新生八八機動部隊

著者:林 譲治
本体:951円(税抜)
発行年月日:2015年12月13日
判型/製本:新書判並製
ページ数:186
ISBN: 9784766732290
シリーズ:リュウノベルス

内容紹介

戦艦扶桑は昭和7年2月、第一次上海事変に援軍として派遣された。上海近海で航行訓練を始めようとした扶桑が、突然の衝撃と大音響に包まれる。それは針路上に敷設された機雷の爆発であった。自力航行が不可能となった扶桑は佐世保に曳航され、ドック入りとなる。軍縮条約により新規の戦艦建造は禁じられていたが、損傷した場合、代替艦の建造は認められる。日本海軍は扶桑の代替艦建造を名目に、ある秘策を推進した…。昭和16年12月2日、台湾に集結していた海軍第一特別機動部隊に、連合艦隊から「ニイタカヤマノボレ」の命令が届く。日本は連合国を相手に開戦を決意する!

著者紹介

林 譲治(はやし じょうじ)

1962年 北海道生まれ。
ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。
戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。
著書は『絶対国防圏攻防戦』『皇国の覇戦』『蒼海の帝国海軍』(以上小社刊)
『興国の楯』『大東亜の矛』『ストリンガーの沈黙』など多数。

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