転職となった際、マイナビ薬剤師を通して先方が提示してきた給与などの条件と実際の契約の際の条件が悪い方に異なっていたこと。

(30代男性・フルタイムの病院薬剤師)

薬剤師登録者数No.1の薬キャリエージェントは満足度も高い

【薬キャリエージェントの特徴】
  • 薬剤師登録者数No.1
  • 最短即日で最大10件の求人紹介
  • コンサルタント満足度95%

薬キャリエージェントは、薬剤師・医師専門の人材紹介会社「エムスリーキャリア株式会社」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

薬剤師登録者数No.1と人気が高く、年間20,000人以上の薬剤師が転職活動に利用しています。

求人数はファルマスタッフに劣るものの、登録者数の多さからランキング2位に選ばれました。

薬キャリエージェントに登録すると、最短即日で最大10件の求人紹介が受けられます。(派遣の場合は最大5件)非公開や好条件の案件も多数保有しているので、より良い条件の職場に出会える可能性があります。

希望に合う仕事がなければ、通勤可能なエリアの職場で募集を行っていないか、コンサルタントが丁寧に確認してくれます。

また、薬キャリエージェントなら以下のようにさまざまなサポートが受けられるので、仕事が忙しい薬剤師の方でも効率良く転職活動が進められるでしょう。

【サポート内容】
面接日程の調整/応募の手続き/履歴書・職務経歴書の添削/面接に関するアドバイス/入社条件の確認・条件の交渉/入社日の調整/内定辞退の連絡/退職に関するアドバイス

専門性の高さや迅速な対応など、コンサルタントのサポートも評判が良く、サイト利用者のコンサルタント満足度は95%にも上ります。

こうしたことから薬キャリエージェントは、なるべく早く転職したい方や手厚いサポートを受けたい薬剤師におすすめの転職サイトと言えるでしょう。

仕事辛い」と感じて早く転職したい方はぜひ活用してくださいね。

薬キャリエージェントの口コミ

連絡は異常に早かったです。私はテレワークでできる仕事を探していましたがそれは取り扱っていないとのことでそこで転職活動は終わってしまいました。

(30代女性・調剤薬局でパート勤務)

薬キャリさんにお世話になり、とにかく対応が迅速で、時間がなかった自分にはあっていたように感じました対応も良く、またお世話になるかもしれないなと思いました。

(30代男性・調剤薬局でフルタイム勤務)

過去に退職された方の退職理由をこっそり教えてくれたり、経歴の背景について転職エージェントがフォローをいれてくれた点がよかったかと思います。

(20代女性・調剤薬局で正社員勤務)

非公開求人が豊富なリクナビ薬剤師は早く転職したい人におすすめ

【リクナビ薬剤師の特徴】
  • 非公開案件が豊富
  • 調剤薬局が多い
  • 登録翌日に平均5件の求人紹介が受けられる

リクナビ薬剤師は、大手人材会社のリクルートによる薬剤師特化型の転職サイトです。

薬剤師転職サイトとして認知度No.1という知名度の高さを誇っており、特徴としては豊富な求人情報を保有している点があげられます。

リクルートグループだからこそ保有できる非公開案件が多く、なかには「土日休み」「残業なし」「高給与」「駅チカ」など好条件の職場もあります。

毎日30件を超える新着求人もあることから、リクナビ薬剤師なら他では出会えない魅力的な仕事が見つかる可能性も高いでしょう。

雇用形態としては主に正社員とアルバイト・パートを取り扱っていて、業種は調剤薬局が多いです。
 
大手薬局から地域に根ざした小さな薬局までいろいろな規模の案件を用意しているので、調剤薬局勤務を希望している薬剤師はぜひ利用してみてください。

また、リクナビ薬剤師では登録翌日に平均5件の求人紹介を行っています。

合わせて、薬剤師専任のキャリアアドバイザーの万全なサポートがあれば転職成功率もアップするでしょう。場合によっては、最短3日でのスピード転職も可能なので、なるべく早く転職したい薬剤師にもリクナビ薬剤師はおすすめの転職サイトです。

リクナビ薬剤師の口コミ

転職したあともしょっちゅうショートメールや電話、メールでコンタクトを取ろうとしてくるのがしつこいと感じる。

(30代女性・元薬剤師)

質の高い転職サポートを受けられるファーネットキャリア

【ファーネットキャリアの特徴】
  • 全国11万件以上の医療機関から案件を提案してもらえる
  • 専属コーディネーターが求職者の元へ足を運んでくれる
  • 口コミ・友人紹介満足度98.9%

ファーネットキャリアは、大阪に本社を置く「株式会社ユニヴ」が運営する薬剤師のための就職・転職サイトです。

非公開求人を含む11万件以上の職場情報を入手しており、登録すると、20年以上も培ってきたネットワークとノウハウを活かした、質の高い転職支援サポートを受けることができます。

非公開を含む求人数の多さから、ランキングで9位に選ばれました。

大きな特徴としてあげられるのが、対面式の面談カウンセリングです。

ファーマネットキャリアの場合、求職者がオフィスまで行くのではなく、専属コーディネーターが求職者の住んでいる地域へ都合の良い日時に足を運んでくれます。そのため、忙しい方や地方在住者でもスムーズに転職活動が開始できるでしょう。

また、面談カウンセリングについてもじっくり丁寧に行います。

転職先に求める条件はもちろん、仕事観やライフプラン・キャリアプランなども細かくヒアリングを行ったうで、求職者にとって最適な案件を提案してくれるサイトです。

専属コーディネーターのサポートは案件紹介だけではありません。

以下のように、転職活動を二人三脚で進めてくれるので、転職活動に不安がある薬剤師でも安心して進められるでしょう。

【サポート内容】
面談/案件の提案/面接・職場見学の立会/入社に必要な書類の取り交わし/入社に際する条件の確認・交渉

非公開求人が豊富な薬剤師ワーカーは入職後のフォローもある

【薬剤師ワーカーの特徴】
  • 非公開案件が豊富
  • 「一元管理体制」でミスマッチのない転職が可能
  • 入社後もアフターフォローが受けられる

薬剤師ワーカーは、医療・福祉業界で人材紹介サービスを提供する「株式会社トライトキャリア」による、薬剤師向けの転職サイトです。

豊富な求人情報のなかには、総合病院や大手の薬局・ドラッグストアの他、以下のような非公開案件もあります。

【非公開求人の傾向】
残業なしの院内勤務/新規オープンのドラッグストア/人気の高給与案件/製薬会社などのレア案件

現場で働く薬剤師による口コミ情報も丁寧に収集していることからも、実際の勤務時間、社員の人柄、職場の雰囲気など、職場の詳しい情報もしっかり聞くことができます。

非公開案件、口コミ情報などの情報網羅性から、ランキングでは10位に選ばれました。

また、薬剤師ワーカーでは紹介の面談から入職後のフォローまでひとりの専任アドバイザーが担当します。

加えて、求職者と紹介先とを同じアドバイザーが担当するので、双方にとってマッチング度の高い転職が実現するでしょう。

転職先で困ったことがあった場合も、担当アドバイザーへの相談が可能です。

トラブルの内容によってはアドバイザーが仲介して問題解決に努めてくれるので、安心感をもって新たなスタートを切ることができます。

ファゲット薬剤師は就業レビューを確認してから応募できる

【ファゲット薬剤師の特徴】
  • 中小調剤薬局と病院薬剤師の案件が多い
  • 薬剤師による就業レビューを掲載
  • 電話やメールで気軽に転職相談できるサポートセンターがある

ファゲット薬剤師は、薬剤師の転職支援業界において2番目にサービス提供を始めた転職サイトです。

薬剤師転職を20年以上も行ってきたことによる信頼と実績が強みで、薬剤師の就職先情報を豊富に把握しています。

求人は北海道から沖縄まで全国を網羅していて、業種としては特に中小調剤薬局と病院薬剤師の案件が多いです。

全国の求人を保有している点で、ランキングでは11位に選ばれました。

また、ファゲット薬剤師では、サイト上で薬剤師による就業レビューを紹介しています。

職場の人間関係、休みの取りやすさ、業務の忙しさ、実際の残業時間や支払い状態、実際の年収などの職場情報が分かれば、働きやすい職場を探す際の参考にできるでしょう。

ただし、就業レビューを確認するには、以下の個人情報の入力が必要です。

【必要な個人情報】
資格/名前/メールアドレス/年齢/電話番号/希望勤務形態/希望勤務地/希望勤務職種

また、ファゲット薬剤師には、無料で利用できる就職・転職の相談窓口としてサポートセンターがあります。

職場の雰囲気についてより詳しい話が聞きたい」「希望に近いが合わない条件もあり、応募するか迷っている」という悩みにも丁寧に回答してくれます。

電話やメールで問い合わせができるので、地方に住んでいる方や仕事が忙しい薬剤師でも気軽にサイトを利用できるでしょう。

ファル・メイトは高時給求人が多い!単発派遣の仕事もあり

【ファル・メイトの特徴】
  • 高時給の派遣案件が多い
  • 関西・関東エリアなら交通費も無料で支給される
  • 派遣就業の場合、薬剤師賠償責任保険が適用される

ファル・メイトは、薬剤師の派遣・求人に特化した人材会社として10年以上の実績を重ねてきた、薬剤師専門の転職サイトです。

特に薬剤師の派遣求人を多く取り扱っていて、単発派遣の仕事も紹介しています。

様々な雇用形態の求人を保有しているため、ランキングでは12位に選ばれました。

高時給案件が多いのも、ファル・メイトの強みです。

関西・関東エリアであれば、時給2,800円以上でかつ交通費も全額支給されます。

そのため、「自由が利く派遣勤務でできるだけ収入を増やしたい」「高時給の職場で薬剤師として培ってきたスキルを活かしたい」という薬剤師でも希望に近い形で就業できる職場が見つかるでしょう。

また、ファル・メイトで派遣就業すると、薬剤師賠償責任保険が適用されます。

人の健康に大きく関わる薬剤師の業務は責任やプレッシャーも多いですが、単発派遣でも保険が適用されるので、安心して業務にあたることができます。

これらのことからファル・メイトは、関西・関東エリアで薬剤師として派遣就業したい場合にはぜひチェックしておきたいサイトと言えるでしょう。

【目的・転職理由別】おすすめの薬剤師転職サイト・エージェント

ここからは、目的や転職の理由に合わせて、おすすめの薬剤師転職サイト・エージェントを紹介していきます。

ご自身が持っている転職活動への悩み・不安、「こんな転職サイトを使いたい」という希望にマッチする転職支援サービスがあるか、ぜひ確認してみてください。

多くの求人を見たい方におすすめの薬剤師転職サイト・エージェント

取り扱い求人数が多ければ、さまざまな案件を比較・検討することができ、転職先の選択肢が増えます。

そんな「できるだけ多くの情報を見たい」という薬剤師には、「ファルマスタッフ」「マイナビ薬剤師」「ヤクジョブ」の利用がおすすめです。

以下は、各社の公開求人数の比較表です。

サービス名 公開求人数
ファルマスタッフ 約46,000件
マイナビ薬剤師 約43,000件
ヤクジョブ 約41,000件

(2023年7月時点)

では、それぞれのサービスの特徴について見ていきましょう。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは「株式会社メディカルリソース」が運営する、薬剤師向けの転職支援サイトです。

業界最大級の薬剤師案件を保有していて、その数は公開求人だけで46,000件以上!業種としては「調剤薬局」「病院・クリニック」「ドラッグストア」などを取り扱っていますが、特に豊富なのが「調剤薬局」の案件です。

約46,000件の公開求人数のうち、約39,000件が「調剤薬局」となっています。(2023年7月時点)

より効率的にチェックしたい薬剤師には、サイトのLINE公式アカウント活用がおすすめです。

「My新着設定」を利用すると希望条件に合った新着求人が定期的に届くので、タイムリーに求人情報をチェックすることができるでしょう。

また、ファルマスタッフでは次のような無料相談会を開催しています。

【全国無料相談会】

  • はじめての転職相談会
  • 異業種転職相談会
  • 転職サポート相談会
  • Uターン・Iターン転職相談会

ファルマスタッフは転職サイトとしてはもちろん、転職エージェントとして利用したい方にも最適な転職支援サービスと言えるでしょう。

特徴 ・業界最大級の薬剤師案件を保有している
・LINE登録すると条件に合った新着情報が受け取れる

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は「株式会社マイナビ」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

運営会社が大手だけあって、公開求人数が約43,000件と、業界トップクラスの数字を誇っています。(2023年7月時点)

マイナビ薬剤師の大きな特徴が、取り扱い「業種」の豊富さです。

【業種一覧】

  • 調剤薬局
  • 病院・クリニック
  • ドラッグストア(調剤併設)
  • ドラッグストア(OTCのみ)
  • 一般企業(管理薬剤師:商社、卸、メーカー、物流など)
  • DI、学術、MSL、メディカルライター
  • 品質管理・品質保証・PV・薬事
  • 営業(MR・MS・その他)
  • その他企業
  • 臨床開発モニター(CRA)
  • 治験コーディネーター(CRC)
  • 臨床開発(QA、QC、DM、統計解析など)

調剤薬局や病院、ドラッグストア以外にも薬剤師を必要としている職場はあるので、豊富な選択肢のなかから自分に合った職場が探せるでしょう。

また、マイナビ薬剤師は非公開案件も豊富です。

全体の求人の35%が非公開で、そのなかには人気の医療機関・企業や採用枠がわずかなレア案件も含まれています。

非公開案件は登録者へのみ紹介しているので、より好条件・好待遇の案件を求める方は、マイナビ看護師のサイトへ登録しておきましょう。

特徴 ・公開・非公開求人数ともに業界トップクラスを誇る
・多種多様な業種の薬剤師案件を取り扱っている

ヤクジョブ

ヤクジョブは、医療福祉分野に特化して人材紹介サービスを提供してきた「クラシス株式会社」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

公開求人数は約41,000件で、医療機関・企業の数は、調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬会社など7,000社以上。(2023年7月時点)

以下のようにさまざまな雇用形態の案件を取り扱っていて、非公開求人も多数保有しているので、自分に合った働き方が実現できる職場が見つかる可能性が高いサイトと言えるでしょう。

【雇用形態】

  • 正社員
  • 契約社員
  • パート・アルバイト
  • 派遣
  • 紹介予定派遣

ヤクジョブにサイト登録すると、経験豊富な薬剤師専門のコーディネーターに転職活動を幅広くサポートしてもらえます。

サポート内容は求人紹介、職場の情報提供、履歴書の書き方や面接の指導と多岐に渡ります。応募先との連絡はもちろん、デリケートな条件の交渉も代行してもらえるので、より希望に近い形で転職が実現するでしょう。

入職後のフォローが手厚いのもヤクジョブの特徴です。

ヤクジョブでは、入職後のトラブルや悩みの相談も受け付けています。

また、ライフスタイルの変化によって再度転職が必要になった場合でも、要望があれば前回と同じコーディネーターにサポートを担当してもらうこともできます。

アフターフォローが充実しているヤクジョブは、転職支援サービスに長期的なサポートを求める薬剤師にもおすすめの転職サイトです。

特徴 ・約41,000件の薬剤師案件が掲載されている(2023年7月時点)
・入職後のフォローが手厚い

初めての転職で不安な方におすすめの薬剤師転職サイト

  • 「転職したい気持ちはあるが、一体何から始めたらいいか分からない」
  • 「転職サイトを開いても見方が分からなくて困っている」
  • 「面接が苦手で突破するためのコツが知りたい」

転職が初めてであれば、このような疑問や悩みを抱えるのも当然でしょう。

そんな初めての転職で不安を感じている薬剤師におすすめの転職サイトが、「ファルマスタッフ」「マイナビ薬剤師」「ファーマキャリア」です。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフがサービスを提供するうえで大切にしていることのひとつが、転職希望者と「お会いする姿勢」です。

ファルマスタッフでは、直接顔を合わせて希望や悩みに耳を傾けることで満足度の高い転職につながるという考えから、対面式の個別面談に力を入れています。

サイト登録後の面談では、薬剤師業界や地域の転職状況に詳しいコンサルタントが、転職への希望や不安、これまでの経験について60~90分という時間をかけてヒアリングを行います。

以下のように転職活動や選考に関することだけでなく、キャリアや今の職場での悩みに対しても、コンサルタントがひとりひとりの状況に合わせてアドバイスをしてくれるので、疑問や不安を解消したうえで転職活動が開始できるでしょう。

【相談可能な内容】

  • キャリアについての相談
  • 転職を希望する地域の転職市場・求人情報に関すること
  • 自己分析のサポート
  • 履歴書・職務経歴書など応募書類の添削
  • 面接対策
  • 今の職場での悩み

「転職を迷っている」「転職に求める条件が決まっていない」という場合でも面談は可能です。

今の働き方に満足していないのであれば、まずは相談してみることをおすすめします。

2021年に「はじめての転職で使いたい薬剤師転職サイトNo.1」を獲得していることや転職相談満足度96.7%と高い評価を得ていることなどからも、ファルマスタッフは初めての転職でも不安なく転職活動ができるサイトのひとつと言えるでしょう。

特徴 ・対面式・マンツーマンの面談を実施している
・サイト利用者の転職相談満足度96.7%

マイナビ薬剤師

マイナビグループによる薬剤師向け転職サイト「マイナビ薬剤師」では、転職が初めての方でも安心して転職活動に臨めるサポートを多数提供しています。

【サポート内容】

  • 非公開案件を含む転職先の紹介
  • 求人内容についての説明
  • 豊富な職場情報の提供
  • 求人情報の読み方や注目すべき点のレクチャー
  • 応募書類の添削
  • 面接・職場見学日程の調整
  • 職場の傾向を踏まえた面接対策
  • 面接への同行
  • 入社日や給与・年収など条件の交渉
  • 内定先への辞退連絡の代行
  • 退職に関するアドバイス
  • 転職後のアフターフォロー

また、マイナビ薬剤師では、キャリアアドバイザーと直接会って話せる相談会場を全国各地に設けています。

【拠点一覧】東京会場/さいたま会場/千葉会場/横浜会場/札幌会場/仙台会場/名古屋会場/大阪会場/京都会場/神戸会場/岡山会場/広島会場/福岡会場/鹿児島会場

対面式のキャリア面談でニーズを的確にキャッチすることで、求職者にとって本当に必要なサポートと最適な転職が実現できると考えているのです。

きめ細やかなサポートを提供しているマイナビ薬剤師は、転職が初めての薬剤師でも疑問や不安をひとつひとつ解消しながら、前向きに転職先が探せる転職サイトと言えるでしょう。

特徴 ・全国各地に相談会場が設置されている
・求人の読み方のレクチャーや面接同行などサポートが手厚い

ファーマキャリア

ファーマキャリアは人材紹介会社の「エニーキャリア株式会社」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

約30,000件の薬剤師求人が掲載されていて、主に「正社員」「パート・アルバイト」を取り扱っています。(2023年7月時点)

ファーマキャリアでは求職者ひとりひとりに対して「オーダーメイド求人」を提案しています。

求職者の勤務エリアでもっとも希望に近い案件を探し出し、そこから求職者の希望条件にマッチするよう交渉を重ねます。コンサルタントが募集内容を限りなく希望条件に近いものにした後で提案してくれるので、理想的な転職先に出会える可能性が高いでしょう。

また、コンサルタントの質が高いのもファーマキャリアの強みです。

ファーマキャリアには、過去に大手人材紹介会社で売上トップを誇っていたような優秀な人材が多数在籍しています。

加えて、サービス側はコンサルタント教育を行ったりコンサルタントが担当する求職者人数を限定したりと、十分なサポートを提供するための体制を整えています。

交渉力やヒアリング力の高いコンサルタントとじっくり転職活動に取り組めるファーマキャリアなら、初めての転職でも疑問や不安を解消しながら前向きに転職活動を進められるでしょう。

特徴 ・交渉後の希望条件に近い状態の転職先を紹介してもらえる
・コンサルタントの質が高い

年収アップしたい方におすすめの薬剤師転職サイト

給与面への希望や不満から転職に踏み切る人も少なくありません。

そんな転職で年収アップを目指す薬剤師におすすめの転職サイトは、「ファルマスタッフ」「薬キャリエージェント」「お仕事ラボ」です。

ファルマスタッフ

業界最大級の薬剤師案件を取り扱うファルマスタッフでは、約46,000件の公開求人数に対して、約12,000件の高給与案件(年収600万円以上) を掲載しています。(2023年7月時点)

公開求人の2割以上が高給与案件となっているので、転職先に今以上の年収や給与を求めるなら、ファルマスタッフはチェックしておくべき転職サイトと言えるでしょう。

公開求人のなかに条件にマッチする職場がない場合は、サイトへの登録がおすすめです。

サイトに登録すると、WEBに掲載していない非公開案件のなかから、転職のプロが求職者の希望に合った転職先をピックアップして紹介します。

自分では見つけられなかった良い案件や意外な職場と出会えるかもしれません。

2021年11月の調査で「薬剤師のハイクラス転職に強いサイトNo.1」を獲得していることからも、転職で年収を上げたい薬剤師でも満足できる職場が見つかる可能性が高いサイトと言えるでしょう。

特徴 ・約12,000件の高給与案件が掲載されている(2023年7月時点)
・「薬剤師のハイクラス転職に強いサイトNo.1」の獲得実績がある

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは「エムスリーキャリア株式会社」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

主要な薬剤師向け転職サイト・エージェントと比較しても公開求人数は豊富で、その数は約33,000件。うち、約3,600件が年収600万円を超える高給与案件です。(2023年7月時点)

加えて、薬キャリエージェントでは以下のような案件も取り扱っています。

  • 調剤薬局の事業責任者候補
  • 調剤薬局のマネジメント
  • 調剤薬局のラウンダー
  • 急性期病院のマネジメント・スペシャリスト
  • 調剤薬局のエリアマネージャー・エリアマネージャー候補
  • 調剤薬局のがん系資格保有者
  • 調剤薬局・ドラッグストアのマネジメント候補

また、薬キャリエージェントにはハイクラス専門のコンサルタントが在籍していて、紹介の際には募集背景はもちろん、求められるスキルや役割についても丁寧に説明してくれます。

実際に、薬キャリエージェントでハイクラス転職を叶えた方は、平均で60万円を超える年収アップに成功しています。

種類が豊富で専門性の高いコンサルタントによるサポートが受けられる薬キャリエージェントは、高年収を狙いたい方はもちろん、「専門資格を活かせる職場で働きたい」「薬剤師としてキャリアアップしたい」という薬剤師にもおすすめのサイトと言えるでしょう。

特徴 ・ハイクラス転職者は平均60万円を超える年収アップを実現している
・ハイクラス薬剤師専門のコンサルタントによるサポートが受けられる

お仕事ラボ

お仕事ラボは「株式会社アイセイ薬局」の子会社である「株式会社AXIS」が運営する、薬剤師専門の転職サイトです。

公開求人数は約8,400件。そのなかには「高年収」「高時給」も含まれています。

条件 公開求人数
高額年収(600万以上) 約3,600件
高額時給(2,500円以上) 約1,400件

(2023年7月時点)

公開求人の4割以上が年収600万円を超える高年収案件となっていることから、お仕事ラボは転職で年収アップを目指す薬剤師におすすめの転職サイトです。

サービスを提供するうえでお仕事ラボがもっとも大切にしているのが、登録後の個別面談です。

面談では転職への希望だけでなく、これまで行ってきた仕事内容や今後のキャリアプランもしっかりヒアリングします。90分という十分な時間をとって面談を行って求職者のニーズを的確につかむことで、最適な求人の提案につなげているのです。

実際にお仕事ラボでは、95.6%と非常に高い定着率を実現しています。

専任のコンサルタントが親身に寄り添ってくれるお仕事ラボなら、年収を含めてより理想に近い形での転職が実現するでしょう。

特徴 ・約3,600件の高年収案件が掲載されている(2023年7月時点)
・丁寧なヒアリングで95.6%と高い定着率を実現している

大手企業を希望する方におすすめの薬剤師転職サイト

買収や合併などによって組織体制が大きく変わり、安定した環境で働けない薬剤師の方もいるでしょう。

組織が比較的安定している大手企業に転職したいときは、「マイナビ薬剤師」「リクナビ薬剤師」がおすすめです。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は人材会社大手の「株式会社マイナビ」が運営しており、大手企業の求人が充実しています。

2023年9月時点では「日本全薬工業株式会社」「富士フイルムメディカル株式会」「日本トランスシティ株式会社」などの大手企業の求人が公開されていました。

ドラッグストアも「株式会社スギ薬局」「クラフト株式会社(さくら薬局グループ)」「株式会社サンドラッグ」「ウエルシア薬局」といった、大手の求人を多数掲載中です。

また、マイナビ薬剤師は全国14ヶ所に拠点があり、「大手企業に初めて転職するから不安」という相談にも応じています。

「薬剤師のための企業転職相談会」に参加すれば、業界や転職における最新動向、面接対策などを確認可能です。相談会も利用もすべて無料のため、気軽に利用してみてください。

特徴 ・大手企業の求人を多数掲載している
・相談会で企業転職における最新動向をチェックできる

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師は「株式会社リクルートメディカルキャリア」が運営を手がける、知名度の高い薬剤師転職サイトです。

以下の4社をはじめ、特に大手薬局の求人が数多く掲載されています。

  • 日本調剤株式会社
  • 株式会社アイセイ薬局
  • 株式会社スギ薬局
  • クオール株式会社

これら以外にも、公式サイトの「薬局・企業一覧」において「イオンリテール株式会社」「株式会社ココカラファインヘルスケア」「日本メディカルシステム株式会社」などの大手企業をチェックできます。

企業によっては「社員インタビュー」を掲載しているので、転職したい企業があれば事前に確認しておくと良いでしょう。

大手企業といっても多数あるため、どこに転職しようか悩む薬剤師の方もいるでしょう。キャリアアドバイザーが希望を聞き、あなたに合う求人を紹介可能です。

特徴 ・大手調剤薬局の求人が充実している
・社員インタビューを掲載している大手企業もある

残業を減らしたい方におすすめの薬剤師転職サイト

「残業の少ない職場に移りたい」「残業を減らしてワークライフバランスを整えたい」という方におすすめしたいサイトは、「マイナビ薬剤師」「薬剤師ワーカー」です。

マイナビ薬剤師

豊富な薬剤師案件を取り扱っているマイナビ薬剤師。公式サイトでは「勤務地」「業種」「雇用形態」などに加えて、さまざまな条件で求人を絞り込むことができます。

実際に「残業月10h以下」で検索すると、約43,000件の公開求人数に対して約11,000件の情報がヒットしました。(2023年7月時点)

公開求人の2割以上が残業の少ない職場となっているので、働きやすい労働環境を求める薬剤師にとっては良い転職先に出会える可能性の高いサイトと言えるでしょう。

またマイナビ薬剤師の場合、応募や入職前に知っておきたい職場情報があれば、キャリアアドバイザーと法人営業担当が求職者に代わって職場に確認を取ってくれます。

転職前に疑問を解消しておくことは転職成功のための重要なポイントです。

残業時間だけでなく、休みの取りやすさや職場の大変さ・忙しさなど、気になることがあればぜひ積極的にアドバイザーに質問してみることをおすすめします。

特徴 ・約11,000件の「残業月10h以下」の案件が掲載されている(2023年7月時点)
・キャリアアドバイザーと法人営業担当が事前に職場情報を確認してくれる

薬剤師ワーカー

薬剤師ワーカーは医療・福祉業界において人材紹介サービスを提供する「株式会社トライトキャリア」による、薬剤師専門の就職・転職支援サイトです。

「病院」「調剤薬局」「ドラッグストア」「企業」などの薬剤師案件を取り扱っていて、公開求人数だけで22,000件以上あります。

そのうち「残業少なめ」の条件に該当する求人数は約9,100件と、全体の約4割を占めています。(2023年7月時点)

そのため、転職で残業を減らしたいと考えている薬剤師には最適なサイトと言えるでしょう。

薬剤師ワーカーは非公開案件も豊富で、なかには総合病院や大手薬局などの人気案件や製薬会社などの稀少な転職先などもあります。

公開求人の内容に物足りなさを感じた場合やより好条件の職場を狙いたい薬剤師は、サイトへ登録して専任アドバイザーから紹介を受けましょう。

薬剤師ワーカーの大きな特徴としてあげられるのが、求職者と募集元の双方を同じアドバイザーが専任で担当する「一元管理体制」です。

転職サイトのなかには、求職者と募集元にそれぞれ別の担当が付くなど、間に複数名のスタッフが入るところもあります。

その点、薬剤師ワーカーは仲介役をアドバイザーひとりに限定しているので、情報伝達のスピードが速く情報の行き違いなどが起こりません。

これによってミスマッチやトラブルのない転職が実現します。

特徴 ・約9,100件の「残業少なめ」の案件が掲載されている(2023年7月時点)
・「一元管理体制」でミスマッチのない転職が実現するサイト

人間関係の悩みを解決したい方におすすめの薬剤師転職サイト

「人間関係が良い職場に転職したい」「転職して人間関係の悩みを解決したい」という方には、「マイナビ薬剤師」「ファルマスタッフ」の2つの薬剤師転職サイトをおすすめします。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師では病院や薬局、ドラッグストアなどにキャリアアドバイザーが直接出向き、人間関係や雰囲気といった情報を確認しています。

前もって人間関係について知ることができるため、自分と合う職場に出会いやすいでしょう。

また、キャリアアドバイザーが親身に相談にのってくれるため、人間関係の悩みにもきちんと応じてくれます。アフターフォローも丁寧で、転職後に人間関係で悩んだ際も相談が可能です。

1人の転職活動では、職場の人間関係や雰囲気を事前に知るのは難しいでしょう。理想とする職場に転職できるように、マイナビ薬剤師の情報力を活用することをおすすめします。

なお、求人は「在宅業務あり」で検索することが可能です。職場での人間関係が苦手な方は、在宅医療に取り組む職場に転職するのも良いでしょう。

特徴 ・職場の人間関係や雰囲気の情報も確かめている
・アフターフォローで転職後の悩みも相談できる

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは会って話を聞くことを重視している、薬剤師転職サイトです。人間関係の悩みも含め、薬剤師の転職を丁寧にサポートしています。

転職した職場において人間関係の新たな悩みが生じたときも、きちんと対応してくれるので、とても頼りになる存在です。

求人検索画面では、「一人薬剤師」という他の薬剤師転職サイトではあまり見かけない条件を設けています。経験豊富で1人でも業務を行える方は、一人薬剤師体制の職場を探すのもおすすめです。

また、ファルマスタッフでは「新規オープン店舗」の求人も随時掲載しています。新規オープンなら一から人間関係を築けるため、ご希望エリアの求人がないかチェックしてみてください。

特徴 ・転職先の人間関係の悩みも対応している
・「一人薬剤師」「新規オープン店舗」の求人検索が可能

正社員以外で働きたい方におすすめの薬剤師転職サイト

派遣やパート・アルバイトなど、正社員以外の雇用形態で薬剤師として働きたい方もいるでしょう。

そんな方には、「ヤクジョブ」「アプロ・ドットコム」の利用がおすすめです。

ヤクジョブ

ヤクジョブはサービス開始以降、20年以上にわたって薬剤師の就職・転職・派遣就業をサポートしてきた実績豊富なサポートサイトです。

特に「調剤薬局」が豊富で、公開求人数は40,000件を超えています。(2023年7月時点)

雇用形態は「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」「派遣」「紹介予定派遣」と幅広く対応していますが、特に手厚いのが派遣サポートです。

薬剤師として派遣就業を希望する方に向けて、ヤクジョブでは以下3つのサポートを用意しています。

  • 派遣スタッフサポート…「クラシス株式会社」の派遣スタッフとして勤務する
  • 紹介予定派遣サポート…正社員やパート就業を視野に入れて最初は派遣社員として勤務を開始する
  • 単発派遣サポート…派遣社員として一日単位で就業する(一定の条件あり)

派遣と一口に言っても形態は異なるので、自分に合った働き方が選べるでしょう。

ヤクジョブで派遣薬剤師として働く大きなメリットは、充実した福利厚生を受けられることです。

【福利厚生の内容】社会保険や雇用保険の完備/有給休暇の付与/薬剤師賠償責任保険への自己負担なしでの加入/定期健康診断・ストレスチェックの実施/年末調整/産前産後休暇・育児休暇・介護休暇の取得

さらに、独自研修やe-ラーニングなど派遣薬剤師向けのスキルアップ体制も整っています。

派遣薬剤師のサポートが充実しているヤクジョブは、派遣就業の経験がない薬剤師でも安心できるおすすめの転職サイトと言えるでしょう。

特徴 ・派遣薬剤師のサポート体制が整っている
・派遣薬剤師向けの福利厚生が充実している

アプロ・ドットコム

アプロ・ドットコムは、薬剤師に特化して転職支援を行ってきた「株式会社アプロ・ドットコム」による、薬剤師人材紹介サイトです。

全国各地の薬剤師案件を取り扱っていて約24,000件の求人が掲載されています。

公開求人をさらに雇用形態で絞り込むと、特に「正社員」と「パート」が豊富であることが分かりました。

雇用形態 公開求人数
正社員 約12,000件
パート 約9,900件

(2023年7月時点)

パート案件を多数取り扱っているアプロ・ドットコムなら、正社員以外の働き方を希望する方にもおすすめで、多くの選択肢のなかから転職先を選ぶことができるでしょう。

アプロ・ドットコムの特徴として、ひとりのキャリアアドバイザーが求職者と募集元の両方を担当する体制があげられます。

仲介する人間が複数名いる場合、情報の行き違いがあったりやりとりに時間がかかったりと、ミスマッチやトラブルが生じる可能性があります。

間に入る人間をひとりに限定することで連絡がスムーズに取れるようになり、双方にも正確な情報がスピーディーに伝えられるようになります。

また、アプロ・ドットコムは完全独立系の薬剤師転職サイトです。

医療機関や薬局の傘下の転職サイトのなかには、求職者の希望よりサイト側の都合を優先して特定の案件ばかりを提案するケースもあるようです。

その点、独立系のアプロ・ドットコムならそうしたリスクや心配とも無縁です。フェアな立場で求職者に寄り添った提案やサポートが期待できる点でもおすすめと言えます。

特徴 ・パートの取り扱いが多い
・ひとりのキャリアアドバイザーが求職者と募集元を担当する

ママさん薬剤師におすすめの薬剤師転職サイト

「ママ薬剤師でも無理なく働ける職場を紹介してほしい」「仕事と育児を両立したい」という薬剤師には、「マイナビ薬剤師」「アプロ・ドットコム」がおすすめの転職サイトです。

マイナビ薬剤師

業界トップクラスの薬剤師案件を取り揃えているマイナビ看護師には、以下のようなママ薬剤師の方でも働きやすい案件を多数取り扱っています。

条件 公開求人数
産休・育休取得実績有り 約25,000件
残業月10h以下 約11,000件
年間休日120日以上 約10,000件

(2023年7月時点)

非公開案件も多数保有しているので、希望条件にマッチする職場が見つかる可能性が高いでしょう。

また、マイナビ看護師ではキャリアアドバイザーが直接職場を訪れて、詳細な職場情報を入手するよう努めています。

給与や待遇などの条件面はもちろん、ママ薬剤師にとって働きやすい職場かどうかも確認したうえで仕事を提案してくれるので、安心して転職活動に臨めるでしょう。

職場情報にも詳しいマイナビ薬剤師なら、自分に合った働き方を実現できる職場に出会えるはずです。

特徴 ・約25,000件の「産休・育休取得実績有り」の案件が掲載されている(2023年7月時点)
・アドバイザーが直接職場を訪問していて職場情報に詳しい

アプロ・ドットコム

薬剤師を専門として人材紹介サービスを行っているアプロ・ドットコムは、正社員だけでなく、契約社員、パート・アルバイトなど、さまざまな雇用形態を希望する人にもおすすめの転職サイトです。

派遣の取り扱いもあり、週5勤務のフルタイムから月1日の単発まで、多様な働き方に対応しているので、ライフステージの変化によって働き方を変えたい薬剤師や仕事と育児を両立したいママ薬剤師の方におすすめのサイトです。

よりマッチング度の高い転職を目指すなら、サイトへ登録して紹介を受けると良いでしょう。

アプロ・ドットコムには調剤薬局、ドラッグストア、医療機関などとの間に長年培ってきたネットワークと信頼関係があります。

給料や待遇などの条件面で気になる点があれば、キャリアアドバイザーが直接求人元に確認を取ってくれるので、納得したうえで選考に臨めるでしょう。

アプロ・ドットコムでは、応募書類の添削や面接準備など選考対策に加えて、転職後や派遣就業後のフォローも行っています。

転職活動期間だけでなく新たな環境で仕事を始めた後でもサポートやフォローが受けられるアプロ・ドットコムなら、パート勤務や派遣就業の経験がない薬剤師にもおすすめですよ。

特徴 ・「正社員」「パート・アルバイト」「派遣」とさまざまな雇用形態に対応している
・転職後や派遣就業後のアフターフォローが充実している

ブランクから復帰する方におすすめの薬剤師転職サイト

「ブランク明けでも働ける職場に転職したい」「ブランクがあっても応募できる求人を多数取り扱っている転職サイトを利用したい」という薬剤師の方には、「ファルマスタッフ」「ファーマキャリア」の利用がおすすめです。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフでは、業界最多級の薬剤師求人を取り揃えています。

公式ホームページでは50,000件以上の薬剤師求人が公開されており、「エリア」「雇用形態」「給与」「業種」などの条件から求人検索ができます。

条件のなかには「ブランク可」という項目もあり、実際に検索すると25,000件以上の薬剤師求人がヒットしました。(2024年2月時点)

公開求人の半数以上が「ブランク可」求人となっていることから、ブランクがあっても応募できる求人を探したい方にファルマスタッフはおすすめのサービスと言えるでしょう。

また、ファルマスタッフではエリアごとに担当のコンサルタントが在籍しており、地域密着型のサポートを提供しています。

希望エリアの職場情報はもちろん、薬剤師転職に関する最新の情報も提供してもらえるので、「薬剤師として復帰したいが、以前働いていたときと現在とでどのように変わったのかわからない…」という方にとっては特に頼もしい存在となってくれるでしょう。

特徴 ・公開求人の半数以上が「ブランク可」の求人となっている(2024年2月時点)
・エリアごとに担当のコンサルタントが在籍している

ファーマキャリア

ファーマキャリアは薬剤師を専門とした転職支援サービスです。

公式ホームページでは「エリア」「雇用形態」「職種」のほか、以下のようにさまざまな「こだわり条件」から求人検索ができます。

【こだわり条件】駅近(5分以内)/年間休日120日以上/車通勤OK/高額年収(600万以上) /高額時給(2500円以上) /定期昇給あり/土日休み/ブランクあり可/在宅業務あり/残業なし/店舗数30以上/託児所あり/産休・育休取得実績あり/扶養内勤務/総合門前/新卒可/研修制度充実/未経験可/店舗異動なし/住宅手当・支援あり/新規店舗/漢方/認定薬剤師取得支援あり

公開求人数は約34,000件で、うち「ブランクあり可」求人は約3,900件ありました。(2024年2月時点)

公開求人のなかに希望の求人が見つからない場合は、無料の転職サポートへ登録してみましょう。

ファーマキャリアでは、希望条件をヒアリングし、求人をオーダーメイドで作成します。

元々ある求人をファーマキャリアのコンサルタントが交渉を重ねて希望にもっとも近い形にしてから提案してくれるので、他のサービスにはないような魅力的な求人に出会える可能性が高いでしょう。

また、ファーマキャリアはコンサルタントの質の高さも魅力のひとつです。

ヒアリング力や交渉力などスキルの高いコンサルタントのサポートがあれば、満足度の高い転職が実現するでしょう。

特徴 ・「オーダーメイド求人」で希望に近い求人に出会える可能性が高い
・ヒアリング力や交渉力の高いコンサルタントが在籍している

未経験の業務・業種で働きたい方におすすめの薬剤師転職サイト

転職を機に、違う仕事にチャレンジしたい方もいるでしょう。

未経験の業務・業種で働きたい薬剤師の方には「リクナビ薬剤師」「薬剤師ワーカー」の転職サイトがおすすめです。

リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師は2023年9月時点で、約12,000件の「未経験者歓迎」の求人を公開しています。

未経験でも勤務できる職場が多く、これまでとは違う業務に携わりたい方、初めての業種で働きたい方におすすめです。

求人は「勉強会あり」の条件で検索できるため、未経験の業務・業種への転職に不安がある方も安心できるでしょう。

また、キャリアアドバイザーが事前調査を徹底しており、転職後のミスマッチを防げます。転職する上で不安なことがあれば、事前調査をお願いするのも良いでしょう。

キャリアアドバイザーは条件交渉も行っているため、未経験の職場で働く際に譲れない条件があれば、伝えておくと安心です。

リクナビ薬剤師ではサポートが万全な点も魅力で、求人の紹介から、応募書類や退職交渉のアドバイスまで、丁寧に対応しています。

特徴 ・「未経験者歓迎」の求人が約12,000件と豊富
・キャリアアドバイザーの事前調査でミスマッチを防げる

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは2023年9月時点で、「未経験・ブランクのある方可」の求人が約9,500件あります。

研修や勉強会などを行い、未経験の薬剤師の方が働きやすい職場が豊富です。全国各地の求人を多数掲載しているので、希望する地域の求人を確かめてみましょう。

また、薬キャリエージェントは非公開求人も保有しています。非公開求人の紹介には、登録が必要です。未経験の業務・業種に転職したいものの、良い求人が見つからないときは登録・相談してみましょう。

コンサルタントの満足度は95%と非常に高く、初めて薬剤師転職サイトを利用する方も安心できます。最短で、即日最大10件の求人を紹介してくれる点も魅力です。

特徴 ・未経験可の求人が約9,500件公開されている
・コンサルタントの満足度95%で安心して相談できる

【年代別】おすすめの薬剤師転職サイト

続いて、「20代」「30代」「40代」「50代以上」と、年代ごとにおすすめの薬剤師転職サイト・エージェントを紹介していきます。

20代におすすめの薬剤師転職サイト

20代の薬剤師転職には、若手薬剤師でも応募可能な案件が多い「マイナビ薬剤師」とサポートが手厚い「お仕事ラボ」の利用がおすすめです。

マイナビ薬剤師

公開求人数だけで約43,000件と、業界トップクラスの取り扱いがあるマイナビ薬剤師。

以下のように、20代の若手薬剤師でも応募可能な案件、今後のキャリアを見据えてスキルアップしたい薬剤師向けなども豊富に取り扱っています。

条件 公開求人数
未経験者も応募可能 約22,000件
新卒も応募可能 約17,000件
スキルアップ 約15,000件

(2023年7月時点)

20代の薬剤師の方のなかには転職が初めての方も多いでしょう。

そんな薬剤師におすすめなのが、マイナビ薬剤師が全国14の地域で行っている無料転職相談会です。

そのなかには転職初心者に向けた「はじめての転職相談会」も含まれています。

【「はじめての転職相談会」の内容】

  • キャリアの棚卸し
  • 転職スケジュールの組み立て
  • 希望や適性に合わせた案件の提案

このように転職活動の基本のレクチャーから転職先の提案までと充実の内容で構成されています。具体的な転職ノウハウを学べたりWEBに掲載されていない情報に触れられたりと、実際に参加するメリットは多いでしょう。

20代の転職は今後のキャリアを決めるうえでも重要です。転職全体の流れを把握・理解するためにも足を運んでみることをおすすめします。

特徴 ・未経験者や新卒向けを多数取り扱っている
・「はじめての転職相談会」で転職ノウハウが学べる

お仕事ラボ

薬剤師に特化した転職支援サイトとしておすすめなのが、お仕事ラボ。「株式会社アイセイ薬局」の子会社が運営しており、特に「調剤薬局」の案件数が豊富です。

お仕事ラボを利用するメリットのひとつに、薬剤師の転職業界事情に精通したコンサルタントによる手厚いサポートがあげられます。

例えば、サイト登録後の個別面談は90分という時間をかけて行います。

コンサルタントがヒアリングする内容は希望条件だけでなく、これまで担当してきた仕事内容や今後のキャリアプランなど。求職者の話にじっくり耳を傾けてニーズを的確に把握することで、最適な仕事の提案と納得のいく転職を実現します。

お仕事ラボの紹介後の定着率は95.6%です。

この高水準は、丁寧なヒアリングを元に行った提案によってマッチング度の高い転職を実現している証とも言えるでしょう。

以下のように、お仕事ラボでは面接前後のサポートもしっかり行っているので、面接に苦手意識を持っている薬剤師でも安心して選考に臨めるはずです。

【面接前後のサポート】

  • 面接前の連絡
  • 面接への同行
  • 面接後のヒアリング

さらに、転職後であっても専任コンサルタントに電話やメールでの相談が可能!ひとりで悩む心配がありません。

求職者に寄り添った親身なサポートを長期的に受けられるお仕事ラボは、何かと不安になりがちな20代の転職活動にもおすすめの転職サイトです。

特徴 ・調剤薬局が豊富
・親身で長期的なサポートが受けられる

30代におすすめの薬剤師転職サイト

薬剤師としての経験を積んできた30代の方におすすめの薬剤師転職サイト・エージェントは、求人数が豊富な「ファルマスタッフ」とハイクラス転職に強い「薬キャリエージェント」です。

ファルマスタッフ

医療業界人材に特化して転職支援を行っているファルマスタッフでは、約46,000件という豊富な求人情報を公開しています。

そのなかには年収600万円以上の高給与案件が約12,000件と豊富に含まれており、30代からの年収アップを目指す薬剤師にもおすすめの転職サイトです。

業種としては「調剤薬局」の求人が約39,000件と、公開求人の8割を占めているので、調剤薬局への転職を希望する方は一度サイトで探してみると良いでしょう。(2023年7月時点)

ファルマスタッフでは「お会いする姿勢」を重視しており、ひとりひとりに丁寧に向き合った転職相談を行っています。

実際に、利用者のコンサルタントに対する満足度は非常に高いです。

  • コンサルタントの質や印象への満足度…96.3%
  • コンサルタントの業界知識・転職市場に関する知識への満足度…97.6%

またファルマスタッフは、2021年11月の「20代30代に強い薬剤師転職サイト」において第1位を獲得しています。

業界最大級の薬剤師案件を有していて、コンサルタントの質において高評価を得ているファルマスタッフなら、キャリアの形成に大きく関わる30代の転職をより希望に近い形で実現することができるでしょう。

特徴 ・年収600万円以上の高給与案件を多数取り扱っている
・コンサルタントに対する利用者満足度が高い

薬キャリエージェント

薬剤師専門の転職支援サービスの薬キャリエージェントは、年間20,000人以上の薬剤師登録があるおすすめのサイトです。

公開求人数は約33,000件あり、「調剤薬局」「病院」「OTC販売」「企業」などさまざまな業種を取り扱っています。(2023年7月時点)

薬キャリエージェントでは、年収アップやキャリアアップを目指す薬剤師の転職支援にも強みを持っています。

コンサルタントはハイクラス薬剤師を専門としていて、求人票に記載されていない募集背景や求められる人材・役割についても、紹介の際に丁寧に説明してもらえます。

マネジメント、ラウンダー、店舗開発などの種類も多種多様なので、転職先の選択肢が増えるでしょう。

実際に、薬キャリエージェントでハイクラス転職をして、60万円以上の年収アップを実現させた事例も多数あります。

これまでに多数の薬剤師転職の実績を積んできていて、コンサルタントは最新の転職ノウハウを熟知しているので、薬キャリエージェントを上手に活用すれば、30代のハイクラス転職の成功率もぐっと向上させることができるはずです。

特徴 ・年間20,000人以上の薬剤師がサイトに登録している
・薬剤師のハイクラス転職に強い

40代におすすめの薬剤師転職サイト

40代での薬剤師転職には、管理職求人の取り扱いがある「ファーマキャリア」と、最短即日10件の求人紹介が受けられる「薬キャリエージェント」がおすすめです。

ファーマキャリア

薬剤師を専門に転職支援サービスを提供するファーマキャリアでは、全国の調剤薬局、病院、ドラッグストアを取り扱っています。

雇用形態としては「正社員」「パート・アルバイト」が中心で、約30,000件の薬剤師求人が掲載されています。(2023年7月時点)

勤務薬剤師向けのほか、管理薬剤師やエリアマネージャーなどの管理職の用意もあるので、40代で管理職を視野に入れた転職をしたい薬剤師にもおすすめのサイトです。

ファーマキャリアを利用するメリットとして、経験・知識が豊富なコンサルタントによる質の高いサポートが受けられることがあげられます。

ファーマキャリアには、転職ノウハウを熟知したコンサルタントが多数在籍しています。

加えて、コンサルタントが担当する求職者数を制限し、ひとりひとりの求職者とじっくり向き合える体制を整えているので、求職者としては充実したサポートが期待できるでしょう。

また、ファーマキャリアを活用した転職活動は平均して1ヶ月ほどです。

登録後、最短2日で内定を獲得した事例もあるので、スピーディーな転職を希望する薬剤師にもおすすめの転職サイトです。

特徴 ・管理薬剤師やエリアマネージャーなどの管理職求人の取り扱いがある
・優秀なコンサルタントの質の高いサポートが受けられる

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは、医療業界を専門としてサービスを提供するエムスリーグループによる、薬剤師専門の転職支援サイトです。

全国各地の薬剤師案件を取り扱っていて、公開求人数は約33,000件です。(2023年7月時点)

非公開・好条件求人も多数保有していています。

薬キャリエージェントに登録すると、最短即日で最大10件(派遣の場合は最大5件)の求人を紹介してもらえます。

登録から仕事紹介までがスピーディーなので、現職が忙しい方や急いで転職したい薬剤師でもスムーズに転職活動が開始できるでしょう。

また、希望に合わない条件があればコンサルタントが直接職場に交渉!良い案件が見当たらない場合でも、通勤圏内の職場に対してコンサルタントが1件1件問い合わせて転職先を探してくれます。

コンサルタントによる丁寧なサポートがあれば、自分では見つけ出せなかった希望の職場に出会えるかもしれません。

特徴 ・非公開案件や好条件案件を豊富に保有している
・即日最大10件紹介してもらえる

50代以上におすすめの薬剤師転職サイト

50代以上で転職したい薬剤師の方には、幅広い年齢の薬剤師転職に対応している「薬キャリエージェント」と業界最大級の求人数を誇る「ファルマスタッフ」がおすすめです。

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは、年間20,000人以上の薬剤師が利用するおすすめの転職支援サイトです。

公開求人数は約33,000件にも上り、WEBに掲載していない非公開・非条件求人も多数保有しています。(2023年7月時点)

全国の薬剤師求人を取り扱っていますが、今の条件を満たす求人がない場合は、コンサルタントが通勤圏内に良い案件の募集が出ていないかを丁寧に確認してくれます。

また、薬キャリエージェントのサイト検索機能は充実していて、「60歳以上歓迎」の条件の設定も可能です。

未経験者、ブランク明け、小さな子供がいる方、ベテランの方など、さまざまな状況の薬剤師転職を成功させてきた薬キャリエージェントなら、50歳以上の薬剤師の方でも自分に合った職場に出会える可能性が高いでしょう。

特徴 ・全国多数の非公開・好条件求人を保有している
・60歳以上の方向けも取り扱っている

ファルマスタッフ

業界最大級の薬剤師求人を取り揃えているファルマスタッフ。公開数だけで46,000件以上あり、「正社員」「パート・アルバイト」「派遣」「紹介予定派遣」とさまざまな雇用形態に対応しています。

ファルマスタッフでは、コンサルタントを各エリアに配置しています。

エリア担当制という形を取ることで地域に根ざした活動を実現。該当エリアの調剤薬局や医療機関の情報を入手しているので、「薬剤師の年齢層や男女比が知りたい」「実際の職場の雰囲気はどう?」といった質問に対しても、よりリアルな回答が得られるでしょう。

また、ファルマスタッフへの登録後は、「応募書類の作成」「面接日程の調整」「給与・休日などの条件交渉」などコンサルタントによる幅広いサポートが受けられます。

20代や30代と比較して勤続可能な期間が短くなってしまう50代の場合、年齢がネックになって転職先の選択肢が狭まってしまうケースは少なくありません。

それでも薬剤師求人を豊富に取り揃えていてサポートも手厚いファルマスタッフを活用して転職活動を行えば、50代以上の転職でも成功率を高めることができるでしょう。

特徴 ・業界最大級の求人数を誇っていて多様な雇用形態に対応している
・地域に根ざした転職サポートを行っていて職場情報に詳しい

【雇用形態別】おすすめの薬剤師転職サイト

転職を考えている薬剤師の方の中には、「正社員になって年収を増やしたい」「ブランクがあるから短期の派遣で働きたい」など、雇用形態をすでに決めている方もいるでしょう。

ここでは、「正社員」「パート・アルバイト」「派遣」の雇用形態それぞれにおすすめの薬剤師転職サイトをお伝えします。

正社員に転職するなら【マイナビ薬剤師】【ファーマキャリア】

正社員におすすめの転職サイトはこちら
  • マイナビ薬剤師:正社員の求人が多い
  • ファーマキャリア:オーダーメイドで求人を作成

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、「株式会社マイナビ」が手掛ける薬剤師転職サイトです。数々の転職サイトを運営してきたノウハウがあり、マイナビ薬剤師にもたくさんの求人が掲載されています。

2023年7月20日時点における雇用形態別の求人数は、以下の通りです。

正社員 約37,000件
契約社員 約1,800件
パート・アルバイト 約12,000件
業務委託その他 10件

7割近くが正社員の求人で、いろいろな条件に合う職場を探せます。日本全国の求人が掲載されており、「調剤薬局」「病院・クリニック」「ドラッグストア」など、業種も豊富です。

「土日休み(相談可含む)」「年間休日120日以上」「管理職候補」「スキルアップ」「未経験者も応募可能」など、正社員の転職で重視したいさまざまな条件で検索できます。

キャリアアドバイザーに相談し、希望に合う求人を紹介してもらうことも可能です。非公開求人の紹介、応募書類の提出、面接の日程調整なども代わりに行ってくれます。

マイナビ薬剤師は、面接会場が14ヶ所ある点も魅力です。東京や大阪の他、北は札幌市、南は鹿児島市にも会場を構えています。

ファーマキャリア

「自分に合う正社員の求人が見つからない」という薬剤師の方には、ファーマキャリアがおすすめです。

ファーマキャリアでは、オーダーメイドで求人を作成します。働きたいエリアで好条件を提示してくれそうな病院や薬局などに働きかけ、あなたの希望に近づけてから求人を提案してくれます。

コンサルタントは、大手人材紹介会社で優秀な成績をおさめていた方が中心です。薬剤師の方の転職を成功させるためのノウハウが多くあり、安心して転職について相談できます。

また、ファーマキャリアは、担当の薬剤師の数を限定しているのも特徴です。一人ひとりの悩みに寄り添い、丁寧にサポートします。

2023年7月20日時点の求人数は、およそ30,000件です。そのうち、約18,000件が正社員の求人で、過半数を占めています。

パート・アルバイト希望なら【ファルマスタッフ】【お仕事ラボ】

パート・アルバイトにおすすめの転職サイトはこちら
  • ファルマスタッフ:パート・アルバイトの求人が約3割
  • お仕事ラボ:調剤薬局のパートが多い

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは「株式会社メディカルリソース」が運営する薬剤師転職サイトで、全国各地の求人が掲載されています。

2023年7月20日時点の求人数は約46,000件で、雇用形態別の内訳は以下の通りです。

正社員 約30,000件
パート・アルバイト 約15,000件
派遣 約1,500件
紹介予定派遣 約50件

パート・アルバイトの求人が全体の約30%を占め、さまざまな条件で求人を探せます。「未経験可」「週32h以上」「Wワーク可」「扶養内勤務OK」など、検索しやすい条件がそろっているのも魅力です。

雇用形態でパート・アルバイトを選ぶと、「2,000円」「2,500円」など時給を選択できます。転職にあたり、希望する時給を決めている人は、ぜひ活用してみてください。

求人数が多いものの、希望に合う求人が見つからないケースもあるかもしれません。コンサルタントに相談すれば、非公開求人もあわせて求人を探し、希望に近い職場を提案してくれます。

ファルマスタッフのLINEアカウントを友だち追加すれば、新着求人をチェックすることが可能です。医薬品や転職に関する情報も届き、LINEで気軽に確認できます。

お仕事ラボ

お仕事ラボも、パート・アルバイトを希望する方におすすめの薬剤師転職サイトです。

株式会社アイセイ薬局の子会社である「株式会社AXIS」が運営しており、調剤薬局への転職を考えている方に特におすすめします。

2023年7月20日時点において公開求人数は約8,400件で、そのうちパートの求人は約3,300件です。パート求人のうち、8割近い約2,600件が調剤薬局となっています。

ファルマスタッフと同様に、検索時は時給の設定が可能です。お仕事ラボは1円単位で細かく設定できるため、より理想に近い時給で求人を探せるでしょう。

転職活動はもちろん、お仕事ラボは転職した後も相談にのってくれます。パートに無事転職できたとしても、新たな悩みが生じる可能性もあります。お仕事ラボならコンサルタントが丁寧にサポートし、転職後も安心です。

派遣に転職したい薬剤師には【薬キャリエージェント】【ヤクジョブ】

派遣におすすめの転職サイトはこちら
  • 薬キャリエージェント:派遣サービスを展開
  • ヤクジョブ:紹介予定派遣の求人を探せる

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは、医師や薬剤師の人材紹介サービスを展開してきた「エムスリーキャリア株式会社」が運営しています。

薬剤師派遣サービスも行っており、「時給4,000円」「週3日OK」「短期」など、いろいろな希望に応じた求人を紹介可能です。コンサルタントは「育児と仕事を両立できるか、短期の派遣で見極めたい」といった相談にものってくれます。

薬キャリエージェントは非公開求人を多数所有し、中には独占求人がある点も特徴です。他の薬剤師転職サイトで理想の派遣求人が見つからなかった方は、ぜひ利用してみてください。

派遣なら最短で即日最大5件の求人を紹介してくれるため、転職を急いでいる薬剤師の方にもおすすめです。応募手続きや条件交渉など、コンサルタントによるサポートで最短3日で内定へ導きます。

ヤクジョブ

紹介予定派遣での転職を考えている方には、ヤクジョブがおすすめです。「派遣」または「紹介予定派遣」だけに絞って検索できます。

紹介予定派遣とは、一定期間を派遣スタッフとして働き、期間終了後は直接雇用される働き方です。直接雇用は正社員とは限らず、契約社員やパートの場合もあります。

派遣・紹介予定派遣ともに、「土日休み」「高時給」「交通費全額支給」など、好条件の求人が集まっているのも特徴です。

ただし、好条件の求人は非公開の場合もあります。求人紹介サービスに申し込むと、好条件の非公開求人も含め、求人を親身に探してくれます。サービスでは給与交渉や派遣のサポートなども受けられ、料金は一切かかりません。

ヤクジョブでは、単発派遣サポートも行っています。1日単位で勤務でき、「学生」「年収500万円以上で副業にて勤務したい人」といった特定の条件に当てはまれば、単発の勤務が可能です。

さらに、福利厚生や教育制度が充実しており、派遣で働きながらキャリアアップも目指せます。担当のコーディネーターは「派遣で働いているけど、やっぱり正社員の仕事を探したい」という相談にも応じてくれます。

【人気の職場別】おすすめの薬剤師転職サイトを紹介

ここからは、薬剤師の転職において人気の職場別に、おすすめの薬剤師向け転職サイト・エージェントを紹介していきます。転職を希望する施設に強い求人としてどのようなサービスがあるか、ぜひ確認してみてください。

調剤薬局で働きたい方向けの薬剤師転職サイト・エージェント

調剤に特化した調剤薬局は、薬剤師にとって主要な職場のひとつです。

そんな調剤薬局で働きたい方には、「ファルマスタッフ」「ファーマキャリア」「お仕事ラボ」の利用がおすすめです。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは「株式会社メディカルリソース」が運営する、医療業界人材に特化した転職支援サイトです。

業界最大級の薬剤師求人を取り揃えていて、その数はWEBに掲載されている求人だけで46,000件を超えています。

「調剤薬局」「病院・クリニック」「ドラッグストア」「企業」などの薬剤師求人もありますが、なかでも「調剤薬局」の求人が豊富です。

  • 公開求人数…約46,000件
  • 調剤薬局の公開求人数…約39,000件

(2023年7月時点)

公開求人の8割以上を「調剤薬局」の求人が占めている理由として、グループ企業の存在があげられるでしょう。

ファルマスタッフの場合、グループ企業に大手保険調剤薬局チェーンの経営を行う「日本調剤株式会社」があります。そのため、他社と比較して圧倒的な数の薬局求人の保有が可能となっています。

また、ファルマスタッフでは「日本調剤株式会社」の教育ノウハウを活かした、スキル・キャリアアップのための教育サービスも提供しています。

このようなことから、調剤薬局で働きたい薬剤師にとって、ファルマスタッフは利用すべき薬剤師転職サイトと言えるでしょう。

特徴 ・業界最大級の薬剤師求人を取り揃えている
・グループ企業に「日本調剤株式会社」があり調剤薬局の求人が多い

ファーマキャリア

ファーマキャリアは、2015年に大手人材紹介会社出身のコンサルタントによる、薬剤師専門の転職サイトです。

「正社員」だけでなく「パート・アルバイト」の薬剤師求人を取り扱っていて、その数は公開求人数だけで30,000件を超えています。

  • 公開求人数…約30,000件
  • 調剤薬局の公開求人数…約25,000件

(2023年7月時点)

急性期病院や療養型病院などさまざまな形態の病院求人を取り扱っていますが、公開求人の8割以上を占めているのが「調剤薬局」の求人です。

そのなかには、年収600万円以上の高年収求人も多くあるので、調剤薬局で働きたい方だけでなく年収アップを目指す方にもおすすめです。

ファーマキャリアの特徴は、求職者の希望に合わせて求人を作る「オーダーメイド求人」です。

すでにある求人を紹介するのではなく、コンサルタントが交渉を重ねて求人を希望にマッチするよう作ります。求職者としては理想に近い状態の求人を紹介してもらえるので、効率良く転職先を探すことができます。

コンサルタントの質が高いのも、ファーマキャリアの強みです。

ファーマキャリアのコンサルタントは高い交渉力に加えて、求職者ひとりひとりのニーズを的確にキャッチするヒアリング力にも長けています。スキルの高いコンサルタントのサポートがあれば、マッチング度の高い転職が実現するでしょう。

特徴 ・「オーダーメイド求人」で希望条件に近い求人に出会える
・交渉力とヒアリング力の高いコンサルタントのサポートが受けられる

お仕事ラボ

お仕事ラボは「株式会社AXTS」が運営する、薬剤師に特化した転職支援サイトです。

「ドラッグストア」「病院」「企業」などさまざまな施設の求人がありますが、調剤薬局経営を中心に医療・介護の分野で事業展開する「株式会社アイセイ薬局」を親会社に持つだけあって、特に「調剤薬局」の薬剤師求人が豊富です。
  • 公開求人数…約8,500件
  • 「調剤薬局(調剤専門)」の公開求人数…約7,000件

(2023年7月時点)

公開求人においては8割以上を薬局求人が占めていることから、調剤薬局での勤務を希望する方におすすめのサービスと言えるでしょう。

お仕事ラボではひとりのコンサルタントが求職者と求人先の両方を担当します。

転職エージェントのなかには、それぞれ別の担当者が付くこともありますが、お仕事ラボの場合、両者に同じ担当者が付くので、スムーズで正確性の高い転職支援が実現します。

また、お仕事ラボは転職後であっても専任コンサルタントへの相談が可能です。

「転職先でうまくいかなかったらどうしよう…」など新たな職場で働くとなると不安も感じがちですが、アフターフォローが受けられるお仕事ラボなら、転職先でも安心して働くことができるでしょう。

特徴 ・調剤薬局の求人情報を多数取り扱っている
・ひとりのコンサルタントが求職者と求人先を担当する

ドラッグストアで働きたい方向けの薬剤師転職サイト

OTC(一般用医薬品)や生活雑貨の販売業務だけでなく、最近では調剤併設型のドラッグストアも店舗数を増やしていて年々ニーズが高まっています。

そんなドラッグストアで働きたい薬剤師の方におすすめの転職サイト・エージェントは、「マイナビ薬剤師」「アプロ・ドットコム」「ヤクジョブ」の3社です。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は「株式会社マイナビ」が運営する、薬剤師専門の転職支援サイトです。

業界トップクラスの求人数があり、公開求人数だけで約43,000件にも上ります。

取り扱い業種は「調剤薬局」「病院・クリニック」「一般企業」とさまざまで、「ドラッグストア」の求人も合計して約11,000件と多数保有しているので、豊富な選択肢から希望の職場を探すことができるでしょう。

  • ドラッグストア(調剤併設)の公開求人数…約5,500件
  • ドラッグストア(OTCのみ) の公開求人数…約6,400件

(2023年7月時点)

求人のエリアは北海道から沖縄まで全国各地を網羅しています。

加えて、マイナビ薬剤師は大手が運営しているだけあって、全国各地に面談のための会場を設けています。

【面談会場一覧】銀座会場/新宿会場/さいたま会場/横浜会場/札幌会場/仙台会場/名古屋会場/大阪会場/京都会場/神戸会場/岡山会場/広島会場/福岡会場/鹿児島会場

転職支援のプロと直接会って転職やキャリアに関する相談ができるので、初めて転職する方はもちろん、転職に迷っている方や薬剤師としての働き方・キャリアの積み方に悩んでいる方にもおすすめです。

特徴 ・約11,000件の「ドラッグストア」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・全国に14の面談会場を設けている

アプロ・ドットコム

アプロ・ドットコムは大阪に本社を置く「株式会社アプロ・ドットコム」による、薬剤師専門の転職支援サイトです。

25年以上、薬剤師に特化した人材サービスを提供してきただけあって、薬局や医療機関との間に強い信頼関係や独自のネットワークを構築しています。

施設形態としては「調剤薬局」の求人が豊富ですが、4,000件以上の「ドラッグストア」の求人情報も掲載されています。

  • 「ドラッグストア(調剤併設)」の公開求人数…約4,000件
  • 「ドラッグストア」の公開求人数…約350件

(2023年7月時点)

「正社員」だけでなく「パート」「派遣」の求人も取り扱っているので、自分に合った働き方が選べるでしょう。

アプロ・ドットコムの特徴は、求職者と求人先の両方を同じキャリアアドバイザーが担当するということです。仲介役がひとりなら正確な情報がスムーズに届くので、ミスマッチのない転職が実現します。

また、アプロ・ドットコムはどの参加にも属していない、完全独立系の転職エージェントです。

特定の薬局を勧められたり紹介先が偏ったりといったことがなく、キャリアアドバイザーはフェアな立場で仕事の提案をしてくれるので、自分にとっての最適な職場と出会える可能性が高いでしょう。

特徴 ・約4,300件の「ドラッグストア」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・完全独立系の転職エージェントでフェアな提案が受けられる

ヤクジョブ

ヤクジョブは、医療福祉分野に特化して人材紹介サービスを提供する「クラシス株式会社」による、薬剤師専門の求人サイトです。

豊富な薬剤師求人を取り揃えていて、約41,000件の求人を公開しています。

業種としては特に「調剤薬局」の求人が豊富ですが、約4,300件の「ドラッグストア(調剤併設)」の求人情報も掲載されています。(2023年7月時点)

さらに「こだわり条件」で絞り込んだところ、未経験者や新卒でも応募可能な求人が多数ありました。

そのため、職歴やスキルに自信がない方で調剤ありのドラッグストア勤務を希望する場合は、一度良い案件があるか確認してみると良いでしょう。

また、北海道から沖縄までの47都道府県すべての薬剤師求人の取り扱いがあるのも、ヤクジョブの強みです。

エリアを限定していないので、地方で転職したい薬剤師の方はもちろん、以下のような方にもおすすめです。

  • Uターン・Iターン転職をしたい方
  • 引っ越し先で薬剤師として働きたい方
  • 特定のエリアで期間を限定して働きたい方

加えて、ヤクジョブなら把握している詳細な職場情報も提供してもらえます。自分では収集しきれないような情報まで入手できれば、不慣れな土地での転職もスムーズに進められるはずです。

特徴 ・約4,300件の「ドラッグストア(調剤併設)」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・47都道府県すべてのエリアで薬剤師求人を取り扱っている

病院・クリニックで働きたい方向けの薬剤師転職サイト

病院やクリニックの薬剤師の場合、処方箋に基づいた調剤業務に加えて、注射薬や点滴の調整・管理などを行う職場もあります。

そんな病院・クリニックでの勤務を希望する薬剤師の方には、「ファルマスタッフ」「薬キャリエージェント」「ファゲット薬剤師」の利用がおすすめです。

ファルマスタッフ

業界最大級の薬剤師求人を保有しているファルマスタッフでは、約46,000件の公開求人数に対して、約3,100件の「病院・クリニック」の求人を掲載しています。(2023年7月時点)

割合としては少ないように感じるかもしれませんが、この数は主要な薬剤師向け転職サイト・エージェントのなかでも豊富な数となっています。

「残業なし(ほぼなし含む)」「~18時までの職場」など、働きやすい条件の案件も含まれているので、医療機関での勤務を希望する方だけでなく、ワークライフバランスを重視したい方にもおすすめです。

また、ファルマスタッフの求人は全国を網羅していて、以下のように12の拠点を展開しています。

【拠点一覧】

  • 札幌支店
  • 東北支店(仙台)
  • 大宮支店
  • 船橋支店
  • 東京支店
  • 横浜支店
  • 名古屋支店
  • 京都支店
  • 大阪支店
  • 神戸支店
  • 広島支店
  • 九州支店

各地に拠点を設置することで地域密着型のサービスを実現しています。

各エリアの薬剤師転職状況や職場情報に詳しいので、地方在住者はもちろん、Uターン・Iターン転職を希望する方でも利用しやすいでしょう。

特徴 ・約3,100件の「病院・クリニック」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・全国に12の拠点を展開している

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは薬剤師・医師専門の人材紹介会社である「エムスリーキャリア株式会社」が運営する、薬剤師のための転職支援サービスです。

豊富な薬剤師求人を取り揃えていて、年間で20,000人以上の薬剤師が転職活動に活用しています。

公開求人数は約33,000件。特に「調剤薬局」の求人が多いですが、約3,400件の「病院」の求人情報も掲載しています。(2023年7月時点)

加えて、薬キャリエージェントでは好条件の非公開求人や薬キャリエージェントだけの独占求人も保有しています。

21万人もの薬剤師会員を持つエムスリーグループによるサービスだけあって、独自のネットワークを活かした求人を取り扱っているので、他では出会えない良い案件が見つかる可能性が高いでしょう。

「条件が合わない」「良い求人が出ていない」という場合でも薬キャリエージェントならコンサルタントが丁寧に対応します。

希望に合わない条件があれば、コンサルタントが直接交渉。今ある求人に満足できない場合には、コンサルタントが通勤エリア内で募集案件が出ていないかを丁寧に確認してくれるので、ときには市場に出回る前の求人が見つかるかもしれません。

単に「求人を紹介する」だけではなく、求職者の求める条件により近い形の求人を探し出してくれる薬キャリエージェントなら、満足度の高い転職先が見つかるでしょう。

特徴 ・約3,400件の「病院」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・希望と異なる条件がある場合は、コンサルタントが直接交渉してくれる

ファゲット薬剤師

ファゲット薬剤師は「株式会社JJメディケアキャリア」が運営する、薬剤師のための転職支援サイトです。

23年以上、多くの薬剤師転職をサポートしてきた信頼と実績があり、多数の薬剤師求人を取り扱っています。

公開求人数は約33,000件で、「病院」の求人としては約3,800件の求人情報が掲載されています。(2023年7月時点)

そのなかには「高給与」「600万円以上」の条件に該当する高収入案件も多数含まれているので、病院勤務を希望する方はもちろん、転職で収入を上げたい方にもおすすめです。

ファゲット薬剤師の特徴としてあげられるのが「就業レビュー」です。

求人情報には「勤務時間」「業務内容」「給与情報」「保健・福利厚生」といった基本情報に加えて、以前働いていた薬剤師による「就業レビュー」が掲載されています。

以下のように、職場に関するリアルな情報がチェックできるので、自分に合った職場かどうか判断する際の参考にできるでしょう。

【口コミの内容」

  • 職場の人間関係
  • 休みの取りやすさ
  • 業務の忙しさ
  • 実際の残業時間
  • 実際の年収

ただし、「就業レビュー」を閲覧するためには、個人情報を登録したうえでファゲット薬剤師へ問い合わせる必要があります。

特徴 ・約3,800件の「病院」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・薬剤師による口コミで労働環境や職場情報が分かる

製薬会社や一般企業で働きたい方向けの薬剤師転職サイト

薬剤師の資格や経験を活かして企業で働くというのもひとつの選択肢です。

製薬会社や一般企業へ転職したい方におすすめの薬剤師転職サイト・エージェントとしては、「ファルマスタッフ」「マイナビ薬剤師」「ヤクジョブ」があげられます。

ファルマスタッフ

全国各地の「調剤薬局」「ドラッグストア」の薬剤師求人を取り扱っている転職サイト「ファルマスタッフ」には、約600件の「企業」の求人が掲載されています。(2023年7月時点)

なかには未経験者やブランク明けの方でも応募可能な求人もあるので、職歴に自信がない方でも一度チェックしてみると良いでしょう。

ファルマスタッフを利用するメリットとしてあげられるのが、地域密着型のサポートを受けられることです。

ファルマスタッフでは全国12拠点を展開していて、各拠点にエリア担当のコンサルタントを配置しています。

コンサルタントは直接薬局や医療機関を訪れ、最新の募集状況や職場情報を把握。経営者の考えや職場の雰囲気など、求人票には掲載されないリアルな情報も提供してもらえれば、自分に合った職場を選ぶことができるでしょう。

ファルマスタッフでは求人紹介や情報提供以外にも、以下のように幅広いサポートを行っています。

【サポート内容】

  • 求人の紹介
  • 職場情報の提供
  • 面接日のスケジュール調整
  • 面接対策
  • 給与や勤務時間など勤務条件の交渉
  • 円満に退職するためのアドバイス
  • 転職後の相談

特徴的なのが内定獲得後のフォローです。

転職活動期間中だけでなく転職後も継続してフォローしてもらえるので、新しい環境でも安心して薬剤師として働くことができるでしょう。

特徴 ・約600件の「企業」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・長期的な転職サポートが受けられる

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、マイナビグループによる薬剤師向けの求人・転職サイトです。

業種は多岐に渡っていて、以下のように薬剤師の資格や経験を活かせる企業の求人も豊富に取り扱っています。

  • 「一般企業(管理薬剤師:商社、卸、メーカー、物流など)」の公開求人数…約160件
  • 「その他企業」の公開求人数…約4,400件

(2023年7月時点)

この求人数は、主要な薬剤師向け転職サイト・エージェントのなかでもトップクラスの求人数です。そのため、製薬会社や一般企業への転職を希望するなら、マイナビ薬剤師のサイトはぜひチェックしておくことをおすすめします。

マイナビ薬剤師では非公開求人も多数保有しています。

公開求人の内容に物足りなさを感じた場合やより好条件の求人を見たい場合には、無料の転職サポートへ登録して紹介してもらいましょう。

サイトに登録すると、以下のように幅広いサポートを受けることもできます。

【サポート内容】

  • 求人の紹介
  • 職場情報の提供
  • 応募書類の添削
  • 面接や職場見学の日程調整
  • 面接対策
  • 面接への同行
  • 条件の交渉
  • アフターフォロー

職場情報の提供や面接への動向などサポートが手厚いので、マイナビ薬剤師を上手に活用すれば転職成功率もアップするはずです。

特徴 ・4,500件以上の「企業」の求人が掲載されている(2023年7月時点)
・転職サポートの内容が手厚い

ヤクジョブ

主要な薬剤師向け転職サイト・エージェントと比較しても豊富な求人数を誇るヤクジョブ。

業種は、「調剤薬局」「病院」「ドラッグストア(調剤併設)」などがありますが、約270件の「企業」の薬剤師求人も掲載しています。(2023年7月時点)

そのため、「薬局や病院以外の職場に興味がある」「薬剤師の資格を活かして製薬会社で働きたい」という方にもおすすめのサイトです。

ただし、ヤクジョブの求人情報には企業名や医療機関名の記載がありません。

ヤクジョブの案内を前提として名称を伏せているので、公開求人で気になる案件を見つけた場合やより手厚いサポートを受けたい方は、ヤクジョブの「求人紹介サービス」へ申し込みましょう。

ヤクジョブは医療・福祉業界に特化して長年人材サービスを提供してきたこともあり、豊富な転職支援実績と独自のネットワークを持っています。

登録企業・医療機関は7,000社以上で豊富な非公開求人も保有しているので、サービスへ登録すれば、他では出会えなかった魅力的な求人に出会える可能性も高いです。

加えて、ヤクジョブでは以下のような転職サポートも行っています。

【サポート内容】

  • 求人の紹介
  • 職場情報の提供
  • 履歴書の書き方に関するアドバイス
  • 面接準備や面接指導
  • 給与や入社日などの交渉
  • 入職後のフォロー

コーディネーターによるマンツーマンのサポートがあれば、書類選考や面接の通過率も向上するでしょう。

特徴 ・公開求人の企業名や医療機関名を知りたい場合は問い合わせが必要になる
・豊富な実績と独自のネットワークがあり非公開求人も多数保有している

公務員薬剤師として働きたい方向けの薬剤師転職サイト

求人数としては決して多くはありませんが、公務員薬剤師として働く方法もあります。

その場合は、「マイナビ薬剤師」のサイト利用がおすすめです。

マイナビ薬剤師

業界トップクラスの薬剤師求人を取り揃えているマイナビ薬剤師。その数は公開求人数だけで43,000件を超えていて、WEBに掲載していない非公開求人も多数保有しています。(2023年7月時点)

公式サイトの求人検索条件に「公務員」といった選択肢はありませんが、他社サイトと比較して求人数や業種の種類が豊富なマイナビ薬剤師なら、公立系病院の求人など公務員薬剤師の求人に出会える可能性は高いでしょう。

マイナビ薬剤師では幅広いサポートを提供していますが、特に力を入れているのが対面式のキャリア面談です。

面談では、転職先へ求める条件だけでなく、仕事観や今後のキャリアについてもヒアリングを行います。求職者のニーズを的確にキャッチすることで理想の転職の実現につなげているのです。

また、条件の優先順位の整理や妥協すべき点・してはならない点などのアドバイスも受けられます。

薬剤師専任アドバイザーのアドバイスやサポートがあれば、応募先や入職先を迷った際や悩み・不安を抱えた場合にも、ひとつひとつ問題を解決しながら転職活動が進められるでしょう。

特徴 ・非公開求人を多数保有している
・対面式で丁寧なキャリア面談を実施している

【地域別】おすすめの薬剤師転職サイト

地域によっては、薬剤師転職サイトに掲載されている求人数、拠点数が少ないケースがあります。

ここでは東京や大阪など、地域別におすすめの薬剤師転職サイトをまとめました。

東京で転職希望なら求人が多い【マイナビ薬剤師】が特におすすめ

東京でおすすめの理由
  • マイナビ薬剤師:東京都内に2つの面談会場がある
  • お仕事ラボ:千代田区で面談OK

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は「株式会社マイナビ」が運営する転職サイトで、本社は東京都千代田区にあります。全国各地に面接会場を構え、東京は銀座と新宿の2ヶ所です。

銀座会場 東京都中央区銀座4丁目12番15号 歌舞伎座タワー 26F・27F・28F
新宿会場 東京都新宿区新宿4丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 24F

どちらも駅から徒歩数分で行けるため、アクセスが良く便利です。顔を見て相談にのることを大切にしているマイナビ薬剤師は、会場だけではなく、WEBツールによる相談も受け付けています。

転職における希望を聞き、求人を紹介してくれます。強引に転職させるようなことはなく、気持ちに寄り添って求人を提案してくれるのも魅力です。

2023年7月20日時点でのサイト公開求人数は、全体でおよそ43,000件です。東京都の求人に絞れば約4,500件で、全体の10分の1ほどと非常に多くを占めています。

路線や駅を指定した上で求人を探せるため、転職したいエリアの求人に出会いやすいでしょう。最寄り駅を指定し、「通勤時間」と「乗換え回数」を決めて検索することも可能です。

特に求人が多いのは「調剤薬局」で、他にも「病院・クリニック」「ドラッグストア」「一般企業」といった業種も扱っています。

お仕事ラボ

また、お仕事ラボも運営本社の「株式会社AXIS」が東京都千代田区にあり、2023年7月20日時点で東京都の求人を約1,100件掲載中の転職サイトです。

「正社員」「パート」で求人を検索でき、「駅近(5分以内」といった通勤しやすい職場も中にはあります。「車通勤OK」「総合門前」の条件でもサイトで検索が可能です。

なお、コンサルタントとの面談は丸の内にある、以下の事務所で行っています。

株式会社AXIS 東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビルディング2F

ただ単に求人を紹介するのではなく、丁寧にヒアリングし、定着率95.6%を誇るのも大きなポイントです。今回が初めての転職で、次の職場に不安がつのる方も、安心して相談してみてください。

神奈川・関東で拠点が多い【ファルマスタッフ】【ヤクジョブ】

神奈川・関東でおすすめの転職サイト
  • ファルマスタッフ:関東4ヶ所に支店がある
  • ヤクジョブ:関東3ヶ所に拠点を構えている

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは東京都千代田区に本社・東京支店がある他、神奈川県や埼玉県、千葉県にも支店を設けている転職サイトです。

本社・東京支店 東京都千代田区丸の内1-9-1 グラントウキョウノースタワー 40階
横浜支店 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 17階
大宮支店 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル 12階
船橋支店 千葉県船橋市本町2-1-1 船橋スクエア21ビル 6階

関東エリアでの支店が多く、関東での転職を検討している薬剤師の方におすすめの転職サイトです。直接会って相談できるので、細かいニュアンスの希望条件も伝えやすいでしょう。

ファルマスタッフは顔を合わせての相談を重視しており、丁寧に転職の相談にのってくれます。正社員をはじめ、パートや派遣の求人も紹介が可能です。

関東(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県・山梨県)にエリアを絞ってサイトで求人を探すと、2023年7月20日時点では約18,000件が公開されています。なお、神奈川県のみでは約4,200件でした。

ヤクジョブ

ヤクジョブは「クラシス株式会社」が運営する転職サイトで、本社は東京都千代田区に構えています。関東圏では次の3ヶ所に拠点があります。

東京本社 東京都千代田区神田駿河台2-2 御茶ノ水杏雲ビル
横浜支店 神奈川県横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビル15階
大宮支店 埼玉県さいたま市大宮区宮町3-1-2 明治安田生命大宮ビル5階

関東(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県)の求人数は、2023年7月20日時点で11,000件前後です。神奈川県は約2,500件で、各市町村の求人を掲載しています。

20年以上薬剤師の転職に関わってきた実績があり、さまざまな希望に合わせて求人を紹介してくれます。

「企業訪問レポート」が公開されているのも特徴で、人事担当者や実際に働いている薬剤師の方のインタビューを確認できます。関西エリアは特に多くのレポートが公開されているので、ぜひ参考にしてみてください。

埼玉に拠点を構えている【ファルマスタッフ】【マイナビ薬剤師】

埼玉でおすすめの転職サイト
  • ファルマスタッフ:埼玉の求人が約2,600件
  • マイナビ薬剤師:埼玉に拠点がある

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは「株式会社メディカルリソース」が運営する薬剤師転職サイトです。

以下のように、さいたま市内に大宮支店を構えています。

大宮支店 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 ソニックシティビル12階

2023年9月時点で、埼玉の求人は約2,600件です。さいたま市のみの求人数は500件ほどでした。

本社が東京にあるため、近郊である埼玉の転職にも強いといえます。コンサルタントに相談すれあば、非公開求人を紹介してもらえる場合があるので、ぜひ相談してみましょう。

また、ファルマスタッフのLINEを追加しておけば、新着求人がすぐに分かります。埼玉の薬剤師求人を見逃さないためにも、活用がおすすめです。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は大手薬剤師転職サイトで、全国14ヶ所に面談会場を構えています。

埼玉では、以下に支社があります。

埼玉支社 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目7番5号 ソニックシティビル 22F

JR大宮駅から徒歩7分ほどとアクセスしやすいので、お近くの方はぜひ足を運んでみてください。遠方で支社まで行くのが難しい場合は、電話やメールで相談できます。

2023年9月時点で埼玉県内の求人は約1,700件、さいたま市は約300件です。最寄り駅を設定し、通勤時間を選んで求人を検索できるのも特徴といえます。

ただし、公開されているのは一部の求人です。非公開求人は登録された方に優先して紹介する場合があるので、ぜひ登録しておきましょう。

愛知・中部で転職したいなら【ヤクジョブ】【ファルマスタッフ】

愛知・中部でおすすめの転職サイト
  • ヤクジョブ:愛知県の求人数がトップクラス
  • ファルマスタッフ:名古屋支店を構えている

ヤクジョブ

ヤクジョブは愛知県の求人数が薬剤師転職サイトにおいてトップクラスで、2023年7月20日時点で4,200件ほどの求人を公開しています。ヤクジョブの中では東京都よりも多く、都道府県でもっとも多い求人数を誇ります。

求人数が多ければ多いほど、さまざまな職場をチェックでき、自分の理想の職場に出会いやすいでしょう。愛知県での転職を考えている薬剤師の方は、ぜひこちらのサイトを利用してみてください。

中部の求人数では愛知県に次いで静岡県が多く、約2,000件を公開中です。岐阜県はおよそ1,000件でした。

ヤクジョブは「調剤薬局」「ドラッグストア(調剤併設)」「病院」「企業」など、幅広い業種の求人を扱っています。

非公開求人を含めれば、さらに多くの求人があるため、「公開されている求人を見たが、希望に合うものがない」という方はコーディネーターに相談してみてください。

ファルマスタッフ

愛知・中部で転職したい薬剤師の方には、ファルマスタッフもおすすめの転職サイトです。ファルマスタッフは全国12ヶ所に拠点があり、愛知県では名古屋市に支店を構えています。

名古屋支店 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 29階

名古屋駅から徒歩1分のところにあり、気軽に足を運びやすいでしょう。

ファルマスタッフは地域に密着してサービスを展開し、愛知・中部の情報も把握しています。職場の雰囲気といった、サイトの求人を見ただけでは分からない情報も教えてくれます。

愛知県の求人は2023年7月20日時点で約2,700件、中部(愛知県・岐阜県・静岡県・三重県)に限定すると約6,000件です。

無料相談会を行っており、名古屋支店へ来社する以外に、電話やWEBツールでも相談できます。「はじめての転職相談会」「Uターン・Iターン転職相談会」など、随時開催中です。

大阪・関西は【アプロ・ドットコム】【ファルマスタッフ】がピッタリ

大阪・関西でおすすめの転職サイト
  • アプロ・ドットコム:大阪で25年以上運営
  • ファルマスタッフ:大阪・京都・神戸に拠点あり

アプロ・ドットコム

アプロ・ドットコムは「株式会社アプロ・ドットコム」が運営する転職サイトで、東京の他、大阪にもオフィスを設けています。

大阪オフィス 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル19F

2023年7月20日時点で大阪府を対象にした求人は、およそ2,500件です。兵庫県は約1,300件、京都府は約500件を公開しています。

「正社員」「契約社員」「パート」「派遣」「紹介予定派遣」「短期アルバイト」など、雇用形態が幅広いのも特徴です。

薬剤師の転職を25年以上手掛けてきた実績があり、ノウハウや知識が豊富なため、転職を丁寧にサポートしてくれます。1998年から大阪で運営しており、関西の転職に強いといえるでしょう。

キャリアアドバイザーは求人の紹介に限らず、履歴書の提出や条件交渉なども代行します。勤務しながら転職活動を進めたい薬剤師の方は、ぜひこちらのサイトを頼ってみてください。

ファルマスタッフ

大阪・関西で転職を検討しているなら、ファルマスタッフもおすすめの薬剤師転職サイトです。以下のように、関西エリアに拠点を設けています。

大阪支店 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 32階
京都支店 京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20 四条烏丸FTスクエア 8階
神戸支店 兵庫県神戸市中央区加納町4-4-17 ニッセイ三宮ビル 7階

いずれも駅から近く、徒歩数分で到着できます。薬剤師一人ひとりを親身に対応しており、初めて利用する方も安心です。

2023年7月20日時点で関西(大阪府・京都府・兵庫県・和歌山県・奈良県・滋賀県)の求人をサイトで検索すると、約9,300件が公開されています。大阪府は4,600件前後で、関西のおよそ半分と非常に豊富です。

新着求人が随時追加され、ファルマスタッフのLINEアカウントを登録しておけば、LINEで新着求人をチェックできます。スキマ時間ですぐに確認できるので、活用してみると良いでしょう。

広島での転職が希望なら【マイナビ薬剤師】【薬キャリエージェント】

広島でおすすめの転職サイト
  • マイナビ薬剤師:広島市内に支社がある
  • 薬キャリエージェント:広島の求人を多数掲載

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は全国各地に支社があり、広島でも以下のように広島支社を置いています。

広島支社 広島県広島市中区八丁堀3番33号 広島ビジネスタワー 13F

最寄り駅から徒歩5分と近く、利便性の良いところにあるのも魅力です。

2023年9月時点での求人数は広島県全体でおよそ1200件、広島の求人をほぼ網羅しています。広島市に絞ると約560件でした。

大手薬局から地域に根ざす薬局まで、幅広い薬剤師の求人を公開しています。「駅チカ」「車通勤可」といった、希望する通勤手段での検索も可能です。

また、「土日休み」「管理職候補」「原則、引越しを伴う転勤なし」などの条件も設けています勤務地を広島に設定した上で、希望条件を選んで検索してみましょう。

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントでは2023年9月時点において、880件ほど広島県の求人を掲載しています。マイナビ薬剤師には劣るものの比較的多く、広島市の求人は約270件です。

「調剤薬局」「病院」「企業」などの業種で検索でき、さらには「正社員」「契約社員」「派遣」「パート」に絞って求人をチェックできます。

コンサルタントが転職をサポートし、条件交渉や職場の調査なども行っています。求人票だけではなかなか分からない、内情についてもきちんと調査しているため、ミスマッチを防げるでしょう。

転勤や引越しにより、初めて広島で働く薬剤師の方もいるかもしれません。「広島での転職が初めてで不安」という方も、ぜひコンサルタントに相談してみてください。悩みや希望を丁寧に聞いてくれます。

福岡・九州で求人が多い【薬キャリエージェント】【マイナビ薬剤師】

福岡・九州でおすすめの転職サイト
  • 薬キャリエージェント:福岡・九州の求人が豊富
  • マイナビ薬剤師:福岡と鹿児島に支社がある

薬キャリエージェント

福岡・九州で転職したい方におすすめの薬剤師転職サイトは、薬キャリエージェントです。

求人数が多く、福岡県に限定すれば、2023年7月20日時点で約1,400件の求人を載せています。沖縄県を含む九州全体では、およそ3,800件です。

「正社員」「契約社員」「派遣」「パート」の求人があり、幅広い雇用形態の求人を検索できます。業種も「調剤薬局」「病院」「OTC販売」「企業」など、多くの求人をそろえています。

非公開求人も多数あるので、福岡・九州でなかなか良い求人が見つからない方は、ぜひ薬キャリエージェントを利用してみてください。転職したいエリア内の職場に確認を取り、まだ出ていない求人を探してくれることも魅力です。

コンサルタントは求人票だけでは分からない、内部情報も調査しています。「どうして年収が高いのか」「有休はどれくらい取得済みか」といった、1人の転職活動では調査しにくい情報も確認しており、安心です。

また、福岡・九州での転職には、マイナビ薬剤師もおすすめします。九州では珍しく、2ヶ所に支社を構えているのが大きなおすすめポイントです。

福岡支社 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8番1号 JRJP博多ビル 7F
鹿児島支社 鹿児島県鹿児島市中央町18-1 南国センタービル 3F

直接支社に出向き、顔を合わせて相談することが可能です。支社が遠く、訪問するのが難しい場合には、電話やWEBツールでも相談できます。

キャリアアドバイザーが転職を目指す薬剤師のニーズを把握し、非公開求人を含めた豊富な求人から、あなたに合う職場を紹介します。

なお、2023年7月20日時点で福岡県の求人数は約1,100件、九州・沖縄県での合計は約3,370件という結果でした。

調剤薬局と正社員の求人が特に多く、ドラッグストアが比較的多いのも特徴です。「産休・育休取得実績有り」「原則、引越しを伴う転勤なし」「車通勤可」など、細かい条件を設定して求人を確認できます。

北海道の求人が多い【薬キャリエージェント】【ファルマスタッフ】

北海道でおすすめの転職サイト
  • 薬キャリエージェント:北海道の求人が豊富
  • ファルマスタッフ:札幌に支店がある

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントでは北海道の求人を多く取り扱い、2023年9月時点で1,800件前後の求人を公開中です。札幌市をはじめ、苫小牧市や函館市など、北海道各地の求人を掲載しています。

他の薬剤師転職サイトに比べて北海道の求人が豊富なため、非公開求人数についても期待できます。もし希望に合う求人がないときは、非公開求人を紹介してもらえるよう、無料登録がおすすめです。

登録するとコンサルタントが相談にのり、非公開求人を含め、あなたの希望に適した求人を探してくれます。希望が合わなければ、コンサルタントによる条件交渉も可能です。

また、薬キャリエージェントでは「派遣薬剤師」の求人も公開しています。短時間勤務や高時給など、いろいろな希望に合う派遣求人をチェックできます。

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは全国12ヶ所に支店があり、北海道では札幌支店を構えています。

札幌支店 北海道札幌市中央区大通西3-4 明治安田生命札幌大通ビル10F

大通駅に直結しており、徒歩1分ほどで到着できます。

予約制で相談会を行っており、札幌支店でも予約が可能です。札幌まで遠く、支店まで足を運べない場合には、電話やWebツールなどでも相談できます。

北海道の求人数は2023年9月時点で約1,400件、札幌市に限ると約430件です。

北海道の求人を多数公開しているものの、タイミングによっては求人を公開していない地域もあるため、注意しましょう。求人を見逃さないよう、こまめに確認するのがおすすめです。

沖縄の求人が豊富な【薬キャリエージェント】【ヤクジョブ】

沖縄でおすすめの転職サイト
  • 薬キャリエージェント:沖縄の派遣にも対応
  • ヤクジョブ:沖縄の求人を多数掲載

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは薬剤師転職サイトにおいて沖縄県の求人が多く、2023年9月時点では約430件を取り扱っています。

那覇市や沖縄市、うるま市など、沖縄各地の求人をチェック可能です。「調剤薬局」「病院」「正社員」「派遣」といった、さまざまな条件で検索できるため、気軽に利用してみてください。

コンサルタントがあなたの希望を聞き、良い条件で薬剤師を募集していないか、希望エリアの職場を確認してくれるのもポイントです。市場ではまだ出ていない求人についても探してくれます。

なお、薬キャリエージェントは内定まで最短3日です。「沖縄でなるべく早く転職したい」と考えている薬剤師の方にもおすすめの転職サイトといえます。

ヤクジョブ

ヤクジョブは「クラシス株式会社」が運営している薬剤師転職サイトです。

「調剤薬局」「病院」「企業」「ドラッグストア(調剤併設)」など、沖縄における薬剤師向けの求人を随時公開しています。

2023年9月時点で沖縄県内の約400件と比較的多いため、沖縄で転職を考えているなら利用して損はないでしょう。

「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」「派遣」「紹介予定派遣」と雇用形態が細かく分かれているのも特徴です。

20年以上薬剤師の転職をサポートしてきた経験があり、安心して相談できます。今回初めて転職する方も、気軽に相談してみてください。

宮城・東北が希望なら【ファルマスタッフ】【マイナビ薬剤師】

宮城・東北でおすすめの転職サイト
  • ファルマスタッフ:積雪なし・ありで求人検索できる
  • マイナビ薬剤師:仙台市に支社がある

ファルマスタッフ

ファルマスタッフは支店を全国12ヶ所に構え、宮城には東北支店を設けています。

東北支店 宮城県仙台市青葉区一番町4-6-1 仙台第一生命タワービルディング11F

最寄りの駅やバス停から大変近く、数分で着きます。無料の相談会を随時受け付けているので、気軽に相談してみましょう。履歴書不要で相談OKです。

宮城県の薬剤師求人は、2023年9月時点で700件ほど公開されています。東北全体の求人数は、約3,000件でした。

東北における「新規オープン」の求人も公開しているため、随時チェックしておきましょう。

ファルマスタッフは希望条件が豊富で、「転勤なし」「空港近く」「新幹線近く」などの条件で検索できます。「積雪なし」「積雪あり」といった、珍しい条件でも検索が可能です。

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は全国各地の求人を扱い、さらに面談会場を14ヶ所に置いています。

東北では宮城県仙台市に支社があり、以下にて面談が可能です。

宮城支社 宮城県仙台市青葉区中央一丁目6番35号 東京建物仙台ビル 8F

駅から徒歩5分ほどで、アクセスが良い場所にあります。

2023年9月時点で宮城県の求人は約550件、東北全体では2,600件前後でした。「調剤薬局」「病院・クリニック」など、東北エリアの求人を豊富に扱っています。

「1月入職可」「4月入職可」「夏〜秋入職可」「年内入職可」と入職したい時期で検索できるのが特徴です。いつ頃までに転職したいか決まっている方は、特に求人を探しやすいでしょう。

愛媛・四国での転職には【マイナビ薬剤師】【薬キャリエージェント】

愛媛・四国でおすすめの転職サイト
  • マイナビ薬剤師:四国の求人が約2,600件と豊富
  • 薬キャリエージェント:四国の派遣にも対応している

マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は四国における求人が多数あり、2023年9月時点で2,600件ほどです。愛媛県は600件ほどを公開しています。

非公開求人も所有しており、無料登録した方に優先して紹介中です。マイナビ薬剤師の求人のうち、35%前後が非公開のため、ぜひ登録しておきましょう。

なお、マイナビ薬剤師は四国にオフィスはないものの、広島と岡山に支社を構えています。

広島支社 広島県広島市中区八丁堀3番33号 広島ビジネスタワー 13F
岡山支社 岡山県岡山市北区中山下1丁目8番45号 NTTクレド岡山ビル16F

四国近郊に2つ支社があるため、愛媛・四国での対応も大いに期待できます。転職相談会はオンラインでも参加でき、パソコンはもちろん、スマホでも相談が可能です。

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントでは2023年9月時点において、四国の求人を約1,100件掲載しています。愛媛県だけの場合、約420件です。

「調剤薬局」「企業」「契約社員」「高年収(年収600万円以上)」などの条件を設定し、検索できます。

「薬剤師派遣サービス」も展開しており、もちろん四国にも対応可能です。高額派遣や週3日の勤務など、年収の希望やライフスタイルに合わせて仕事を選べます。

なお、薬キャリエージェントは「エムスリーキャリア株式会社」が運営し、エムスリーグループに属しています。独自ネットワークにより、職場における内情調査にも強みがあるのも特徴です。

四国で気になる求人があれば、薬キャリエージェントに調査をお願いするのも良いでしょう。

薬剤師向け転職サイトを選ぶ際の3つのポイント!

ここまでたくさんの薬剤師向け転職サイト・転職エージェントを紹介してきましたが、スムーズに転職活動を行うには自分に合ったサイトを選ぶことが大切です。

そこで続いては、薬剤師向けの転職サイトを選ぶ際にチェックすべきポイントを3つに分けて解説します。

薬剤師転職の希望条件に合う求人を取り扱っているか

1つ目のチェックポイントは、サイトで取り扱っている求人情報の内容です。

薬剤師向けの転職サイト・転職エージェントには、「正社員求人が豊富」「調剤薬局の求人を中心に扱っている」など、それぞれ異なる特徴があります。

求人数が多くても、希望にマッチした求人に出会えなければ転職活動は進みません。
 
自分の希望条件にマッチした求人情報があるかどうか、サイト登録前にしっかり確認しておきましょう。

チェックすべき項目としては以下のような内容があげられます。

  • 業種…調剤薬局・病院・企業・ドラッグストアなど
  • 雇用形態…正社員・契約社員・パート・アルバイト・派遣など
  • 勤務地…都道府県・駅など
  • こだわり条件…高給与・土日祝休み・残業○時間以下・駅チカ・車通勤可など

サービスによっては「〇〇求人特集」など求人情報を取りまとめて紹介しているところもあります。公式サイトを入念にチェックすると、取り扱っている求人の傾向だけでなく転職支援実績についても把握できるでしょう。

薬剤師全体の求人数はどのくらいあるか

2つ目のチェックポイントは、保有している求人情報の数です。

取り扱っている求人数が多いということは、さまざまな選択肢のなかから転職先を選べるということです。

求人数が多いサイトを利用することで、希望条件に近い求人に出会う可能性が上がるので、理想の転職が実現しやすくなるでしょう。

その際、公式サイトに掲載されている求人の数だけでなく、「非公開求人」をどの程度保有しているのかも合わせてチェックしておきましょう。

求人が非公開となる理由はサービスや企業によって異なりますが、非公開求人には、以下のような背景から一般に公開すると応募が殺到してしまうような求人が多い傾向があります。

  • 安定した経営の総合病院
  • 大手の調剤薬局
  • 新規オープンのドラッグストア
  • 募集がかかることが少ない企業

ただし、非公開求人はその名の通り一般向けには公開しておらず、サービスへ登録した方へのみ提案していることがほとんどです。

好条件・好待遇の職場への転職を希望するなら、ぜひサービスへ申し込んで紹介を受けましょう。

自分にとって利用しやすいサービスか

自分にとって使い勝手の良いサービスかどうかも、転職サイト選びにおいては重要なポイントです。

使い勝手の具体的な例としては、以下のようなことがあげられます。

  • 求人検索がしやすいか
  • サポート機能が充実しているか
  • スマホやアプリに対応しているか
  • 画面が見やすいか
  • 操作がしやすいか
  • 会員登録が簡単にできるか

膨大な求人のなかから希望の求人を見つけ出すのは大変ですが、検索機能が充実している転職サイトなら求人検索がぐっとスムーズになります。

多くの転職サイトでは、「勤務地」「業種」「雇用形態」「年収」といった基本情報からの求人検索はできますが、そのほか、設定できる条件はサービスによって異なります。

「年間休日120日以上」「残業なし」「産休・育休取得実績あり」「スキルアップ」「未経験可」など、設定できる条件が多ければ多いほど、求人の絞り込みができ希望の求人を見つけやすくなります。

転職サイトからの求人検索はサービスへ登録しなくても利用できるので、転職サイト選びではぜひ公式ホームページから検索してみましょう。

加えて、気になる求人を保存できる「お気に入り」などの機能があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。求人をまとめて比較検討できるので、応募先の選定がスムーズになります。

また、希望に合う求人が出た際にお知らせメールが届いたり、プロフィール登録をするとスカウト機能が利用できたりと、サポート機能が充実していると転職先の選択肢も広がります。

さらに、スマホやアプリに対応しているかもチェックしておきたいポイントです。

現職を続けながらの転職活動では、通勤時間や休憩時間などちょっとしたスキマ時間に求人を閲覧することもあるでしょう。

利便性が高い転職サイトなら手軽にアクセスできるので、転職活動のハードルがぐっと下がり、結果的に時間の有効活用にもつながります。

転職活動が初めての方の場合は、画面の見やすさや操作のしやすさ、会員登録が簡単かどうかなど、基本的な使い方にも注目して選ぶと良いでしょう。

薬剤師転職サイトで必要なサポートを提供しているか

提供しているサポートの内容も、必ずチェックしておきたいポイントです。

転職活動をする前に、転職サイト側にどのようなサポートをしてほしいのかを明確にして、それらが可能かどうかを公式サイトや口コミ情報などで確認しましょう。

一般的に、転職サイトでは以下のようなサポートを提供しています。

【多くの転職サイトが提供しているサポートの事例】
  • 求人の紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接日程の調整
  • 面接対策
  • 就業条件の交渉・調整

参考:転職エージェントが薬剤師の転職を成功に導く!メリットや選び方とは|薬剤師の求人・転職・派遣 | 薬キャリ by m3.com

これらの他に、「職場情報の提供」「面接への同行」「入職後のアフターフォロー」などさらに手厚いサポートを行っているサイトもあります。

苦手分野をカバーしてくれるサイトを選ぶことができれば、転職成功率もぐっと向上するでしょう。

利用者の口コミ・評判は良いか

転職サイトを選ぶ際には、実際に利用した薬剤師の口コミや評判についてチェックしてみるのもおすすめです。

ただし、口コミや評判はあくまでもその人の主観であり、匿名の口コミ情報をすべて鵜呑みにしてしまうのは危険でしょう。

重要なのは、その口コミや評判の信ぴょう性を確認することです。

転職サイトの口コミ・評判をチェックする際には、以下のポイントに注目して偏った選び方をしないように注意しましょう。

  • 具体的な事例・体験談が掲載されているか
  • 口コミが投稿されたのはいつか
  • 極端に良い・悪い口コミに偏っていないか
  • 口コミ・評判の調査方法や収集方法が表記されているか

口コミを見る際には、「内容が具体的か」「実際に経験した出来事と思えるような経緯があるか」といったことに注目してみましょう。

抽象的な内容だったり、当たり障りのない意見だったりする場合は、実際に利用していない人が投稿している可能性があります。

口コミの投稿日を確認するのも重要です。あまりにも古い口コミは現状と異なっている場合もあるので、口コミはできるだけ最新のものを参考にしましょう。

また、口コミサイトで口コミ情報を閲覧する場合は、良い口コミと悪い口コミのバランスに注目してみましょう。

口コミ・評判に偏りがある場合、サクラによる口コミ投稿や運営側の操作が疑われます。

さらに、評判の調査方法や口コミの収集方法について記載されていれば、信ぴょう性の高い口コミサイトと判断できるでしょう。

こんな薬剤師転職サイトは選ぶな!使わないほうがいいサービスの特徴

転職サイトのなかには、あまりおすすめできないサービスもあります。

求人の更新日が記載されていない

薬剤師転職サイトの中には、求人の更新日が記載されていないところもあります。

更新日が掲載されていないと、以下の判断ができません。

  • 求人の情報は最新なのか
  • 現在も応募しているのか

求人を掲載しているものの、もし情報が古ければ、現在の給与や勤務時間とは異なる可能性があります。

情報が古い薬剤師転職サイトを利用すると、内定後にトラブルが起きるかもしれません。求人がいつ掲載され、いつ更新されたのか分からない薬剤師転職サイトは、使わないほうがいいでしょう。

利益重視で求職者に寄り添ったサポートをしない

転職サイトのなかには、求職者の気持ちに寄り添わないサービスもあるので注意が必要です。

転職サイトは、雇用契約が成立した際に求人先から支払われる紹介手数料で運営しています。こうした背景から、求職者の希望を聞かずに自社の利益のために就職・転職させる悪質な転職サイトも存在しているようです。

サイト登録後、以下のような対応を受けた場合には利用を控えたほうが良いでしょう。

  • 転職するかどうか迷っていると伝えているのにやたらと求人を紹介された
  • 相談に行っただけなのにその場で応募を急かされた
  • 希望に合わない求人をあれこれ理由をつけてゴリ押しされた

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザー対応が悪い

転職サイトに登録した際、対応の良くないキャリアアドバイザーが担当に付いてしまうことも残念ながらあります。

求職者もキャリアアドバイザーも人間なので、少なからず相性の良し悪しはあるでしょう。

しかし、担当者との間に相性の悪さや問題を抱えながら転職活動を続けるのは禁物です。

アドバイザーと良好な関係が築けなければコミュニケーションも円滑に取れません。場合によっては転職成功率を高めるどころか、仕事探しの妨げになってしまう可能性もあるのです。

以下のように、キャリアアドバイザーに対して「合わない」「対応が悪い」「サポートの質が良くない」と感じたら、そのサイトの利用を控えたほうが良いでしょう。

  • 連絡が来ない・レスポンスが遅い
  • 対応が雑で親身にサポートしてもらえない
  • 業界知識に乏しく、質問しても期待したような回答が得られない
  • 言葉遣いや話を聞く姿勢などが失礼で不快に感じる

ただ、転職サイトでは担当者の変更を受け付けていることが多いです。せっかく登録したサービスなら、まずは担当者を変えてもらい、新たなキャリアアドバイザーと転職活動を仕切り直しても良いかもしれません。

退会方法を分かりやすく紹介していない

薬剤師転職サイトを利用して内定をもらい、転職した後、個人情報を削除しないところもあるようです。

個人情報が残ったままだと、転職後にもメールや連絡が来る場合があります。こういった薬剤師転職サイトは、退会方法が分かりにくい傾向も見られます。

個人情報の削除や退会方法が分かりにくい薬剤師転職サイトは、使わないほうが賢明です。

ほとんどの薬剤師転職サイトは問題ないものの、中には退会方法がどこに書いてあるか分かりにくいものもあるため、注意しましょう。

薬剤師転職サイトを利用するメリット5つ

薬剤師転職サイトを利用すれば、薬剤師の転職に関するさまざまなサポートを受けられます。しかし、「サイトを利用するのが不安」と思う人もいるかもしれません。

薬剤師転職サイトを利用するメリットとして、以下の5つが挙げられます。

  1. 薬剤師の求人だけに絞って探せる
  2. 無料サポートで効率よく転職活動を進められる
  3. 非公開求人も紹介してくれる
  4. 職場の内部事情を知った上で応募できる
  5. 入退社のアドバイスやサポートを受けられる

メリットの詳細は、以下で解説します。薬剤師転職サイトを利用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

薬剤師の求人だけに絞って探せる

薬剤師転職サイトではその名の通り、薬剤師の求人が掲載されています。薬剤師の求人だけを探せるため、時間の無駄なく求人をチェックすることが可能です。

転職活動において、どのように求人を探すかはとても大切なポイントです。薬剤師転職サイトなら、数万件の薬剤師向けの求人を効率よく探せます。

薬剤師ならではの転職条件も豊富で、希望に合う求人をすぐに検索可能です。たとえば、以下のような条件で検索できます。

  • 勉強会あり
  • 研修制度充実
  • 認定薬剤師取得支援あり
  • 転勤なし
  • ブランクあり可
  • 在宅業務あり
  • 大手チェーン

サイトで条件を決めて検索した際、検索結果に数多くの求人が表示され、「どこに応募すればいいか分からない」と迷う人もいるかもしれません。

薬剤師転職サイトではキャリアアドバイザーが相談にのり、求人を紹介してくれます。キャリアアドバイザーは薬剤師の転職事情に詳しいため、求人探しで困ったことがあれば、積極的に相談してみてください。

希望条件を設定し、メールやLINEで新着求人を教えてくれる薬剤師転職サイトもあります。「今は希望の求人がない」という方も、新着求人を見落とさずに済むでしょう。

無料サポートで効率よく転職活動を進められる

薬剤師転職サイトは求人を掲載しているだけではなく、さまざまなサポートを行っているのも大きなメリットです。

ほとんどの薬剤師転職サイトで、以下のようなサポートを受けられます。

  • 転職に関する相談
  • 自己分析
  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 面接日の調整
  • 転職先との条件交渉

これらはすべて無料で行っているため、ぜひ利用しましょう。

薬剤師転職サイトを通じて転職が決まると、転職先の病院やドラッグストアなどから、成功報酬を受け取ります。そのために、転職を希望する薬剤師の方がお金を支払う必要はありません。

なお、まずは個別相談でキャリアアドバイザーが転職における希望条件を聞き、求人を紹介するのが一般的です。応募したい求人が見つかれば、応募書類の添削や面接対策を行います。

薬剤師転職サイトの中には、キャリアアドバイザーが面接に同行してくれるところもあります。面接に自信がない方は、同行できるか前もって確認しておくと安心です。

キャリアアドバイザーのサポートによって、効率よく転職活動を進められます。「働きながら転職活動を進めるのは難しい」「転職が成功する自信がない」とお悩みの方は、ぜひ薬剤師転職サイトを利用しましょう。

キャリアに関する相談ができる

薬剤師転職サイトへの登録後に行われるキャリアアドバイザーとの面談では、「今の仕事が本当に自分に向いているのかわからない」「ワークライフバランスを取りながらキャリアを積んでいくにはどうしたらいい?」というような、キャリア全般に関する相談ができます。

「キャリア相談」について、「type転職エージェント」では以下のように紹介しています。

キャリア相談とは

そもそも「キャリア」とは、経歴や経験のことを指します。厚生労働省によると「キャリアとは、過去から将来の長期にわたる職務経験やこれに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すもの」と定義されています。

この概念を前提として、個人が職業能力を形成していくことを「キャリア形成」と言います。このキャリア形成を支援するのが、キャリアカウンセリングやキャリアコンサルティングといった「キャリア相談」です。

キャリア相談では、キャリアに関する知識やキャリア形成支援の経験を有する第三者が、職業選択や能力開発などの相談やアドバイスを行います。「自分の適職は何か」「今の経験を活かしてキャリアアップするにはどうすればいいか」「思い描いているキャリアプランが適切か」など、仕事やキャリアに関するさまざまな相談に応じて、その人のキャリア形成がうまくいくようにサポートします。

引用元: type転職エージェント「キャリア相談(キャリアカウンセリング)とは?メリットや注意点を解説」

やりたい仕事や希望の働き方、目指したい将来像などは千差万別で、キャリアの悩みや課題も人それぞれです。

これまでに多数の薬剤師転職をサポートしてきたキャリアアドバイザーに相談すれば、客観的かつ有益なアドバイスがもらえるでしょう。

また、キャリア相談を通して目指したいキャリアプランを明確にし、キャリアアドバイザーと共有しておけば、その実現につながるような職場を紹介してもらえます。

マッチング度の高い紹介にもつながるので、薬剤師転職サイトへ登録したらぜひ積極的にキャリア相談をしてみましょう。

非公開求人も紹介してくれる

薬剤師転職サイトでは、非公開求人も取り扱っています。非公開求人とは、一般的には公開していない求人のことです。

非公開求人は、主に次のような求人が含まれます。

  • 知名度が高い企業の求人
  • 条件が良い求人
  • 給料が高い求人

このように、非公開求人の内容はとても魅力的です。応募が殺到するのを防ぐために、サイト上では公開していません。

薬剤師転職サイトによっては、求人のうち7割ほどが非公開求人です。 非公開求人は好条件が多く、より良い職場に転職できる確率が高まるのは、非常に大きなメリットといえます。

その薬剤師転職サイトのみが所有している、独占求人もあります。独占求人は他の転職サイトでは確認できず、優良な求人である可能性が高いため、独占求人の有無はぜひチェックしておきましょう。

非公開求人や独占求人は、キャリアアドバイザーに相談し、求人の条件に合えば紹介してもらえます。相談や求人の紹介はすべて無料なので、ぜひ相談してみてください。

より多くの求人を紹介してもらうためにも、薬剤師転職サイトを利用し、転職の成功率をアップさせましょう。

職場の内部事情を知った上で応募できる

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーは、薬局やドラッグストアなど、求人に載せる職場の情報を随時集めています。

以下で挙げるような、サイトの求人票だけでは分からない内部事情も、キャリアアドバイザーから聞くことが可能です。

  • 職場はどんな雰囲気か
  • どういった人が勤務しているか
  • なぜ人手不足なのか

1人で転職活動し、応募したい求人の情報をネットで検索しても、得られる情報は限られるでしょう。薬剤師転職サイトなら職場の雰囲気、人間関係なども把握しています。

おすすめしない職場に応募しようとした場合、キャリアアドバイザーが理由を添えて「応募しない方がいい」と伝えてくれるケースもあります。

知りたい情報があれば、キャリアアドバイザーが確認してくれる場合もあるので、気軽に伝えてみましょう。

職場の内部事情をきちんと知っていれば、「こんな職場とは思わなかった」といったミスマッチを防げます。納得した上で転職できるよう、内部事情はしっかりと聞いておきましょう。

薬剤師転職サイトを通じて転職した薬剤師に、働いてみて実際にどう感じているのか、確認しているところもあります。実際に勤務している薬剤師のリアルな意見は、大いに参考になるはずです。

条件交渉を代行してもらえる

薬剤師転職サイトに登録すると、自分では言いづらい給料や待遇などの条件交渉をキャリアアドバイザーが代行で行ってくれます。

年収や待遇など、転職するうえで条件面は重要な判断ポイントです。

とはいえ、自力で条件交渉を行うのは勇気が要るものです。

「年収をあと〇万円あげてほしい」「土日に休みたい」などと希望があっても、「交渉したら印象を悪くしてしまうのでは」「どのように切り出せばいいかわからない」といった不安から交渉できず、その求人自体を見送ってしまう方もいるでしょう。

実際のところ、条件交渉は主張すれば通るものではありません。適切なタイミングで切り出し、根拠に基づいた内容を伝えなければ交渉成立は難しいでしょう。

その点、薬剤師転職サイトのサポートを利用すれば、求職者に代わってキャリアアドバイザーが条件を交渉してくれます。

必ず交渉が成立するとは限りませんが、妥協せず自分に合った転職先を探すことができるでしょう。

入退社のアドバイスやサポートを受けられる

応募して転職先が決まると、今勤務している職場の退社手続きを行わなければなりません。

しかし、人手不足ですぐに退社できず、なかなか手続きが進まないケースもあるでしょう。場合によっては、入社日の変更が必要になるかもしれません。

薬剤師転職サイトを利用すると、キャリアアドバイザーが入社日の調整を行ってくれます。働きながら転職活動をしており、入社日の交渉まで手が回らない人も安心です。

また、退社手続きの代行、円満退職のフォローをしてくれるところもあるので、「退社の調整が難しい」と困っている方は、ぜひ頼ってみてください。

薬剤師転職サイトは、薬剤師の転職をこれまでいくつも成功させており、入退社における悩みもさまざま受けてきました。転職のプロといえるキャリアアドバイザーは、入退社に関する悩みや不安にも的確にアドバイスしてくれるでしょう。

薬剤師転職サイトのサポートは、内定が決まったら終わるわけではありません。今の職場の退社や、転職後の悩みも相談にのり、サポートしてくれます。1人では解決できない悩みも、薬剤師転職サイトへ相談してみると良いでしょう。

薬剤師転職サイトを利用するデメリット3つ

薬剤師転職サイトを使えば、キャリアアドバイザーによる親身なサポートを受けられ、転職できる確率がアップします。

ただし、薬剤師転職サイトには以下のデメリットもあるため、注意が必要です。

  1. 相性が良くない担当者もいる
  2. 連絡が来る回数が多い
  3. マイペースに転職活動を行えない場合もある

デメリットをきちんと把握した上で、薬剤師転職サイトを利用しましょう。

希望する求人に出会えないこともある

薬剤師転職サイトには多数の求人情報が掲載されていますが、絶対に希望条件を満たす求人に出会えるとは限らないことは理解しておくべきでしょう。

薬剤師転職サイトに掲載されている求人は、「掲載料」などの手数料を払うなどして転職サイトと契約している企業の求人であり、すべての薬剤師求人を網羅しているわけではありません。

求人を出す手段は薬剤師転職サイト以外にもあり、自社の公式ホームページやハローワークなどを利用して人材募集を行っているところもあるのです。

特に、求人数が少ない傾向にあるのが地方の薬剤師求人です。

転職サイト・エージェントの求人は、人口が多い地域にどうしても偏りやすくなってしまうため、地方在住者やUターン・Iターン転職を希望している方の場合、「希望するエリアの求人が見つからない…」と求人探しに苦戦する可能性も高いでしょう。

相性が良くない担当者もいる

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーは履歴書の添削、面接のアドバイスなど、転職が成功するように幅広くサポートしてくれます。

しかし、中には次にような、相性が良くないキャリアアドバイザーが担当になる場合もあるため、注意してください。

  • 自己分析を丁寧に行わない
  • 希望しない求人を紹介する
  • 強引に応募を勧める
  • 不明点を聞いても返信が遅い

こういったキャリアアドバイザーは転職したい薬剤師の希望よりも、自分の成績を優先してしまい、サポートが疎かになっている方がほとんどです。

薬剤師転職サイトを通じて転職が決まると、そのサイトへ成功報酬が支払われます。自分のノルマを達成するために、内定が出やすい人の対応を優先したり、闇雲に転職させようとしたりするキャリアアドバイザーもいるようです。

なお、転職する気があまりない方に対しては、対応が後回しになってしまう可能性が高いです。転職に意欲的だとキャリアアドバイザーに伝わらず、対応が後回しになったために、「あの担当者とは相性が良くない」と感じるケースもあります。

人と人が関わるため、相性の違いはどうしても生じます。相性が良い方が必ずしも担当になるわけではない点は、薬剤師転職サイトのデメリットといえるでしょう。

連絡が来る回数が多い

薬剤師転職サイトに登録すると、電話やメールなどで連絡が来ます。

中には毎日のように電話するキャリアアドバイザーもいるため、連絡の多さにうんざりする人もいるかもしれません。

基本的に、キャリアアドバイザーは複数の転職希望者を担当しています。好条件の求人はすぐに応募しないと、あっという間に他の方に内定が出てしまうため、早めに連絡して伝えたいのです。

電話の回数が多く、すぐに出られない方は、電話してほしい時間帯を伝えておきましょう。電話が難しい時間帯は留守電を入れるなど、臨機応変に対応してくれるはずです。

また、メールが多く届き、「確認するのが大変」と思う人もいるでしょう。新着求人をメールで知らせてくれる薬剤師転職サイトもありますが、週に何度も届くと「メールを開くのが面倒」と感じるかもしれません。

新着求人のメールについては、設定で届く回数を減らせないか確認してみてください。担当者からたくさんメールが届く場合は、希望する頻度を伝えましょう。

転職が少しでも早く成功するように、連絡して求人や転職情報を伝えています。熱心にサポートしているがために、連絡が多いキャリアアドバイザーも中にはいるでしょう。

しかし、「連絡がしつこい」「連絡が多すぎて面倒」と感じると、転職活動そのものを面倒と感じる恐れがあります。希望とする連絡の時間帯や頻度をあらかじめ伝え、ストレスなく転職活動を進めましょう。

マイペースに転職活動を行えない場合もある

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーによる転職サポートは、とても心強いです。しかし、オフィスでの面談、電話やメールによる求人の紹介などで、マイペースに転職活動を行うのは難しいといえます。

また、自分のノルマを達成するために、しつこく電話するキャリアアドバイザーもいるようです。転職活動において自分のペースを乱されるのは、デメリットといえるでしょう。

次のような対応を行うキャリアアドバイザーもいるため、注意してください。

  • 希望の求人が見つかると、転職を急かす
  • 次々と求人を紹介してくる

強引に転職を勧められて内定が出たとしても、転職して「こんな職場で働くつもりはなかった」と後悔する可能性があります。

心から満足できる職場に転職するためには、焦らずマイペースに転職活動を行うことも大切です。キャリアアドバイザーが強引に求人を勧めても、自分が本当に希望する職場なのか、しっかりと求人をチェックしましょう。

もし転職を急いでいないのであれば、「半年以内」「今年までに」など、転職を希望する時期を伝えることも有効です。

なお、薬剤師転職サイトを使えば、キャリアアドバイザーが求人を紹介し、面接の日時を調整してくれます。内定が出た後も、入社日や退社日をいつにすべきか相談にのってくれます。

ある程度転職のスケジュールを管理してくれるのは、決して悪いことではありません。しかし、キャリアアドバイザーがノルマのために転職を急かし、マイペースに転職活動を行えない可能性もあるので、気を付けましょう。

採用で不利になる場合もある

薬剤師転職サイトを通じて応募したことで、採用が不利になるケースもあります。

薬剤師転職サイトを仲介して人材募集・採用を行う場合、求人元となる薬局・医療機関は転職サイトへ手数料を支払わなくてはなりません。

2020年に実施された「『病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査概要」によると、薬剤師が転職サイトを経由して病院へ転職する場合、病院側は1人あたり平均115万円の手数料を支払っていることがわかっています。

対して、自社の公式ホームページからの直接応募や知り合いからの紹介であれば、特別な費用をかけずに人材採用ができます。

例えば、同時期に「転職サイトから応募してきた薬剤師」と「直接応募してきた薬剤師」がいた場合、求人元は採用コストを削減するために後者を優先する可能性もあるのです。

人材採用にお金をかけたくないと考えている職場や好条件で応募者が殺到するような職場など、なかには転職サイト経由での応募そのものが不利に働いてしまうケースもあることは知っておいたほうが良いかもしれません。

薬剤師転職サイトの転職サポートはこんな人におすすめ!

薬剤師転職サイトのメリット・デメリットを紹介しましたが、ここからは薬剤師転職サイトの転職サポートの利用がおすすめの人の特徴について解説していきます。

初めて転職活動をする人

「何から始めたらいいかわからない」「転職したいけどひとりで転職活動をする自信がない」という方には、薬剤師転職サイトの転職サポートの利用がおすすめです。

転職活動の流れや内定獲得のために必要な対策など、初めての転職ではわからないことだらけでしょう。

手探り状態で転職活動を進めると、想定していたよりも転職活動期間が長引いたり、その結果、本来の目的とは異なる職場に入職してしまったりと、場合によっては転職そのものがうまくいかなくなる可能性もあります。

その点、薬剤師転職サイトの転職サポートを利用すると、「求人紹介」「応募書類の添削」「面接対策」など幅広いサポートが受けられます。

キャリアアドバイザーと一緒に転職活動に臨めば、転職活動が初めての方でもスムーズに進められるでしょう。

転職活動を進めるなかでわからないこと、不安なことがあれば、いつでもキャリアアドバイザーに相談できます。

薬剤師の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーの存在は頼もしい存在となってくれるはずです。

手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい人

「転職したいが、今の仕事が忙しく転職活動ができない」「ひとりで応募書類を作ったり面接対策をする自信がない」という方にも、薬剤師転職サイトのサポートはおすすめです。

内定を獲得するには、書類選考や面接を突破しなくてはなりません。

特に、好条件の求人や採用枠が一人しかない求人ではライバルも多いです。競争率の高い選考を突破するには、採用担当者の評価につながるような自己アピールをする必要があります。

そこで役立つのが、薬剤師転職サイトのサポートです。

薬剤師に特化した転職サイトには、薬剤師の転職ノウハウを熟知したキャリアアドバイザーが在籍しています。

書類選考においては、作成した履歴書や職務経歴書を添削してもらうことで、魅力的な応募書類が作れるでしょう。

面接においても、キャリアアドバイザーと本番に近い形で模擬面接をくり返し行う、次第に面接の緊張感にも慣れていきます。練習を重ねて自信をつけられれば、必要以上に緊張することなく前向きな気持ちで面接本番に臨めるでしょう。

また、薬剤師転職サイトが職場のニーズを把握していることはもちろん、過去の面接で応募者が受けた質問についてデータとして残している場合もあります。

応募先のニーズやこれまでの面接事例をふまえて意味のある面接対策を講じれば、内定獲得までの道のりもぐっと近づくでしょう。

最新かつ詳細な職場情報を得たい人

「転職に必要な情報収集のやり方がわからない」「実際に働いている職員のリアルな声を知りたい」という方にとって、薬剤師転職サイトは頼もしい存在となってくれるでしょう。

転職を成功させるには、いかに職場の情報を収集するかが重要ですが、自分ひとりで確認できる情報には限りがあるのも事実です。

薬剤師転職サイトでは、調剤薬局やドラッグストア、医療機関など求人元の職場情報を丁寧に収集しています

以下のような、最新かつ詳しい職場情報をキャリアアドバイザーから提供してもらえれば、自分に合う職場かどうかを見極めやすくなるでしょう。

  • 職場の雰囲気
  • 休みの取りやすさ
  • 実際の忙しさや残業時間
  • 職員の人数や年齢構成
  • 上司となる人の人柄
  • 人材募集に至った経緯

また、薬剤師転職サイトのなかには、サイトを通じて転職した薬剤師に対してアンケートを実施しているところもあります。

実際に勤務している薬剤師によるリアルな意見は信頼度も高いです。一般的な口コミサイトなどでは得られないような有益な情報も得られるでしょう。

薬剤師転職サイトを利用するときの注意点5つ

薬剤師転職サイトを利用しても、必ず転職が成功するとは限りません。使い方を誤ると、希望に合う求人になかなか出会えないでしょう。

薬剤師転職サイトを利用するときは、次の5つに注意してください。

  1. 薬剤師転職サイトは1つではなく複数登録する
  2. 求人を見るだけではなくサポートは積極的に利用する
  3. アピールのために担当者へこまめに連絡する
  4. 連絡を希望する日時をあらかじめ伝える
  5. 合わない担当者は早めに変更してもらう

それぞれ、以下で詳しく解説します。

薬剤師転職サイトは1つではなく複数登録する

薬剤師転職サイトは1つではなく、複数登録しましょう。

キャリアアドバイザーは転職サイトごとに違うため、自分との相性を確かめるためにも複数登録がおすすめです。

また、薬剤師転職サイトを複数登録すれば、複数のキャリアアドバイザーの意見を聞けるため、転職の判断材料が増えます。違う意見を聞き、「私が職場に求めているのは、人間関係の良さかもしれない」など気付けるでしょう。

そして、希望する職場を見つけるには、求人を少しでも多く確認することが重要です。薬剤師転職サイト1つだけでは、確認できる求人がどうしても限られます。複数登録して、より多くの求人を確かめましょう。

薬剤師転職サイトによっては、独占求人を所有しているところもあります。複数登録しておけば、独占求人や非公開求人を紹介してもらえる可能性が高まるので、ぜひ登録しておきましょう。

ただし、あまりにも多くの薬剤師転職サイトに登録すると、管理が難しくなります。電話やメールの対応で精いっぱいになる恐れもあるので、登録は3つがおすすめです。

薬剤師転職サイトを実際に利用しないと、自分に合う転職サイトなのか分かりません。最初は多めに登録しておき、徐々に利用しやすい転職サイトに絞り、最終的に3つに決めるのも良いでしょう。

求人を見るだけではなくサポートも積極的に利用する

薬剤師転職サイトで行っているサポートは、無料で受けられます。以下のようにサポートは大変充実しているため、ぜひ積極的に利用しましょう。

  • キャリアカウンセリング
  • 求人の紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 条件交渉
  • 円満退社のためのアドバイス

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーは、これまで薬剤師をサポートし、転職を成功させた実績が数多くあります。薬剤師の転職に関するノウハウが豊富で、さまざまな悩みに応じてくれます。

1人で転職活動をしていると、「履歴書の書き方が分からない」「面接は自信がない」など、悩むことが多々あるでしょう。サポートを利用すれば、転職が成功するようにキャリアアドバイザーが対応してくれるので、安心です。

転職が成功するには、履歴書や面接で自分を上手くアピールすることが欠かせません。転職のプロともいえるキャリアアドバイザーは、キャリアカウンセリングなどを通じ、あなたの強みやスキルを教えてくれます。

薬剤師転職サイトを利用する際、「サポートは面倒」「求人だけ確認できればいい」と思う人もいるかもしれません。サポートにより、転職できる確率が高まるので、ぜひキャリアアドバイザーの力を借りましょう。

アピールのために担当者へこまめに連絡する

薬剤師転職サイトを利用して転職するには、キャリアアドバイザーへのアピールも大事です。

転職サイトを使って転職が決まると、求職者を採用したところから成功報酬が支払われます。薬剤師転職サイトなら、病院やドラッグストアなどから報酬を受け取っています。

この仕組みにより、転職に対する意欲が高い人にはキャリアアドバイザーが「報酬につながりやすい」と考え、力を入れてサポートする傾向です。

キャリアアドバイザーによるサポートを受けたくても、ただ薬剤師転職サイトを利用するだけでは、思ったようなサポートを受けられないケースがあります。注意しましょう。

自分をアピールするために、担当のキャリアアドバイザーにはこまめに連絡することをおすすめします。こまめに連絡すれば「転職への意欲が高い」と思われ、丁寧にサポートしてくれるはずです。

連絡を希望する日時や手段をあらかじめ伝える

キャリアアドバイザーの中には、頻繁に連絡する方もいます。薬剤師転職サイトに登録して利用する際は、連絡を希望する日時をあらかじめ伝えましょう。

転職が成功するように、キャリアアドバイザーによっては良い求人をすぐに連絡してくれます。熱心にサポートするのは良いことですが、週に何度も電話がかかってきたり、1日に何通もメールが届いたりすると、対応が面倒に感じる人もいるでしょう。

頻繁に連絡があると、転職活動そのものに嫌気が差し、転職へのモチベーションが下がる場合もあります。

転職活動に支障をきたすのを防ぐため、キャリアアドバイザーには連絡を希望する日時を伝えておくのが賢明です。

なお、電話に出られないことが多い人は、次のような希望を伝えるのも良いでしょう。

  • 電話は土日しか出られない
  • 平日の電話は18時以降が希望
  • 連絡はなるべくメールが良い

最近では、連絡手段にLINEを追加する薬剤師転職サイトが増えています。電話やメールが苦手であれば、LINEでの連絡を希望するのもおすすめです。

キャリアアドバイザーに丸投げせず自分の意思をしっかりと持つ

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーは、薬剤師転職に精通していたり転職支援実績が豊富だったりと非常に頼もしい存在となってくれるでしょう。

しかし、いくら頼りになるからといって転職活動をキャリアアドバイザー任せにするのはおすすめしません。

勧められた求人にそのまま応募したりキャリアアドバイザーの言いなりになって選考を進めたりと、主体性のない転職活動は後悔のもとです。

キャリアアドバイザーと十分なコミュニケーションが取れていなければ、希望と異なる求人を紹介される可能性があります。

また、キャリアアドバイザーのなかには、自分の成績をあげるために求職者の希望を無視して求人を提案する担当者もいます。

ミスマッチなく納得感のある転職をするには、キャリアアドバイザーに丸投げせず主体的に転職活動を進めることが大切です。

求人を紹介されたらそのまま応募するのではなく、公式ホームページや採用ページ、SNS、口コミサイトなどを活用して、自分でも情報収集をしてみましょう。

「転職するのは自分自身」という意識をしっかりと持ち、薬剤師転職サイトはサポートサービスとして上手に活用しましょう。

合わない担当者は早めに変更してもらう

キャリアアドバイザーの中には以下のように、サポートの質があまり高くない方もいます。

  • 条件とは違う求人を紹介する
  • 質問しても返信がない
  • 希望しない日時に連絡してくる

薬剤師転職サイトでサポートを受けられるのは大きなメリットですが、合わない担当者がいるというデメリットもあります。

「この担当者と自分は合わない」と感じたら、他のキャリアアドバイザーに変えてもらいましょう。無駄な時間を減らすためにも、変更はなるべく早く申し出るのがおすすめです。

転職サイトでのキャリアアドバイザーの変更は一般的なため、変更したいときは気軽に伝えてみてください。転職サイトによっては、公式サイト内の問い合わせフォームから変更の申し出が可能です。

キャリアアドバイザーのサポートは、転職の成功を大きく左右します。合わない方が担当になれば、希望する求人を紹介してもらえず、転職がなかなか成功しないかもしれません。

もしキャリアアドバイザーを変更してもらっても、「この人とも合わない」と感じる場合には、他の薬剤師転職サイトを利用するのがおすすめです。

薬剤師の転職での体験談をチェック!よくある失敗事例とは?

薬剤師転職サイトを利用したからといって、必ず転職が成功するとは限りません。なかには転職後にミスマッチを感じて、短期間で再度転職を検討する薬剤師の方もいます。

そうした事態を避けるためにも、薬剤師転職におけるよくある失敗事例を知っておきましょう。

そこでここからは、ネット上に見られた薬剤師転職の体験談・失敗事例を紹介します。

失敗事例1.人間関係が悪かった

薬剤師転職の失敗事例として多いのが、職場の人間関係が悪いことが原因で再度転職を考えるというパターンです。

  • 「上司との相性が良くない」
  • 「人間関係がギスギスしていて居心地が悪い」
  • 「仕事の愚痴ばかり言う人がいて仕事に集中できない」

どんな仕事でも人間関係に悩みやトラブルがあると、仕事へのモチベーションは低下してしまいます。

特に薬剤師の場合、主な職場となる調剤薬局は狭い空間であることが多く逃げ場がありません。

そのような環境で、「職場の雰囲気が悪い」「転職先で人間関係がうまく築けない」といった悩みを抱えてしまうと、せっかく転職してもそこで長期的に働いていくのは困難でしょう。

人間関係の良し悪しは働いてみるまではわかりづらいですが、転職前に「職場見学」を行うことでリアルな職場の雰囲気がつかめます。

上司となる人とコミュニケーションを取ったり、薬剤師と利用者さんとのやりとりを確認したりと、実際に職場を訪れてこそ得られる情報も多いので、転職前の職場見学はぜひ積極的に行ってみてください。

失敗事例2.記載されていた労働条件と違っていた

求人票に記載されていた内容と実態とが違っていて、転職後に戸惑ってしまう薬剤師の方もいます。

  • 「決まった終業時間に仕事が終わることはほとんどなく、日常的に残業がある」
  • 「昇給制度はあるものの、基準があいまいで昇給の見込みがない」
  • 「求人票には週休2日とあったが、転職してみたら2日もとれない」

労働条件の確認が不十分だったり、応募先の情報収集がきちんとできていなかったりすると、転職後にミスマッチを感じて後悔する可能性があります。

失敗を防ぐには、「給与」「昇給制度」「残業時間」「休日・休暇」「業務内容」といった条件面の徹底的なリサーチが欠かせません。

薬剤師転職サイトを利用すると、キャリアアドバイザーが求人元に直接確認を取ってくれるので、自力では収集しきれない職場情報も入手できるでしょう。

失敗事例3.キャリアアドバイザーに急かされて転職した

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーに「転職を急かされた」という失敗談も少なくありません。

転職サイト・エージェントでは、薬剤師の入植が決まった際に求人元から成功報酬を受け取っています。

転職サイト・エージェントのキャリアアドバイザーがノルマを抱えている場合もあり、なかには自身の実績や成績をあげるため、求職者の希望をないがしろにして転職を急かす担当者もいます。

希望に沿わない職場への転職を急かされたら、「じっくり検討したい」「自分のペースを大切にしたい」と担当者に伝えましょう。

それでも対応が変わらない場合には、担当者の変更を申し出ることをおすすめします。

担当者と良好な関係が築けなければ、コミュニケーションがうまくとれなかったり精神的にストレスになったりと、転職活動に支障をきたす恐れがあるので注意してください。

薬剤師の転職で失敗しないために知っておくべき転職活動のコツ8つ

転職したものの「こんなはずではなかった」「思っていた仕事と違った」「仕事行きたくない」と後悔してしまうケースもなかにはあります。

せっかくの転職、失敗しないためにいくつかのコツを押さえて行動していきましょう。

薬剤師転職成功のため、転職の目的を明確にする

転職を決断したら、まずは「何のために転職するのか」「転職によってどんな働き方をしたいのか」という転職の目的を明確にしましょう。

例えば、以下のような内容です。

  • 総合病院や大手の薬局など規模の大きな職場で働きたい
  • 正社員からパート勤務に切り替えて仕事と育児を両立したい
  • 給料が安いので転職で年収アップを目指したい

転職の目的は転職活動を進めるうえでの軸になります。

転職の軸が明確になっていれば、自分にとっての最適な転職先も見極めやすくなるでしょう。

転職に向けて具体的な行動をする前に、転職を考えた背景や今後実現したい働き方を紙に書き出して、自分自身の仕事や働き方に対する考えを整理しましょう。

これまでの薬剤師としてのキャリアの棚卸しをする

就職活動の際、自己分析を行った経験がある転職希望者も多いと思いますが、転職の場合は自己分析だけでなくキャリアの棚卸しも行いましょう。

キャリアの棚卸しとはこれまでの職歴、これまで経験してきた仕事を時系列に洗い出して、ひとつひとつの内容を掘り下げていく作業です。

キャリアの棚卸しを行うことで、自分自身の得意分野・不得意分野が分かります。

薬剤師としての強みを裏付けるエピソードと紐づけることで、採用担当者にも効果的に自己アピールできるでしょう。

以下に、キャリアを洗い出す際に振り返るべきポイントを紹介するので参考にしてください。

  • 配属や勤続年数
  • 処方科目などの業務内容
  • 取得した資格
  • 実績・工夫したこと
  • 楽しかったこと・やりがいを感じたこと
  • 辛かったこと・不満に感じたこと

参考:キャリアの棚卸 ~後悔しない転職ために~

転職活動の期限を決める

就職活動と違って、転職活動はいつ始めるかもいつ終えるかも求職者自身で決めます。

すべてが予定通りスムーズに行けば良いですが、現職を続けながら転職先を探すとなると転職活動に割ける時間も限られてしまいます。

その結果、転職への意欲が低下したり際限なくダラダラと転職活動を続けたりして、転職の目的がブレてしまうケースも少なくありません。

そうならないためにも、転職活動を始める前に「いつまでに内定をもらいたいのか」「転職活動は〇月まで」というように、転職のゴールを設定しましょう。

そこから逆算して転職活動全体のスケジュールを立てておくと、必要な行動や準備も明確になり、転職活動が進めやすくなるでしょう。

ちなみに、転職での面接回数は業種によって異なる傾向があります。

調剤薬局・ドラッグストア 1回の面接で合否が決まることが多い
企業 1次、2次、最終面接など複数回予定されていることが多い

上記はあくまでも目安ですが、面接回数によって転職活動の期間も違ってくるので、スケジュールを組む際に考慮しておくことをおすすめします。

キャリアアドバイザーに嘘をつかない

薬剤師転職サイトの転職サポートに登録すると、キャリアアドバイザーと面談を行います。その際、職歴や経験・スキルは正直に伝えるようにしてください。

経歴に自信がなかったり退職理由がネガティブだったりと、ありのままに伝えるのに抵抗がある方もいるでしょう。

しかし、自分をよく見せたいからと嘘をつくと、「自分の能力以上のものが求められる職場を紹介される」「転職後に嘘がバレて仕事が続けられなくなってしまう」といったトラブルにつながりかねません。

転職先に「経歴詐称」と判断されれば解雇される恐れもあるので、嘘をつくのは絶対に避けてください。

キャリアアドバイザーとの面談は、求職者にとっての最適な転職を実現するためのものです。

「経験・スキルに自信がない」「退職理由の伝え方がわからない」という悩みや不安がある場合も、正直にキャリアアドバイザーに伝えれば必要な対策を一緒に考えてくれるでしょう。

薬剤師転職サイトの利用だけに限らず、いろいろな方法で情報収集をする

徹底的な情報収集も、転職を成功させるには欠かせない対策のひとつです。

以下のように、できるだけ複数の方法で情報収集を行いましょう。

【情報収集の方法】

  • 公式サイトを確認する
  • 口コミサイトで現役社員や元社員の口コミをチェックする
  • 知り合いに評判を聞いてみる
  • 転職サイトのアドバイザーに聞く

求人票に記載されていない労働環境を確認する

自分にとって最適な転職先を見つけるには、求人票に記載されている情報だけでは不十分かもしれません。

気になる求人を見つけたらすぐに応募するのではなく、以下のような具体的な労働環境まで確認してみましょう。

  • 薬剤師の人数は足りているか
  • 時短勤務している社員の割合はどうか
  • 薬剤師一人・一日あたりの処方箋量はどれくらいか
  • 薬局の営業時間はどうか・日祝日の開局はあるか
  • 残業手当は支給されているか
  • 離職率や有休消化率はどうか
自分で確認するのが難しい場合は、薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーに確認してもらうと良いでしょう。

薬剤師として転職する前にまずは職場見学をする

薬剤師の場合、同じスタッフと限られた空間で過ごすことがほとんどです。

自分に合う職場なら問題ないですが、職場の雰囲気が合わなければ働くこと自体が苦痛になってしまいます。

そうした失敗を防ぐために職場見学は有効な手段です。

実際に職場を訪れて雰囲気や求められるスキルを把握することで、転職のミスマッチを防ぐことができます。以下に、職場見学の際のポイントを紹介します。

【職場見学でチェックすべきポイント】

ポイント 具体例
職員の年齢・性別などの構成 ・若手層が中心か、ベテラン薬剤師がいるか
・男性が中心か、女性の割合が多いか
・入職後、周囲と馴染めそうか
スタッフの応対 ・薬剤師と受付のやりとり
・患者さんへの応対の様子
・挨拶や質問への応対はどうか
・コミュニケーションが円滑に取れているか
使用機材や設備 ・調剤や管理業務に使用する機材の充実度
・自分が使い慣れた機種が入っているか
・整理整頓や清掃が行き届いているか

参考:薬剤師の転職には職場見学が必須?その理由やポイントを紹介 | 薬剤師の転職・求人・募集なら【マイナビ薬剤師】

職場見学でできるだけ状況をチェックして、転職先の見極めに役立てましょう。

前職の退職理由は前向きな表現で伝える

転職の場合、面接の際に退職理由を聞かれることは多いです。しかし、転職することになった職場の不満をそのまま伝えることは避けましょう。

応募先にマイナスのイメージを与えてしまうことになり、採用に不利になる可能性があります。

以下のように、ネガティブな退職理由は、できるだけポジティブに言い換えて伝えるようにしてください。

【言い換え例】

ネガティブな表現 ポジティブな表現
人間関係が悪かった ・スタッフと連携を取って協力しながら仕事を進めたい
・チームワークを活かした仕事に取り組みたい
社長や上司と合わなかった ・社長の考えに共感しながら同じ目的に向かって頑張りたい
・自分のアイディアを活かしながら新しい仕事に挑戦したい
残業が多い ・メリハリのある働き方をしたい
・効率的な仕事をして自己成長を目指したい
通勤に時間がかかる ・より仕事に集中できる環境で働きたい
・地域に貢献できる職場で長く働きたい

やり方としては、「なぜ不満に感じたのか」を紐解いて、そこから「どんな仕事がしたいのか」を考えます。前向きな仕事観やキャリア観を掘り起こすことができれば、退職理由もポジティブに伝えることができるでしょう。

書類選考の準備や面接対策をしっかり行う

内定を獲得するためには、応募書類の作成や面接などの準備・対策が欠かせません。

履歴書・職務経歴書の作成では、単に経歴やスキルを述べるのではなく、自分のアピールポイントを的確に押さえた書類作りをすることが大切です。

応募先が求める人材像も考慮しながら、自分自身の強みがアピールできるように心がけましょう。

面接の対策としては、模擬面接という形で練習することはもちろんですが、「転職の目的」「今後の目標」「自分自身の強み」などを簡潔明瞭に答えられるよう準備しておきます。

また、応募先での質問事項も用意しておきましょう。

どんな質問をするかによって採用担当者が抱く印象は大きく変わります。

「ここで働きたい」という熱意が採用担当者に伝わるような質問を準備しておくことをおすすめします。

複数の薬剤師向け転職サイトを併用する

転職活動を効率的に進めるには、複数の転職サイト・転職エージェントの利用がおすすめです。

一社に限定せず複数の転職支援サービスを利用することで、より多くの求人に出会えるようになります。

また、転職サイト・転職エージェントはそれぞれ異なる強みを持っているので、さまざまなメリットを受けることができるでしょう。

ただし、以下の通り、注意すべき点もあります。

  • 面談や面接の日程が被らないようスケジュール調整をする
  • 異なるサービスから重複して応募しないよう応募先情報を管理する

無理のない範囲で2~3社のサービスへ登録してみましょう。

薬剤師の転職は厳しい?知っておきたい薬剤師の転職事情

転職したいと思ったとき、真っ先に気になるのが転職事情ではないでしょうか。

そこでここでは、薬剤師の転職の現状や今後考えられる動向、薬剤師の返金年収、転職に適した時期、さらに年代別の転職事情までたっぷり解説していきます。転職活動を始めるタイミングや方向性を考える際の参考にしてください。

薬剤師の有効求人倍率は高い水準にある

薬剤師は、現時点では他の職業と比較して転職しやすい状況にあると言えるでしょう。

それを裏付けるデータとして、厚生労働省が毎月作成している統計調査「一般職業紹介状況」の有効求人倍率があります。

有効求人倍率とは雇用動向を示す指標のひとつです。有効求人数を有効求職者数で割って算出するもので、この数値が高いほど「売り手市場」と判断することができます。

以下に、2022年6月~2023年5月の有効求人倍率の推移をまとめました。

※倍率は医師、歯科医師、獣医師、薬剤師の4職種を合計したもので、パートを含む倍率とパートを除く倍率に分けています。また、比較のため、()内に職業全体の求人倍率を記載しています。

【有効求人倍率の推移】

パートを含む医師、歯科医師、獣医師、薬剤師の倍率
(職業計の倍率)
パートを除く医師、歯科医師、獣医師、薬剤師の倍率
(職業計の倍率)
令和4年6月分 1.83
(1.09)
2.76
(1.16)
令和4年7月分 1.89
(1.15)
2.77
(1.20)
令和4年8月分 1.96
(1.18)
2.80
(1.22)
令和4年9月分 2.00
(1.20)
2.86
(1.24)
令和4年10月分 2.07
(1.23)
2.93
(1.27)
令和4年11月分 2.18
(1.27)
3.13
(1.31)
令和4年12月分 2.32
(1.31)
3.26
(1.36)
令和5年1月分 2.28
(1.29)
3.22
(1.33)
令和5年2月分 2.27
(1.27)
2.27
(1.27)
令和5年3月分 2.17
(1.22)
2.17
(1.22)
令和5年4月分 1.99
(1.13)
1.99
(1.13)
令和5年5月分 1,98
(1.10)
1.98
(1.10)

パートを含んだ倍率、パートを除いた倍率、どちらを見ても職業全体の有効求人倍率と比較して、薬剤師を含む職業の有効求人倍率が高くなっています。

2023年5月分の最新のデータにおいても、全体の有効求人倍率1.1倍に対して薬剤師を含む数値は1.98倍と、1人あたりの求人数は足りている状態です。

最新の有効求人倍率を見た限りでは、薬剤師の転職難易度は他職種と比較してそれほど高くないと言えるでしょう。

薬剤師転職は今後厳しくなるという見方もある

一方で、薬剤師の転職は今後厳しい状況へと変化していくという見方もあります。

その大きな要因としてあげられるのが、薬剤師の増加です。

2021年に厚生労働省によって公表された薬剤師の需給調査の推計では、2045年に最大で126,000人の供給過剰になる可能性が指摘されています。

実際に、厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、令和2年度における届出薬剤師の数は、前年度と比較して3.4%増加しています。

【平成30(2018)年と令和2(2020)年の薬剤師数の比較表】

平成30(2018)年 令和2(2020)年
総数 311,289人 321,982人
薬局の従事者 180,415人 188,982人
医療施設の従事者
(病院/診療所)
59,956人
(54,150人/5,806人)
61,603人
(55,948人/5,655人)

国家資格である薬剤師は、社会的なニーズが高く、高年収や高時給を狙えるおすすめの職種です。

薬剤師の数が増えても求人数が増えなければ、求人倍率も増加します。

仕事の選択肢が狭まったり転職難易度が高まったりと、薬剤師転職が厳しくなることが予想されます。

そうなれば、希望の転職を実現させる方法として、薬剤師転職サイト・エージェントの有効活用がこれまで以上に重要になっていくでしょう。

また、新型コロナウイルス感染症の流行も、近年の薬剤師求人が減少傾向にある要因のひとつと言われています。

感染が拡大の一途をたどっていた当時、「感染リスクを少しでも抑えたい」「緊急性がなければ病院に行かない」という考えから、医療機関を受診する患者数が大幅に減りました。これによって薬局の売り上げは落ち込み、同時に薬剤師向けの求人数も減少しました。

そうは言っても、現在は世界的にも新型コロナウイルスの流行は収束してきています。

今後の状況次第では求人数が増加する可能性もあるので、転職を視野に入れている方は今後の薬剤師転職の動向を注意深くチェックしていきましょう。

薬剤師の平均年収

厚生労働省が発表した「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の平均年収は約585.8万円と報告されています。(平均年収は「きまって支給する現金給与額×12ヵ月+年間賞与その他特別給与額」で算出しています)

男女別に見ると、男性は約637.1万円、女性は540.1万円と、比較的高年収の傾向にあることが分かります。

将来的に年収アップが見込めるかどうか知るためにも、ここ3年間の平均年収の推移をチェックしてみましょう。

【薬剤師の平均年収の推移】

平均年収(男女計) 平均年収(男性) 平均年収(女性)
令和2年 565.1万円 623.9万円 527.2万円
令和3年 580.5万円 630.3万円 545.3万円
令和4年 585.8万円 637.1万円 540.1万円

薬剤師の平均年収を3年の推移で見ると、令和3年から令和4年にかけて女性の平均年収が5万円ほど減少していますが、全体としては少しずつ増加傾向にあることが分かります。

これらのことから、薬剤師の年収は上昇傾向にあると考えられるでしょう。

薬剤師の転職に最適な時期・タイミング

せっかく転職をするのなら、ベストなタイミングを狙って転職活動を始めましょう。

【薬剤師の転職におすすめの時期】

  • 求人募集が増えやすい時期
  • 夏季・冬季のボーナス支給後

豊富な選択肢のなかから転職先を選びたいなら、求人募集の多い時期を狙うのがおすすめです。

1~3月は、年度の切れ目に転職する人がいたり3月末で定年退職を迎える社員がいたりと、何かと人員が動く時期です。通常は募集をかけないような病院や企業が求人を出すこともあり、好条件・好待遇で転職できる可能性もあるでしょう。

また、一般企業の会社員と同様に、ボーナス支給後の7月や1月も薬剤師の転職活動が活発になる時期です。

ボーナスを受け取ってから辞める人が増えるので、7月~10月、11月~2月は欠員補充のために採用活動を行う薬局や医療機関が増加する傾向にあります。

ただし、ボーナスを受け取ってから転職したいなら、退職の申し出は慎重に行ったほうが良いでしょう。

ボーナスの支給前に退職を申し出てしまうと、会社がボーナスを支払わないということも考えられるからです。

おすすめは、ボーナス支給後1~2ヶ月後を転職時期と想定して転職活動を進めるという方法です。ボーナスを受け取る時点である程度の転職の目途が立っている、というのが理想的でしょう。

さらに、円満退社のためには職場に迷惑がかからない時期を選ぶことも大切です。

退職すれば職場に欠員が出ます。空いた穴をすぐに埋められれば良いですが、今いるスタッフでカバーし合ったりそれによってひとりあたりの業務量が多くなって残業が増えたりと、職場全体に負担をかけてしまうかもしれません。

薬局や医療機関によっては、「休日出勤が必要になる」「派遣薬剤師を一時的に雇う」など、人件費が発生してしまう可能性もあります。

職場や今いるスタッフへの影響を考えずに「どうせ辞めるから」と配慮を欠いた行動をしてしまっては、円満退社も難しくなってしまいます。

自分にとっての最適な転職時期を逃さないよう注意する必要はありますが、年末年始や花粉シーズンなど薬局の繁忙期はなるべく避けて、早めに退職の意思を伝えるようにしましょう。

【年代別の転職事情】20代の薬剤師転職

ここからは、年代別に薬剤師の転職事情を紹介します。

まずは、初めての転職となる方も多い20代の薬剤師転職についてです。

「20代での転職は早すぎる?」「若いうちに転職すると印象が良くない」と考えてしまうかもしれませんが、20代で転職するメリットはたくさんあります。

【20代で転職するメリット】

  • ポテンシャルで採用してもらえる可能性が高い
  • 早い段階での管理職が目指せる
  • 未経験分野への転職がしやすい
  • 公務員薬剤師への挑戦ができる

20代の薬剤師の場合、アピールできる経験やスキルは少ないでしょう。

しかし、20代ならではの「将来性」に期待をしてポテンシャル採用をする求人も多数あります。

ポテンシャルに高い期待を寄せる職場を選んだり転職理由を前向きに伝えたりと、やり方次第では高評価につながる可能性も高いです。

また、20代の若いうちにスキルアップ制度が整った職場に転職をしてスキルを磨いておけば、早い段階での管理職を目指すこともできます。

管理職に就くまでは時間がかかる場合が多いので、明確なキャリアプランがあるなら、早めに転職活動を始めましょう。

未経験分野への転職の場合も、早めの転職がおすすめです。

薬剤師に限ったことではありませんが、異なる業種・職種への挑戦は、年齢を重ねるほど難易度が高くなります。仕事の覚えが早く新たな環境へも適応しやすい20代なら、未経験分野へのチャレンジも十分に可能でしょう。

さらに、20代なら国家公務員薬剤師や地方公務員薬剤師などの公務員薬剤師も目指せます。

公務員薬剤師とは、国や地方自治体に所属して働く薬剤師を指します。

安定した働き方ができて福利厚生も充実している公務員薬剤師ですが、公務員薬剤師が働ける職場は多数ある一方で、そのほとんどで年齢制限が設けられているので注意が必要です。

一度の試験で合格するとも限らないので、公務員薬剤師を目指すなら早めに行動したほうが良いでしょう。

このように、20代の転職にはメリットが多いですが注意すべき点もあります。

【20代で転職する際の注意点】

  • 転職活動の前に転職の理由と目的を明確にする
  • 年収だけで判断しない

「転職によって何を実現したいのか」という点があいまいなままでは、転職の軸が定まっていないため、判断に迷いがちです。

なんとなく応募先を決めてしまったり妥協して転職先を選んでしまったりと、転職自体が失敗してしまう可能性もあります。

また、年収の高さだけで判断するのも避けましょう。たしかに収入は大切なポイントですが、いくら年収が高くても自分にとって働きやすい職場でなければ、すぐにまた転職を考えてしまうかもしれません。

【年代別の転職事情】30代の薬剤師転職

30代は、仕事にも慣れてくる年代であると同時に、ライフステージの変化を迎える方も増えてくる年代です。

そのため、「新たなキャリア形成を目指したい」「ワークライフバランスを考えた働き方をしたい」といった理由から30代で転職活動を始める方も少なくありません。

そうは言っても、30代前半と30代後半とでは転職難易度も変わってくるのが実情です。

30代前半は中途採用においてもっとも需要のある年齢です。転職の機会も多いので、転職先の選択肢も比較的多いでしょう。

一方、30代後半になると30代前半と比較して難易度が上がってきます。キャリアや専門性を重視した採用活動が行われるので、自分自身の強みを活かしたアプローチができるかどうかが採用に大きく関わってきます。

ここで、30代の薬剤師転職で求められるスキルについて見ていきましょう。

【30代の薬剤師転職で必要なスキル】

  • コミュニケーション能力
  • 新しい情報を収集する能力
  • 実務経験・調剤スキル

薬剤師が働く職場では患者さんや利用者さんと話をする場面が多いので、コミュニケーション能力が求められます。

加えて、医療従事者との連携や職場の雰囲気を保持するためにも、スタッフ同士とのコミュニケーションが必要です。

特に転職先では知らないことも出てくるもの。そんなときでもきちんと質問したり確認を取ったりと、柔軟に対応しなければならないので、コミュニケーション能力は欠かせないスキルと言えるでしょう。

また、薬剤師が身を置く医療現場は、新薬や予防医学など刻々と情報が更新されていきます。

最新の情報や新しい知識などを自らキャッチしにいく積極的な人材ほど転職には有利になるでしょう。

さらに、30代の転職で求められるのが「即戦力」です。実務経験や調剤スキルはもちろん、認定資格なども採用の際に伝えると高評価を得られる可能性があります。

30代の転職を成功させるには、ここまで紹介したスキルを効果的にアピールすることも重要ですが、自分自身のライフスタイルや今後のキャリアプランも考えておくことも忘れてはいけません。

30~40代の年代は結婚、出産、子育てなどライフステージが変わる方も多いです。転職回数を重ねずに長く働ける職場に勤めたいのなら、現在のライフスタイルだけでなく3年後や5年後まで考えておくことをおすすめします。

加えて、30代は今後のキャリア形成に大きく関わる大切な時期でもあります。

「薬剤師としてどう生きていきたいか」「転職先では何を実現してどのようなキャリアにつなげたいか」といったことを明確にしておくと転職先選びの重要な判断ポイントになるので、自分にとっての最適な転職先を見極めやすくなるでしょう。

【年代別の転職事情】40代の薬剤師転職

一般的に、転職は年齢を重ねるほどハードルが上がりますが、資格専門職である薬剤師はこの限りではありません。

説明したように、たしかに未経験分野への挑戦は20代のほうが有利でおすすめです。入職した場合の勤務可能な年数も20代や30代のほうが長いので、医療機関や企業は若年層の薬剤師を雇用する傾向にあります。

しかし、薬剤師の働ける職場は「調剤薬局」「ドラッグストア」「病院」「企業」と幅広くあり、勤務先によっては40代でも十分に転職が可能でしょう。

ここからは、40代薬剤師が転職する場合の難易度とおすすめの施設を紹介していきます。

【40代薬剤師転職の場合の施設別の難易度】

施設形態(業種) 難易度
調剤薬局 【低】
ドラッグストア 【低】
病院 【中】
企業・製薬会社 【高】

全国的に見ても求人数が多い調剤薬局は40代でも転職しやすい業種で、未経験者でも転職できる可能性があります。

ただ、調剤薬局の場合、クリニックの薬剤師から調剤数が多い大手薬局チェーンまでさまざまな施設があり忙しさも大きく異なるので、求人を検討する際には徹底的な情報収集を忘れずに行いましょう。

調剤薬局と同じく、40代でも転職しやすくおすすめなのがドラッグストアです。

近年は調剤薬局が併設された「調剤併設型ドラッグストア」の求人が急増しており、人手不足から需要が高まっています。「管理薬剤師」「エリアマネージャー」などの経験があれば、管理職としての転職も視野に入れられるでしょう。

一方で、営業時間が長かったりシフト勤務だったりと長時間勤務になりやすいので、体力面や家庭の状況なども加味して職場を選ぶ必要があります。

40代薬剤師の場合、病院の求人は狭き門ではありますが、経験者であれば転職できる可能性も高いです。

実務経験や保有資格によっては薬剤部長や薬局長などの役職付きの転職ができるかもしれません。

注意すべき点としては、病院によって薬剤師でも夜勤やオンコールなどの対応を求められる点です。求人情報をしっかり読み込んだり場合によっては問い合わせたりと、応募前にしっかり確認しておくと良いでしょう。

企業求人は、土日休みや福利厚生の充実などメリットが多く人気が高めです。

一般企業としては、医薬情報担当者(MR)、臨床開発モニター(CRA)、治験コーディネーター(CRC)、研究職、開発、DIといった職種でニーズがあります。

しかし、人気と合わせて競争率も高いこと、また業界知識や企業での勤務経験が求められる場合もあることなどを踏まえても、40代の転職先としては厳しい業種と言えるでしょう。

30代薬剤師の転職では即戦力が求められると紹介しましたが、40代薬剤師の場合、即戦力であることはもちろん、管理職経験や専門性の証明となる資格の有無が評価のポイントになります。

採用担当者に効果的にアピールするためには、これまでの薬剤師としての経験やスキルの棚卸しが欠かせません。

チーム医療の経験やコミュニケーションスキルの高さも強みになるので、徹底した自己分析を行って自分の市場価値についての理解を深めましょう。

薬剤師転職サイト・エージェントのサポートを受ける基本的な流れ

ここからは、薬剤師転職サイト・エージェントが提供している転職支援サポートを受ける場合の流れについて解説していきます。

あらかじめ全体の流れを押さえておくと、その後の転職活動がぐっとスムーズになります。ぜひチェックしておきましょう。

ステップ1.転職支援サービスへの申し込み

転職サイト・エージェントのサポートを受けるには、まず転職支援サービスへ申し込む必要があります。

申し込み方法は各社違いがありますが、多くの転職サイト・エージェントでは公式ホームページから申し込むことができます。

以下のような個人情報の入力が求められるので、手順に従って登録作業を進めていきましょう。

【入力が必要な項目】

  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 居住地
  • 保有資格
  • 希望の業種
  • 希望の雇用形態
  • 転職希望時期
  • 現在の仕事の状況

登録や申し込みは1~3分程度で完了するものが多いです。

できるだけ多くの求人に触れるためにも、2~3社の薬剤師転職サイト・エージェントへ申し込むと良いでしょう。

ステップ2.キャリアアドバイザーとの面談

薬剤師転職サイト・エージェントのサポートに申し込んだ後は、キャリアアドバイザーとの面談を行います。

面談は「キャリア面談」「キャリアカウンセリング」などとも呼ばれ、転職サポートを受けるうえで必要な情報をキャリアアドバイザーに伝える場です。

【キャリアアドバイザーに伝える内容】

  • 経歴や保有資格
  • 現職の仕事内容
  • 転職の目的
  • 転職先に求める条件(勤務時間、勤務地、給与など)

面談は、キャリアアドバイザーが最適な求人の提案やサポートを行うために実施するものです。

転職先を探すうえで必要な情報をきちんと伝えられるよう、事前にメモやノートにまとめておくことをおすすめします。

また、転職やキャリアに関する悩み・不安があればこの時点で相談してみましょう。転職のプロからアドバイスによって問題が解決すれば、転職活動にも前向きに取り組めるはずです。

なお、面談の形式は「対面式」「オンライン」「電話」などと薬剤師転職サイト・エージェントによって異なります。

「キャリアアドバイザーに直接会って相談したい」という方は、アクセス可能な範囲内に支店や相談会場を設けているか、事前に確認しておきましょう。

ステップ3.求人紹介

面談の後はキャリアアドバイザーから求人の紹介を受けます。

転職サイト・エージェントのキャリアアドバイザーは、求人先である薬局や医療機関に関するさまざまな情報を把握しています。

以下のような求人情報には記載されない職場情報を提供してもらえる場合も多いので、気になることがあれば積極的に質問してみましょう。

  • 募集の背景
  • 実際の残業時間
  • 職場の雰囲気
  • 休みの取りやすさ
  • 上司になる方の人柄
  • 入職後に受けられる教育制度やスキルアップの体制

紹介された求人のなかに興味の持てる求人がない場合には、無理に応募する必要はありません。

「〇〇面は条件に合っているが通勤が難しい」「魅力的な求人だがどうしても土日休みにこだわりたい」というように、明確な理由を伝えて再度紹介を依頼しましょう。

ステップ4.応募~書類選考

応募したい求人を決めたら、いよいよ応募書類の作成です。

志望動機や自己PRなどで自分自身の強みをしっかりアピールしましょう。

細部まで気を配りながら作成すると時間がかかってしまうかもしれませんが、募集人数が多い案件などは、募集期限内であっても募集を打ち切る場合があるので、スピード感を持って作成することが大切です。

履歴書や職務経歴書は使いまわしをせず、応募のたびに毎回作成しましょう。

薬局や医療機関には、それぞれの理念や経営方針、求める人材像があります。それらに合わせて志望動機や自己PRを記載すれば、採用担当者の評価につながるでしょう。

応募書類の内容に自信がない場合は、キャリアアドバイザーに添削を依頼しましょう。

転職のプロによるアドバイスがあれば書類選考突破率もぐっと向上ずるはずです。

ステップ5.面接対策~面接

書類選考を通過したら、面接日程の調整や採用担当者との連絡はキャリアアドバイザーが代行してくれるので、応募者は面接に向けて準備を進めましょう。

サービスによっても異なりますが、薬剤師転職サイト・エージェントの転職支援サポートでは、以下のようにさまざまな面接突破のためのサポートを行っています。

【薬剤師転職サイト・エージェントが行っている面接対策の例】

  • これまでの面接内容や選考の傾向についての共有
  • 面接でのマナーや身だしなみについての指導
  • 模擬面接
  • 面接への同行
面接回数は業種や応募先によっても異なりますが、調剤薬局はドラッグストアの場合は1回、病院や企業の場合は2回以上の面接となるケースが多いようです。

以下に、薬剤師転職の面接で問われることの多い質問と回答のポイントをまとめたので参考にしてください。

質問 回答のポイント
「自己紹介をお願いします」 自分自身の「人となり」を簡潔に伝えます。
「これまでの経歴を教えてください」 これまでの担当業務や成果を簡潔に伝えます。成果を出すためにどんな工夫をしたのかも合わせて説明しましょう。
「前職の退職理由を教えてください」 できるだけポジティブな表現に言い換えて伝えます。退職理由と転職後に実現したいことをリンクさせるように工夫しましょう。
「志望動機を教えてください」 新たな職場・業務に活かせる自分自身の経験やスキルをアピールします。年収や待遇を動機として伝えるのは避けましょう。
「長所・短所を教えてください」 長所は具体的なエピソードを交えて伝えると印象に残りやすくなります。短所を伝える際にはそれを補うための行動・意識についても説明しましょう。
「今後のキャリアプランを教えてください」 3年後や5年後に達成したい目標を伝えます。キャリアプランを実現することで職場や会社にどのような貢献ができるのかも合わせて伝えましょう。

ステップ6.条件交渉

以下のように、入職条件に関して気になる点があれば、キャリアアドバイザーに交渉を依頼しましょう。

  • 年収
  • 勤務時間
  • 休日や手当などの待遇面
  • 入社日

絶対に交渉が成立するとは限りませんが、転職支援の経験が豊富で交渉力の高いキャリアアドバイザーのサポートがあれば、要望が通るかもしれません。

交渉のタイミングは「内定後の内定承諾前」が良いと言われていますが、採用する側は給与面も含めて採用を考えるため、内定が出た後ではタイミングとして遅い場合があります。

キャリアアドバイザーが最適なタイミングで交渉に入れるよう、気になることや要望があれば早めに伝えておきましょう。

ステップ7.内定・退職手続き・入職

面接後、採用条件の調整や確認を終了したら無事に内定となります。

薬剤師転職サイト・エージェントのなかには、転職後のトラブルを未然に防ぐために採用条件をまとめた書類を就業先と取り交わす場合もあります。

正式な入社日が決定したら入社の準備と合わせて、現職の退職に向けて動いていきましょう。

以下に、退職に際して必要なことをまとめたので参考にしてください。

【退職に向けて必要な行動】

  • 直属の上司に退職を申し出る
  • 上司と相談して退職日を決める
  • 後任者に業務の引き継ぎを行う
  • 退職の手続きを行う
  • 有給休暇が残っている場合は消化する
  • 社内外へ退職の挨拶をする
  • 貸与物を返却する

薬剤師転職サイト・エージェントの転職支援サポートには、円満退職のためのアドバイスが含まれている場合が多いです。「上司に退職を申し出たら引き止められてしまった」「引き継ぎのやり方が分からない」といったトラブルや疑問に対してもアドバイスがもらえるので、何かあれば相談してみましょう。

また、就業状況の確認のためにキャリアアドバイザーから連絡をもらえたり就業後のトラブルや悩みの相談窓口を設けていたりと、転職後も継続してサポートやフォローが受けられるサービスもあります。

新しい環境で働くとなると、悩みや不安を感じることも多いです。そんなときでも転職のプロに相談すれば、問題解決のためのヒントが得られるでしょう。

転職活動前に疑問を解消!薬剤師の転職に関するよくある質問を紹介

ここでは、薬剤師の転職や薬剤師転職サイト・エージェントの利用に関するよくある質問をピックアップして回答していきます。前向きに転職活動に臨むためにも、疑問点や懸念点はあらかじめ解消しておきましょう。

薬剤師が転職する理由として多いものは?

薬剤師が転職を決意する理由としては、以下のような内容があげられます。

【薬剤師の転職理由】

  • 年収や待遇の良い職場に移りたい
  • 人間関係を変えたい
  • 労働環境の良い職場に移りたい
  • スキルアップができる環境で働きたい
  • ライフステージの変化・転居

収入面や待遇面に対する不満から転職に踏み切る薬剤師は少なくありません。

実際に薬剤師求人のなかには、「経験・スキルに応じて年収を調整してくれる案件」「職員の生活全体の底上げを目指して手厚い福利厚生や住宅支援制度を用意している職場」なども多数あります。

このことから、転職で年収や待遇を良くすることは十分に可能と言えるでしょう。

人間関係に悩んで転職したいと考える方や薬剤師業界に限らず多いですが、薬剤師の主要な職場は限られた空間だったり少人数だったりと、逃げ場のない場合がほとんどです。そのため、人間関係が上手くいかないとストレスが溜まりやすくなってしまいます。

また、「残業」「休日出勤」「夜間対応」などが多い職場での勤務も、身体的・精神的な負担を抱えやすいです。

薬剤師の資格・経験を活かせる職場は幅広く、業種によっては残業がなかったり土日に休めたりと労働環境が良いところもあります。選択肢があれば「少しでも働きやすい環境に移りたい」と転職を考えるようになるのも無理はありません。

薬剤師としてのスキルやキャリアを高める目的で転職する方もいます。

ひとつの職場で長く勤務していると、ただ日々を過ごしているように感じてしまいがちで、自己成長を実感する機会が減ってしまうもの当然です。「薬剤師としての知識を増やしたい」「管理薬剤師を目指したい」と自信のスキル・キャリアを高めたいと考える方にとって、転職は理想を実現するための大きなチャンスになります。

転職サイトと転職エージェントの違いは?

転職サイトは、豊富な求人情報を自由に検索・閲覧できるサービスです。

自分のペースで転職活動が進められますが、情報収集、選考対策、応募先とのやりとりやスケジュール管理など転職活動のすべてを自分自身で行わなければなりません。

一方、転職エージェントはキャリアアドバイザーから求人紹介を受けられるサービスです。

そのほか、応募先との連絡を代行してくれたり面接のアドバイスを受けられたりと幅広いサポートが受けられますが、キャリアアドバイサーと一緒に転職活動を進めるため、自分のペースで転職活動したい方にとっては煩わしいと感じる可能性もあるでしょう。

以下に、転職サイトと転職エージェントの違いについて項目別にまとめました。

転職サイト
転職活動のペース 転職活動の開始・終了・応募のタイミングはすべて自分自身で決めます。
応募可能な求人 掲載されている求人であれば応募可能です。
職場に関する情報収集の方法 「求人票を確認する」「公式ホームページを読み込む」など自分自身で情報収集を行います。
転職活動で悩んだ場合の対処法 公式サイトに掲載されている転職ノウハウやコンテンツを参考にするなど、自分自身で解決する必要があります。
転職エージェント
転職活動のペース 希望の転職活動期間を事前にアドバイザーに伝えて活動を始めます。個人差はありますが、1~2ヶ月程度で転職を目指すサービスが多いです。
応募可能な求人 アドバイザーの紹介を受けて応募するというのが一般的です。サービスへ登録すると、非公開求人への応募もできます。
職場に関する情報収集の方法 サービスが把握している職場情報を提供してもらえるほか、気になることがあればアドバイザーが職場に確認を取ってくれます。
転職活動で悩んだ場合の対処法 転職・キャリア、選考に関する幅広い相談に乗ってもらえます。サービスによっては転職後も相談が可能なケースもあります。

「非公開求人」とは?

非公開求人とは、一般に公開していない求人情報を指します。

非公開とする理由としては以下のようなことがあげられます。

【非公開の理由】

  • 応募の殺到を避けるため
  • 求人枠がすぐに埋まってしまうため
  • 急いで人材募集をしたいため
非公開求人には、好条件・好待遇の求人や募集がかかること自体が珍しい稀少な求人などが多い傾向にあります。

ただし、非公開求人はサービスへの登録者へのみ公開・紹介している転職支援サービスがほとんどです。閲覧や紹介を希望する場合は、ぜひサービスへ登録しましょう。

無料で利用できる理由は?

求職者が薬剤師転職サイト・エージェントを無料で利用できるのは、転職支援サービスが求職者ではなく「登録している薬局や医療機関から報酬を受け取っているから」です。

一般的に、薬局や医療機関が求人を行う際に発生する費用としては、以下の2パターンがあります。

「掲載費」 転職サイトに求人情報を掲載してもらい掲載費を支払う
「紹介手数料」 転職エージェント経由で人材募集をして採用した場合に成功報酬として紹介手数料を支払う

転職サイトの場合、求人情報を掲載するだけで「掲載費」としてのコストが発生するので、応募があってもなくても費用がかかります。

一方、転職エージェントを介して人材募集をした場合、採用に至らなければ費用は発生しません。ただし、入社・入職が決定した際には高額な紹介手数料を転職エージェントへ支払うことになります。

薬剤師転職サイトへの登録~内定までにかかる期間はどれくらい?

転職活動にかかる期間には個人差があるので一概には言えませんが、1か月~2か月で内定通知を受け取る方が多いようです。

株式会社マイナビが発表した「転職動向調査2023年版(2022年実績)」によると、転職を意識してから内定通知を受けるまでの合計期間として、転職者全体では「1か月~2か月未満」の回答が25.7%ともっとも多い割合を占めています。

期間 割合
2週間未満 8.6%
2週間~1か月未満 9.5%
1か月~2か月未満 25.7%
2か月~3か月未満 21.9%
3か月~半年未満 19.3%
半年~1年未満 8.1%
1年以上 6.9%

ただ、マイナビ薬剤師では、薬剤師の主な職場となる調剤薬局やドラッグストアでは面接は1回のみとしているところが多いと伝えています。

調剤薬局やドラッグストアなどでは、多くの場合、1回の面接で合否が判断されます。一方で、企業の採用面接では1次面接、2次面接、最終面接……など複数回設けているところもあります。面接の回数が増えるほど、転職活動の期間も長くなるので、応募先ごとに合否までの流れを理解しておくとよいでしょう。

引用元:マイナビ薬剤師「薬剤師の転職、平均期間は約1ヵ月!短期決戦のカギは『ゴール設定』と『事前準備』」

薬剤師の方が転職時期や現職の退職時期を検討する際には、「応募先の面接回数によっては転職活動期間が長引く可能性もある」ということを考えておくと、余裕を持って転職活動に臨めるでしょう。

個人情報が漏えいする危険はない?

薬剤師転職サイト・エージェントを利用時には、「名前」「生年月日」「居住地」などの個人情報の登録が求められます。

個人情報の重要性を理解したうえで適切に取り扱う転職支援サービスでなければ、個人情報の流出などによって不利益を被る恐れがあるので、サービス選びは慎重に行わなければなりません。

セキュリティ面において安心して利用できるサービスかどうかの見極め方のひとつとして、「プライバシーマーク」の取得を確認するという方法があげられます。

プライバシーマーク制度は、日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に準拠した「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」に基づいて、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等を評価して、その旨を示すプライバシーマークを付与し、事業活動に関してプライバシーマークの使用を認める制度です。

引用元:一般財団法人 日本情報経済社会推進協会 プライバシーマーク制度

プライバシーマークを取得するには、厳正な審査を通過しなければなりません。

薬剤師向けの転職サイト・エージェントにおいてもプライバシーマークを取得しているサービスは多数あります。取得していれば公式ホームページにプライバシーマークを掲載しているので、登録前にチェックしておくと良いでしょう。

薬剤師転職サイトは簡単に退会できる?

薬剤師転職サイトは、簡単に退会できます。

しかし、中には退会方法が分かりにくい転職サイトもあるので、注意が必要です。あらかじめ、退会方法も確認しておきましょう。

なお、退会後は、登録情報を削除されるのが一般的です。再度利用したい場合には、改めて情報を登録する必要があります。

もし再度利用する可能性が高いのであれば、退会ではなく休止がおすすめです。

薬剤師転職サイト・エージェントは複数利用しても良い?

薬剤師転職サイト・エージェントは複数利用しても何ら問題はありません。

以下に、転職サイト・エージェントを併用するメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。

メリット ・多数の求人情報を比較・検討できる
・相性の良いキャリアアドバイザーに出会えるチャンスが増える
・各サービスの強みを使い分けられる
デメリット ・徹底したスケジュール管理や応募先管理が必要になる
・情報が多すぎると迷ってしまう場合がある

転職サイト・エージェントには、各社が保有している非公開求人や独占求人があります。

サービス併用によって選択肢が増やせる、得られる情報量が多くなるといったことは大きなメリットでしょう。

しかし、複数の転職サイト・エージェントを利用して手間や負担が増えてしまっては本末転倒です。

併用する場合にはスケジュール調整や応募先の管理に十分留意し、自分にとって無理のない範囲で利用しましょう。

薬剤師転職サイト・エージェントは地方在住者でも利用できる?

薬剤師転職サイト・エージェントは、地方に住んでいる場合でも利用が可能です。

全国に拠点を展開しているサービスであれば、地方の求人を多数取り扱っていたり地域の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが在籍していたりと、メリットも多いので安心して転職活動を進められるでしょう。

例えば、以下の薬剤師転職サイト・エージェントは全国に拠点を持っています。

サービス名 拠点数
ファルマスタッフ 全国12拠点
マイナビ薬剤師 全国14拠点

また、求人情報としては全国を網羅しているものの、オフィスを東京や大阪など都市部にのみ設置しているサービスもあります。

そうしたサービスは、対面式のサポートにこだわらない方やスピーディーな転職がしたい方におすすめです。

今すぐ転職を考えていなくても利用できる?

今すぐの転職を考えていない方でも、薬剤師転職サイト・エージェントを利用できます。

転職に関する事情は人それぞれです。「転職するかどうかは分からないが、とりあえずどんな求人が出ているか知りたい」「数ヶ月後の転職を希望していて、まずは情報収集のために利用したい」といった理由で利用・登録する方も少なくありません。

また、薬剤師転職サイト・エージェントのなかには、以下のような場合でも利用や登録を歓迎しているサービスも多数あります。

  • 転職するかどうか迷っている場合
  • 転職先に求める条件が決まっていない場合
  • 転職の方向性やキャリアプランが定まっていない場合
例えば、「ファルマスタッフ」では転職に関する相談のためだけでも登録することができます。

登録後の個別面談では、上記のような悩みに対しても、コンサルタントが求職者ひとりひとりの話に耳を傾けて転職のアドバイスを行ってくれます。

紹介された求人には必ず応募しなければいけない?

キャリアアドバイザーやコンサルタントから求人を紹介されたものの、「良い案件がない」「興味を持てる求人がない」という場合には応募を辞退することができます。

薬剤師転職サイト・エージェントは、あくまでも転職活動を効率良く進めるために利用するもの。応募するかどうか、転職するかどうかは求職者自身が判断することです。

断る際には、紹介へのお礼と辞退の理由を伝えたうえで次の紹介につながるようにアドバイザーに連絡しましょう。

以下に、紹介された案件への応募を断る場合のメールの文例を紹介します。

お世話になっております。〇〇(名前)です。
先日は求人をご紹介いただき、ありがとうございます。

△△(医療機関名)様の求人を検討いたしましたが、
今回は応募を辞退したいと考えております。
理由は、◇◇の条件において希望に合わないと感じたためです。

大変恐縮ですが、希望条件に合う案件を再度ご紹介いただけると幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

〇〇(名前)

何社くらいに応募したら良い?

内定獲得のチャンスを増やすためにも、薬剤師の転職活動では6~8件ほどは応募しておくことをおすすめします。

その理由は、書類選考や一次面接など選考が進むにつれて転職先の選択肢が減っていくからです。

株式会社マイナビが発表した「転職動向調査2023年版(2022年実績)」によると、転職者が転職活動期間中に閲覧した求人の数は平均33.8件、応募した求人の数は平均8.6件となっています。さらに、面接を受けた数を見ると平均3.5件です。

応募から面接まで進んだ求人件数の割合は41.1%となっており、応募求人の半数以上は面接を受けずに選考を終えていることが分かります。

選択肢は多いほうが自分に合った職場が見つけやすくなります。

可能性を広げるためにも、複数の企業へ応募して内定獲得率を上げましょう。

良いキャリアアドバイザーに出会うコツは?

良いキャリアアドバイザーに出会うコツは、以下を確認することです。

  • 希望に合う求人を紹介するか
  • 早く連絡してくれるか
  • 薬剤師の転職事情に詳しいか

こういった点を確認し、大きな問題がない方は、良いキャリアアドバイザーといえるでしょう。

良いキャリアアドバイザーがいるか、事前に口コミを確認するのも効果的です。

担当のキャリアアドバイザーと合わなかった場合の対処法は?

薬剤師転職サイト・エージェントの担当者と相性が良くないと感じたら、「担当の変更」を申し出ましょう。

「変更したいなんて伝えたらトラブルになるのでは?」と不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、転職エージェントの担当者は変更が可能で、担当変更が問題になるケースは少ないため、安心して相談してみてください。

担当変更を申し出る方法としては、以下3つの方法がおすすめです。

【担当変更を依頼する場合の連絡方法】

  • 電話で伝える
  • メールで伝える
  • WEB上で申請する
薬剤師転職エージェントのなかには、「問い合わせフォーム」や「申請ページ」を設けているところもあります。

例えば、「ファーマキャリア」では公式ホームページの「よくある質問」において、担当コンサルタントを変更したい場合の連絡先を記載しています。

以下に、メールやWEBメッセージで担当変更を依頼する際の文例を紹介します。

これまでのサポートへの感謝の言葉を添えるなどして、丁寧な文面を意識しましょう。

お世話になっております。
御社のサービスを受けております、〇〇(名前)です。
このたびは御社に相談したいことがありご連絡を差し上げました。

私は現在、【担当アドバイザーの名前】様に担当していただいております。これまで【担当アドバイザーの名前】様
よりさまざまなアドバイスを頂戴し、熱心にサポートしていただきました。

一方、【担当アドバイザーの名前】様からいただく転職プランと、私が目指しているプランやキャリアとの間に認識の違いがあるように感じております。都度、方向性の確認は行っておりますが、面談や電話の際に意見が食い違うことが多々あり、改善が難しいように考えている次第です。

可能であれば、ご担当キャリアアドバイザー様の変更を検討していただけないでしょうか。
お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。

〇〇(名前)

薬剤師が転職サイトを使わずに転職する方法は?

薬剤師が転職サイトを利用せずに転職先を探す方法としては、以下3つのやり方があげられます。

  • ハローワーク
  • 直接応募
  • 友人・知人からの紹介

ハローワークでも薬剤師求人を取り扱っている場合があります。

ハローワーク(公共職業安定所)は、仕事をお探しの方や求人事業主の方に対して、さまざまなサービスを無償で提供する、国(厚生労働省)が運営する総合的雇用サービス機関です。

引用元:厚生労働省 ハローワーク

ハローワークは国が設置した期間なので、「信頼性の高いサービスを利用したい」という薬剤師の方にもおすすめです。

働きたい職場が決まっているのであれば、その薬局や病院のホームページ・採用ページから直接応募しても良いでしょう。

直接応募の場合、薬局や病院はコストをかけずに人材採用ができるので、採用活動の費用を抑えたい職場なら喜ばれるかもしれません。

直接応募という積極的な行動は「ここで働きたい」という意欲のアピールにもなるので、採用担当者の好印象につながる可能性も高いです。

友人や知人に転職先を紹介してもらうというやり方もあります。知り合いを通じて詳しい職場情報を事前に確認できれば、転職後のミスマッチも少なく済むでしょう。

ただし、直接応募や友人・知人の紹介の場合、「情報収集」「応募先との連絡」「書類選考や面接の対策」「条件交渉」といったことをすべて自分ひとりで行わなくてはなりません。

転職が初めての方、効率良く転職活動したい方、好条件・好待遇で転職したい方などは、薬剤師転職サイトを利用したほうが納得感のある転職が実現する可能性が高いでしょう。

薬剤師以外でおすすめの業種・職種は?

薬剤師以外での転職を考えている薬剤師の方には、以下の業種・職種がおすすめです。

  • 営業職
  • 介護職

この2つは未経験者でも内定をもらいやすい上、薬剤師での経験を活かせます。調剤薬局やドラッグストアなどでの接客は営業職に、医療における知識は介護職に役立つでしょう。

ただし、薬剤師に復帰する可能性があるなら、転職した後も薬剤師の勉強を続けることをおすすめします。

効率的に転職活動がしたいなら薬剤師専門の転職サイト利用がおすすめ!

転職活動では、求人探しや選考準備などやるべきことがたくさんあります。特に、薬剤師として日々忙しく働きながら転職先を探すのは簡単ではありません。

そんな忙しい方にこそ、転職サイトの利用がおすすめです。

紹介してきたように、転職サイトでは内定獲得のためのサポートを提供しています。加えて、求人先とのやりとりや必要な手続きなど、細かいことを代行してくれるので、求職者はその分、書類の準備や面接対策など選考に専念することができます。

限られた時間のなかで効率良く転職活動を進めたいなら、ぜひ転職サイトを活用してみてください。

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