著者:林 譲治
本体:1000円(税抜)
発行年月日:2018年4月11日
判型/製本:ノベルス
ページ数:192
ISBN: 9784766732580
内容紹介
紀元2600年の特別観艦式後の演習で、伊号潜水艦が味方駆逐艦から発砲を受けて沈没した。
海軍当局が事故原因を徹底調査した結果、海軍組織に潜む問題点が浮き彫りになる。
確実な通信手段の確保、軍令部作戦課に潜水艦の専門家を入れる、作戦に柔軟性を持たせる
――漸減邀撃作戦は根本的な見直しを迫られた……。
委任統治領のポナペでは、開戦と同時に米航空基地に奇襲攻撃をかけるため大型飛行場の建設が進められる。
そして1941年12月8日未明、ついに陸攻隊が出撃する!
著者紹介
林 譲治(はやしじょうじ)
1962年、北海道生まれ。
ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。
著書は『新生八八機動部隊』『絶対国防圏攻防戦』『皇国の覇戦』(以上小社刊)、『南太平洋大決戦』『陽動ミッドウェー海戦』(電波社)など多数。