著者:中岡潤一郎
本体:1000円(税抜)
発行年月日:2019年8月7日
判型/製本:ノベルス
ページ数:204
ISBN: 9784766732740
内容紹介
三方ヶ原で織田・徳川軍を破った武田信玄は、翌年に尾張へと突入した。その先鋒が那古野城に迫った時、突如、織田信長は降伏を申し出て武田家の軍門に降り、信長は信玄の命に従って働くこととなった。
試練の時を過ごした信長は、3年後の天正3年(1575年)に尾張で蜂起し、尾張と美濃を取り戻す……。
臥薪嘗胆の時期を終えた織田家の前に立ちふさがるのは、東と西に分かれた武田家。信長は近江を押さえる西の武田勢への攻撃を決断する。しかし、京を出て駿府に引きこもった信玄は、なぜか沈黙を続けるのだった……。
著者紹介
中岡 潤一郎(なかおか・じゅんいちろう)
1968年生まれ。東京都出身。
テクニカルライターを経て作家デビュー。太平洋戦争や戦国時代を舞台とする架空戦記を中心に活躍中。 著書に『真・マリアナ決戦』(弊社刊)、『新世界海戦1946』(学研)、『やさぐれ同心忠次郎』(コスミック出版)など。