著者:中岡潤一郎
本体:1000円(税抜)
発行年月日:2019年12月09日
判型/製本:ノベルス
ページ数:216
ISBN: 9784766732795
内容紹介
三方ヶ原で織田・徳川軍を破った武田信玄は、翌年に尾張へ突入した。その先鋒が那古野城に迫ると、 織田信長は突如、降伏を申し出て武田家の軍門に降った。試練の時を過ごした信長は3年後の天正3年 (1575年)、ついに尾張で蜂起。
信長は尾張と美濃の奪還に成功、さらに近江で武田勢の主力を撃破する。
京に逃れようする武田勢に信玄から下知が届き、西の武田領を捨てて信濃に向かう。その頃、京では 信玄の策により火が放たれ、町は炎に包まれた……。
織田を叩いて国を作り変える――鬼謀をめぐらす信玄に追いつめられる信長、その運命は!?
著者紹介
中岡 潤一郎(なかおか・じゅんいちろう)
1968年生まれ。東京都出身。
テクニカルライターを経て作家デビュー。太平洋戦争や戦国時代を舞台とする架空戦記を中心に活躍中。 著書に『真・マリアナ決戦』(弊社刊)、『新世界海戦1946』(学研)、『やさぐれ同心忠次郎』(コスミック出版)など。