著者:高貫布士
本体:1100円(税抜)
発行年月日:2016年11月25日
判型/製本:新書判並製
ページ数:280
ISBN: 9784766732405
シリーズ:リュウノベルス
内容紹介
南シナ海にある南沙諸島はベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、中国の5カ国が領有権を主張。互いの主張する領有権が複雑に入り組んだ海域になっている。各国は沿岸警備隊や海軍艦艇、航空機を派遣して監視や警戒を続け、まさに一触即発の状態にあった……。
ベトナムからアメリカに、中国が南沙諸島の環礁で秘密作業を決行中という極秘情報が届く。米政府は偵察衛星の活動で、中国が航空基地を建設中であることを知る。南シナ海での領有権の拡大を目論む中国に対し、米政府はASEAN諸国に深刻な影響を及ぼすことを懸念。
米日豪による統合多国籍海軍を編成し、中国の野望阻止に動き出す!
著者紹介
高貫 布士(たかぬき・のぶひと)
1956年生まれ。神奈川県出身。
学生時代に軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出夫氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。 出版社勤務を経て、軍事アナリスト・作家として活躍する。
著書にはノンフィクション、フィクションと、多数ある。
「大日本帝国欧州参戦』『大日本帝国欧州激戦』(ともに小社刊)
『蒼溟の海戦』(有楽出版社)
『新東亜大戦』(学研)など。